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ショパンの映画
こんにちは。 最近ポーランドで上映された 「Pragnienie milosci」(愛の渇望)という ショパンの伝記映画について 日本で上映されますか(されましたか)? 今後、観れる可能性はありますでしょうか? 何か情報をお持ちの方、よろしくお願いいたします。
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今晩は。 アメリカの映画データベースなどで調べてみると、本国では昨年春に一般公開されていたようです。或いは国際映画祭に出品されたりして、高い評価(芸術的、または商業的)を得ていれば、映画会社によって買い付けが行われている筈です。 多分その場合には邦人系の会社が買うことになるだろうと思います。しかし本国での公開から1年半を過ぎていて、今だに日本語のウェブページにほとんど情報が無いと言うことは買い手が付いていない、という可能性が高そうです。 この辺は情報誌のぴあや、専門誌のキネマ旬報に年に一度掲載される各社のラインアップを参照すれば即座に判るでしょう(残念ながら私は共に購読するのを止めてから久しくなります)。 http://www.kinejun.com/kinema/bkno/200302_2.html ポーランド大使館の催事案内では今年は映画に関するものは無いようです。もし上映される可能性が有るとするなら、東京国際映画祭をおいてはなさそうな気がします。 http://www.tiff-jp.net/index_j.html しかし東京国際は以前とは違って、外国の新作をコンペティション以外ではほとんど上映しなくなってしまいました。もしこれが招待部門に入らなければ、やはり可能性はないでしょう。 そうするとあとは気長に何らかの映画祭の上映作に入ることを期待するくらいしか方法はないと思います。あるいはショパンがらみでなにかよほど大きな話題か、イヴェントが有って、それに乗じて上映されるかですが、これも期待しない方が良さそうです。 国際映画祭で高い評価を受けたような作品でも輸入公開されない作品と言うのは数多く有ります。そういう状況を考えると、お尋ねの作品が日本で観られないままに終わるとしても止むを得ない、という風にご理解下さい。 そうであるなら、多少は業界を知っている映画を愛する者としては心が休まります(本当は観られない作品が多いことに怒りを感じています。しかし、声を挙げて訴えれば映画会社がその作品を買い付けてくれる、などということはほぼ完全に有り得ないわけです。そうなると悔しい思いを抱きながら沈黙せざるを得ない。実情はこんなところです)。
お礼
早速のご回答、しかも大変詳しく教えていただいて 本当にありがとうございます。 2010年の「ショパンの生誕200年」に淡い期待を 持ちたいと思います。 ありがとうございました。