親しみを込めて握手する時は「両手」でするものです。単なる社交辞令なら片手で充分ですが、韓国・中国・等では両手で握手は、もう最大限の親しみを込めての時にやるものです。suyonn07さん、かなりその男性に慕われているんですよ。
握手に関してのよもやま話
1)日中国交正常化交渉で時の総理、田中角栄が中国の空港に到着した際、出迎えた中国首相、周恩来。2人のその時の握手は片手で、軽い感じのものでした。そして晴れて「日中共同声明」に日中両国が署名し声明を交換した際、その握手はもうお互いの手を握りつぶさんばかりの力強い握手に変わっていました。田中も周も両手で握手を交わしたかったそうですが、邪魔ものがありました。それは共同声明の文書です。お互いにそれを持っていた為に両手でしたくても出来なかったというエピソードがあります。
2)北朝鮮を電撃訪問した小泉元総理。金正日と初めて対面した際も「日朝平壌宣言」を交わした際も握手は片手で、しかも軽い感じでした。小泉さんは拉致被害者の死亡が事前に伝えられ、胸中は「怒り」に震えていたそうです。ですから、金と初めて対面する際に眉間にシワを寄せ、険しい顔で会談場所に現れましたが、あれは緊張からではなく、怒りからきたものだ、と小泉さん自身が後に語っています。昼食も同席を促す金に対し「お断り」をいれたのは有名なエピソードで、小泉さんの怒りがいかばかりだったかを物語っています。
お礼
客観的意見、ありがとうございます。 とても参考になりました。