インチアップとはホイールの外径を大きくすることですが、重要なのは「タイヤの外径は変えない」という点です。すなわちタイヤ外径はそのままに、中に入っているホイールを大きくするので、当然ながらタイヤは薄くなります。
<メリット>
・主観による部分も大きいですが、適度な大きさにインチアップすれば、外観が良くなると思います。
・純正ホイール径が小さすぎる場合、速度が上がったり横風が強かったりした場合にフラフラ感が出ることがありますが、タイヤが分厚すぎてたわみすぎることにより安定感が無くなっている場合があります。そういう場合は適度にインチアップしてタイヤを適度に薄くすれば、フラフラ感が改善されます。
・コーナリングの際に、ハンドルを切ったことに対してクルマの向きが変わる反応が悪いと言うか、曖昧な感じがする際に、タイヤが分厚すぎてたわみすぎていることが原因の場合があります。そういう際は、適度にインチアップしてタイヤを適度に薄くすれば、ハンドリングが良くなります。
<デメリット>
・タイヤホイール全体で見た時にホイールの占める割合が大きくなるので全体では重くなります。従って加速、減速、燃費などが悪くなります。
・タイヤが薄くなるので、路面の凹凸を拾うようなゴツゴツ感(=同乗者が主に感じるようなゴツゴツ感)は悪くなります。良くも悪くも、路面の凹凸を「ストレート」に拾うようになります。
私が知っている(思いつく)内容は以上です。参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございました。参考になりました