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海外では意外とこういう関係ってありますか?
彼氏や彼女がいても他の異性と肉体関係になったり、 結婚していても配偶者以外と恋愛したりするのを普通に受け入れている 国ってありますか? 先日、フランス映画で 元カレ・今カレ・彼女という3人が仲良く出かけるってシーンがありました。 しかも元カレが復縁を申し込んでいるのに今カレは何もいいません。 (その辺の判断は彼女に一任って感じ)
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日本では、婚姻中に配偶者以外と肉体関係を持つことは、貞操権の侵害で罪になりえます。 そういう法律のない国も、もちろんありますよ。 もともと一夫多妻、多妻一夫の国もあり、そういう国では配偶者以外と恋愛しても正当だったり。 お書きのフランスやイタリアは、(他人の)性事情に寛容ですね。 例えばイタリアのベルルスコーニ首相は、前の奥さんと婚姻中に浮気をし、離婚。浮気相手と再婚していますが、一国の首相です。 日本ならまずあり得ませんねぇ。 ただ、現在少女買春の疑いがあり、さすがにそれは性に寛容なイタリア国民も黙っていられないとみえて、抗議デモが行われたりしています。 ただ、実際問題目の前で彼氏彼女や配偶者が別の相手とセックスしていても、平然としている。 なんてことは、ありません。 むしろ、自分の恋人/配偶者に対しては、かなり嫉妬深いですし、浮気には厳しいです。 浮気で大喧嘩!なんて、日本人より派手ですよ。 常にどこに行くにも何をするにも、一緒にいて当たり前ですから。嫌いになったら一緒になんてとてもいられませんし。 お互いの間にひとつでも偽りがあったら「でも長く付き合ったし、情があるし、別れられない・・・」なんて言わず、きっぱり冷たくお別れです。 ですので、フランスの離婚率はとっても高いです。 映画のシーンは、「可能性がある。けれども、実際には自分を選び浮気はしないハズだ」という思い込みがあるからできるだけで、「本当に浮気をしてもかまわない」わけではありません。 元カレと今カレと仲良く出かける。復縁申し込み中でもOK!というのは、フランス人今カレの「俺のほうがいい男なんだから、あいつを選ぶわけがないさ」という自信と、 元カレの「俺のほうがいい男なんだから、俺のところに戻ってくるさ」という自信が背景にあるでしょう。自己主張したもの勝ちなお国柄、育てられ方によるのでしょう。 日本人は「謙虚」を美徳として育てられますから、そういう自分への根拠のない過信をあんまりしませんね。 また「復縁を申し込んできている元カレと一緒に遊ぶなんていやだ!」なんて言ったら、彼女に「あなたアタシの愛を信じてないの!?ひどすぎる!!!サイテー!」なんて、大喧嘩ですよ。 まして、自分の「俺はあいつよりいい男」というプライドもありますから、そんなことは絶対に言わないだけです。