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プリアンプの違いによる音楽の楽しみ方
現在プリメインアンプを使用し、クラシックとジャズボーカルを聴いています。ソースはCDですが、古い録音の物がほとんどです。そこで60年代に評判の良かったプリアンプを入手して現行のメインアンプ部に繋ぎ、カートリッジの換装のように、当時名器と言われたプリアンプで音色の違いを楽しみたいのですが、やはり、パワーアンプも換えなくては効果も薄く無理な話でしょうか? 使用アンプ:LUX38FD2 スピーカー:タンノイ3LZ 愛聴盤:ジネット・ヌヴー、ダイナ・ワシントン 候補のプリアンプ:QUAD33、McintoshMX110のプリ部
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ほかの方がていねいな回答をされているので、ちょっと気が引けるのですが…。 結論から言えば、プリだけ交換しても、かなりの効果があると思います。 私も最新のD級パワーアンプを使っていますが、気に入ってはいるものの、少々さっぱりしすぎている感じがしたので、プリだけクラウン(国内ではアムクロンというブランド名です)のSL-2に換えてみました。 すると、なんとも、しっとりと落ち着いた、それでいて、ほんのり色気のある私好みの音に大変身したではありませんか! 音楽性もまちがいなく増したようで、大成功、万々歳です。 で、これに気をよくして、今度はマッキントッシュのC22(ただし、レプリカ)を取り出してつないでみたら、今度はSNの悪さが災いして、大失敗。音は好みが分かれると思います。 というわけで、プリとパワーは同じメーカー同士がいいというのが一般的でしょうが、いろいろ組み合わせを試してみると、意外な面白さが発見できるのではないでしょうか。 私も今度は、あのML6を手に入れて挑戦してみようか、などと思い切ったことを考えています。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ あこがれの名器が、、、 #1回答者様の機器等はすごいらしいですねぇ~~。 スピーカー工作が子供の頃から続いている趣味の一つなのですが、、、、 アンプのパワー段とスピーカーは組み合わせた時の相性が重要で、プリはカートリッジとの相性度を優先して考えています。 パソコンはMacintosh(スペル違いますよ)が今は好みですが、中学生の頃に父の知人が誘ってくれて4つ隣町のオーディオ好きの方のサウンド、A7とMcIntoshの組み合わせに違和感を、、、、 大人に成った今ではシステムが悪かったのでは無くて、利用者の使い方かと、、、 ソースがCDとの事ですので、あまりプリに重きを置くのはどうかと思います。 しかし、日本人好みの正確な再生方向でC22は#1回答者様のご意見に賛同いたします。 廊下に置いた夏場だけの縁側お昼寝用システムは755と1999年に購入したトランジスタのマランツアンプにノートパソコンです。 スピーカー工作好きですが大音量を目指したときと逆に庭に来た小鳥に邪魔にならないように音量を絞って行くとアルテックスピーカーって最近のエフェクトが多いJ-Popも歌詞が聞き取れるので驚きましたよ。 往年の銘機はプリでも個性がありましたので、個性の少ない国産機では無いようですからぜひとも試してみてください。 ただ、かなり年数が経過してますので状態の良い個体に巡り合ってくださいね。 ほんと、うらやましいなぁ~~♪
お礼
AE755を自作エンクロージャーでご利用とのこと、すてきなお庭と小鳥の来訪もうらやましい環境ですね。 昔々三菱P610を縦に3発並べたスピーカーを聴いたことがあり、オベラ好きなら4発くらいにすれば音場奥行きがより広がるだろうと、スピーカーを購入、結局平面バッフルで試用する機会もなくダメにしたことがあります。(工作機械もなく、オペラが好きでもなかったので・・・)木を削る感触の良さは知っていたつもりですが、合板等を加工する技術体力?は到底ありませんでした。 Macのituneは同名曲を色々並べて聴いて、キーの合う演奏と合奏するのに最適ですね。AMARRAを介すると音場も広がり、某製品からM2TECHに換えてからは、使い勝手もありこちらが主になっています。 バットネのソファの上でウツラウツラしながらの鑑賞も目指したところですが、より実体の感得される相手(オールド・ステレオ装置)と下手なりに合奏する目的が見えてきたので、まずはQUAD33から試してみたいと思っています。投稿ありがとうございました。
- jupitan
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とても良いビンテージ品をお持ちですね。 このアンプ、スピーカーとオルトフォンとの組み合わせは、かつて五味康祐氏をして「黄金の組み合わせ」と言われマニア垂涎のシステムでした。 私も38FD(IIではありません)を所有していて普段はソリッドステート・アンプ(サンスイとヤマハが主)でクラシックを聴いていますが、たまに繋ぎ替えて往年のラックス・トーンに浸っています。管球式ならではの雰囲気の良さと最新TR式にも劣らない全域にわたりレスポンスの良さ、みずみずしさ、そして何といってもこの一連のモデルに搭載された名・出力トランス、出力管が実に音楽性豊かな音を聴かせます。往年のクォード、マランツ、マッキントッシュなどと比較しても堂々と渡り合える間違いなく我が国を代表する名機だと思います。 さて、仰せの様にプリやパワーをいろいろと繋ぎ替えてその音色の変化を楽しむ方法も確かにあります。 かつてLP時代のカートリッジ交換ほど一般的ではありませんし、何よりもお金がかかりますので・・・ しかし、オーディオは趣味の世界。これといった結論や到達点は無いわけで、その楽しみ方も色々。 特にアンプやスピーカーは音色を決める比重の大部分を占めていますし、合わせてその意匠や風格といった視覚的な存在感も少なからず影響するでしょう。 各アンプやスピーカーとの相性も大事です。こればかりは物理的なデータ云々は殆ど関係なく、それぞれ機器を繋いで実際に出てきた音を聴くしかないかと。 候補の機種では特にマッキントッシュのものが興味深いですね。 確かプリとFMチューナーが一緒になったものですよね?プリとしては名機C-22がありますが、音の傾向としてはこちらのほうが聴きやすくて疲れないということを聞いたことがあります。よりマニアックか少々カジュアル的レシーバー感覚か、好みの分かれるところでしょう。組み合わせるパワーアンプは同社MCシリーズもありますが、如何せん高価ですよね。質問者様はある程度お金に余裕がおありなのかな?そうだとしたらこの終わりの無い?贅沢な趣味のためには好都合この上ないと甚だ羨ましく思います(笑) 例えばタンノイと好相性なのは文句なしにC-22、MC-275というのは昔から言われていますよね。あと、マランツなら7と8Bなど。そして、クオード33なら303。いずれも同じメーカー同クラスのセパレート同士の推奨組み合わせです。まずはこの組合わせでじっくりと音を聴き、それでどうしても納得出来なかったり違う音を求めるなら、或いは気分転換として、もっと自分の好みの音を探すために他のメーカーとの組み合わせへと移ってみられることをお奨めします。 ジネット・ヌヴーがお好きなのですか?彼女の弾くフランスものやブラームスのコンチェルトはいいですよね。音源はモノラルながら完璧なテクニックに支えられた芯のある音楽性高いその音は今聴いても新鮮さを失っていませんね。 是非、タンノイIIILZを鳴らしきる理想のアンプの組み合わせに巡り合われることを!・・・
お礼
長文の回答、ありがとうございました。 お話の中のマランツ、マッキントッシュはジャズ喫茶全盛の頃、ステータス的装置でしたね。アルティックA7で聴くボーカルは、それこそ唇からツバキの飛び散るのが見えるがごとく生々しく迫ってきたものです。 ただ、私のタンノイはスピーカーの箱鳴りのせいか小音量で聴いても女性ボーカルの像(顔)が大きく感じられ落ち着きません。(最近オーディオショップから借りたアルティックのコロナという古いブックシェルフ型のスピーカーとつなぎかえ聴き比べそう感じました。レンジも狭く、オーケストラも朗々と歌わないけれども、ボーカルに関しては懐かしい声が聞こえてきて好印象でした。) それで、CD主体、PCオーディオ移行期の現代は、アンプ等をたくさんお持ちのオーディオファンの中に、つなぎ替えで音色音像の調整をされている方がいらっしゃると思い、全くの電気機械音痴ですがお尋ねした次第です。 当時三種の神器ではありませんが、加えてデュアルのプレーヤー、シュアーのカートリッジ等がベストマッチとされ愛用してきましたが、捨てることの嫌いな年代なものですから、せめてメインアンプだけは現行に残して活用したいと考えています。 好きな演奏家等:ネルソン・フレイレ、レジーヌ・クレスパン(二人とも学生時代に聴きました。)、デューク・ジョーダン(喫茶店で聴きました)、マキシン・サリバン等々、ジネット・ヌヴーにご理解の方にはきっとこれらの演奏家も納得されると思い加筆しました。
お礼
家庭用電蓄の話題に、マークレビンソンを目標にしている方からの来訪を受け恐縮しています。スピーカーの話ですと、なんとか回答者様の趣味趣向が想像出来る(つもりな)のですが、C22を所有、ましてこれを死蔵(失礼)していたなど、次元の違うお話で・・・。 質問者がC20でもなくMX110、QUAD22ではなく33を候補にしたのは、名真空管アンプの雰囲気を残しているであろう後継機種を、経費の制約から選ばざるを得ないからで、レプリカであろうと#7やC22が試せるのなら、どんなにか幸せなことでしょう。というのも、最近読み直している名曲決定盤(あらえびす著)を読み進め、復刻されたCDを再生する時、自分の装置がSP盤LP盤初期の名演を、当時の名器(蓄音機)以上に再現しているはずもないとの認識からです。乏しい音量音質の中から演奏の美音を汲み取られた先人の感性に畏敬を感じるとともに、自身これからも音楽から感動を受けられたらと思います。後押しのご意見・体験を投稿くださりありがとうございました。