はじめまして♪
HDDの構造から、磁気記録ですのでVHSやカセットテープと同様に劣化する事が予想されます。
しかし、デジタル化したデータと言う物は、ギリギリでも読み取れたら全てクリアに再現出来ます。逆に言えば、今クリアに再現出来ていても、明日には全て読み取れなく成る可能性が有りますね。
HDDと言う物は、ミクロ的な磁気劣化によるトラブルより、物理的トラブルでデータ消失事故が桁違いに多い物です。
長期保管には、違う種類のHDDへバックアップ、DVDやBD等の板物へのバックアップ、災害等の影響も考えますと、遠方の親戚等へもバックアップなどなど、、、
数十年以上のスパンで考えた場合、デジタル機器は進歩という名目で機器の接続環境やらソフトの形式が変わって行きますので、変化の節目ごとに新しい方式に対応可能な新たなバックアップを続けて行く必要も有るでしょう。
パソコン愛用歴20年以上ですが、HDDはいつか必ずクラッシュする物、運が良ければ20年経過しても動く物も有ります(SASI接続なので、当時のパソコン以外で利用出来ませんが、、)。逆に購入後数ヶ月で壊れた物も有ったりします。
なんだかんだで、7台位は壊れたかな?
ここ数年程の大容量ドライブは、まだ壊れてませんが、たまたまハズレに遭遇していないだけなのか、本当に信頼性が上がったのかはまだ個人的な判断は出来ませんので、いまだにHDDは消耗品という感覚があります(個人的感想ですよ。)
HDDの破壊は、体験上から「熱」が最も重要かと思えます。 長時間連続フル動作って、丸ごとバックアップとか、HDD内のクリーンアップなど、の最中や後で壊れた事が大半だったように思いますので、コンパクトで熱対策が不十分な物や、詰め込み過ぎた小型パソコンなどで壊れやすいようです。
また、BDはまだ利用していませんが、CDやDVDも物や保管、焼き込み状態等で数ヶ月とか数年で認識出来なく成る事も有ります。特に安売り品では50枚パックで2年後に4~5枚しか読み取れなかった事も有りました。(まだ、そんな粗悪メディアが出回っているのかな?)
危険性を避ける方向で、全てを考えますとちょっと非現実的な状況に成りかねませんので、ドコカで妥協が必要でしょう。
とにかく、HDDに記録、そのHDDが動かなく成る前提で、なんらかのバックアップだけは考慮してください。
デジタル信号が劣化しても、信号が有れば画質等の劣化は現れません。 しかし、信号劣化で信号が読めなく成った瞬間に全てを失います。
しかし、信号が劣化して読めなく成る前に、他の理由で全てを失うはずですので、バックアップだけは必須と考えてください。
お礼
ご丁寧に回答頂きましてありがとうございます。 HDDは消耗品という認識で私も考えております。 ソフトを使用してRAID構成をしている訳ではありませんが、 物理的に同じデータを別のHDDへ分散して リスクヘッジをしております。 HDDが「熱」に弱いとは知りませんでした。 重要な情報を御提供頂きまして感謝しております。 ありがとうございました。