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戦災で瀕死の火傷をした患者に何故水を飲ませてはダメなのか?
瀕死の火傷を負った重症者に何故水を飲ませてはならないのでしょうか。 重傷者は何故水を欲しがるのでしょうか? 教えてください。 緊急の時に対処したいと思います。
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緊急時の対応というのは患者さんの動かし方一つでも難しいのでとりあえず「瀕死の」状態に対する一般論としてお答えします。 一般的に意識がはっきりしない人に水を飲ませると,むせたり下手をすると気管に水が入って窒息する危険があります。また,これから手術をしたり,呼吸を補助する処置が必要になったとき,胃の中に水などが入っていると嘔吐してしまうことがあります。 また緊急時にはやけどの他に内臓の損傷がある可能性も考えなければなりません。 やけどに限らず重傷の方には今後の方針が固まるまでは水を飲ませないほうがいいでしょう 緊張しただけで唇が乾くことはご経験がおありと思います。けがをした人にも同様のことがいえます。とくにやけどの場合,皮膚の損傷部から相当の水分が失われます。これに対しては適切な水分の補給が必要ですが,かなり大量の水分補給になるため普通は点滴注射で補います。 もし患者が意識がはっきりしていてひどい乾きを訴えてもたとえばぬれた布で唇を拭く程度にしたほうがよろしいでしょう。
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- ticky
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専門家ではないので、参考程度にしてください。 間違っているかもしれません。 体液が少なくなったり、濃くなったりしたら、「喉が渇く」ものだと思います。 重度の熱傷だと、当然体液が多く失われると思いますが、このようなときに「水」を飲ませても、補給されるのは水分のみで、ミネラル(ナトリウムやカリウム)は、補給されません。 さらに体液が失われて、また水を補給するというようなことをしていると、どんどんミネラルの濃度が下がってきて、生命が危篤な状態になってしまうと思います。 #生理食塩水とかなら、まだいいのかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 感謝いたします。
お礼
重傷者に水を飲ませるのがどれだけ危険なのかが大変良く分かりました。 ご多忙のところ、貴重な時間を割いて頂き感謝いたします。