質問者様はアメリカと日本の食文化のどついらが優れているかを聞いて
いるのではありません。元の表現は「アメリカの食文化は低いのか?」
という事でしたが、補足によりアメリカを含む各国の食文化の成り立ち
と違いについてへと変化してきています。
No.8の回答者さんの
>米国には米国のいいところがあって、そこを見てあげればよい
これは正しい意見です。カリフォルニアワインは偉大で、あの値段で
あんなに美味しいのはチリかポーランドくらいでしょう。
イタリアやフランスのワインでは対抗できません。
しかし、値段の高いワインはほとんどがフランスかイタリア産です。
値段が全てではありませんが、値段はかなり重要なポイントでしょう。
食文化は個人の好みであり、個人の意見の総括であるでしょう。
しかし、ある程度その力を測る方法はあります。
高級ホテルの最上階にあるレストランはフレンチ、中華、和食の
いずれかです。アメリカ料理の店があったことはありません。
>米国にもポテトスキンという料理が
知りませんでした。アメリカ流の工夫を加えた美味しそうな料理ですね。
しかし、日本人やフランス人がポテトを前にしたらまた別の美味しい
料理ができあがるはずです。アメリカではその逆があるかもしれませんが、
絶対数が少ないのです。日本人、フランス人、中国人には扱えても
アメリカ人には扱えない食材が多いのです。
日本料理店は世界中のどこに行ってもあります。しかし、アメリカは
国家規模が日本の4~5倍にかかわらず、アメリカ料理店が世界中に
少ないのはどうしてでしょうか?アメリカ料理にもいいところはありますが、
全体として受け入れられていない証拠ではないでしょうか。
>米国で旨いモノ見つけて大げさに感動した方が
アメリカにも美味しい物はたくさんあります。特に、オレンジ、レモン、
ポテト、コーンなどはどこよりも美味しいです。そういうものに対しては
普通に美味しいと思えばいいのです。
日本の料理人は普通に美味しい素材を、料理によって損なうことなく普通に
調理することを考えています。大げさである必要はないのです。
>日本の食文化が今のようになったのはごくここ数十年の間
例え、1年であろうともそれが受け継がれていくのならば食文化です。
日本の家庭に電子レンジや冷蔵庫は欠かせません。ここ30年くらいで
普及したものですが、食文化の一端を担っているといって良いでしょう。
電子レンジを利用した蒸しもの、冷蔵庫をりようしたるいべなどは
すでに文化の域になっています。
また、寿司に関しては江戸時代には主流が「はや寿司」になっていた
のではないでしょうか?ただ、これはどうでもいいことで、なれ寿司
もはや寿司(江戸前)も今に伝わっているのだから文化です。
お礼
回答者様は皆非常に情熱的な回答をしてくださり、大変ありがたいのですが、 私の諸外国の文化に関する知識が足りないあまり十分なお礼文を書けているか自信がありません。 しかし、この質問の回答を包括的に見るに、 >>米国には米国のいいところがあって、そこを見てあげればよい >これは正しい意見です。 この意見が皆様の中で共通しているのかな、と思いました。 まさに、その国の良い所を見ればいいのですよね。 外国と比較しようとしても、細かい条件があると一概に優劣を決めることもできないわけですし。