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プレドニゾン内服の海外での使い方
- トビヒからアトピー性皮膚炎でプレドニゾンの内服を処方されたが副作用を感じる
- プレドニゾンの内服量について心配がある
- 海外での強い薬の使用に不安がある
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質問者が選んだベストアンサー
湿疹がどのようなものかわかりませんが、薬の処方期間と量から考えると「アトピー性皮膚炎に」というよりも急性皮膚炎として処方されたものと思います。 2週間程度の期間に漸減していますので、量として多い、というほどのものではありません。 私は海外で長く診療もしてきました。 「外国では薬の量やmg数が日本より多いとか強いとかよく聞くので心配です。」というのは日本の医師がつくってしまった誤解なのです。 海外在住の方ならよくご存知のように、欧米も含めた海外では、体格の個人差がとても大きいですよね。日本人の何倍もの体重の巨漢欧米人もいれば、日本人よりずっと小柄できゃしゃなインド系もいます。ですから、外国での処方は成人でも「体重kgに対してどれだけの処方」というように考えていくのが常なのです。日本の医者はその習慣が無く、むしろ処方量については大雑把で薬の量は「体格より病気」で決めている場合がほとんどなのです。これは理屈からするとナンセンスです。「外国での薬は投与量が多い」なんて一般的に言っている医者は外国での診療経験が無い言えます。 というわけで、副作用があったとしても量的な問題より、個人的に「合う・合わない」の問題のようです。多めの水ととともに服用することと、一日の服用量は変えずに2回に分けて飲むことなどでどうでしょう(つまり小分けにして飲む)。もし、既に2錠を「朝・夕」に服用しているのであれば、半錠ずつ4回に分けてもよいです。それでも気分が悪ければ減らすしかありませんが・・・。
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- USB99
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> 日本の医師がつくってしまった誤解なのです では、ありません。例えば、サンフォードを見ても、抗菌薬の使用量は日本で使用される量よりずっと多いです。米国帰りの医師はよく不平を述べますが、米国での使用量が使えなくて困る場面はそうありません。 (たまにはある)。 人種間の問題は特に血栓症領域で痛感し、米国本社の血栓症領域の治験を2社担当しましたが、米国での使用量では出血関係の合併症の増加があります。実際、ワーファリンの使用量をみても米国のstudyではPT-INRが3までは安全とありますが、日本人ではPT-INR2.5以上で脳出血の頻度が増加します。 アトピー性皮膚炎での使用量も日本では0.1~0.2mg/kgですので、25mgであったとしても100kg超の体重が対象です。50mgという使用量は1mg/kgを想定しているかと思いますが、日本だと天疱瘡などの難治性皮膚疾患に対する使用量です(それでも0.5~1mg/kgが標準)。 アトピー性皮膚炎としては多いという印象はぬぐえません。
お礼
回答ありがとうございます、私自身医薬品業界におりましたので、やはり薬に関しては敏感になってしまいます。ワーファリンに関しては欧米諸国と日本ではPT-INR以外でも食文化の違いについて聞いた事がありますね。今回の自分の件では、薬品の種類によっては欧米人とアジア人の血液成分や体格の違いでこの量でよいか医師に質問した方がよいと感じました。 私自身、アトピーを持っていると知らずに生きてきたので、アトピーやしっしん等の知識不足だったせいもあるようです。これから詳しく勉強してみようと思います。 確かに対アトピー性皮膚炎であれば量が多いとは思いますが、他の方の言われた急性皮膚炎と考えれば理解できる気がします。 日本の情報を参考にしていると、50mgという量が、確かに難知性に使われる印象だったので驚いたのは事実です。 色々意見を頂き、とても勉強になります、ありがとうございました。
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
一般的なアトピー性皮膚炎に対する内服量としては、日本の感覚では多いです。ただ、新たな湿疹の程度次第なので、妥当な量かはなんとも言えません。
お礼
回答ありがとうございます。確かにアトピー性皮膚炎に対してでは多いと思います。私の場合は 重症のアトピーでもなく今回とびひからアトピーがひどく出たケースでした。 しっしんが治りがけの患部に突発的にまとまってでたので、それに対しての量だと思えば妥当のようでした。 今後はその都度ちゃんと医師に聞いて見る事にします。
お礼
分かりやすい回答ありがとうございます!!新たなしっしんを急性皮膚炎として診断されたのであれば確かにこの量でも納得ができます!期間も短期ですし。2回に分けて服用にしてみました。2回に分けてからは気分も悪くなることはなく、問題はなくなりました。一日2回2錠の使用は何とか無事越えられたのでこれからはさらに気も楽です。この国は移民が多いのでアジア系の小柄な女性もそれなりに診察に来ていました、確かに日本より色々な体格の方が多いです。 自分自身、海外での薬使用に対してかなり神経質に考えすぎていた部分もあるのだと思います。 こちらの国では服用法を指示される場合とただ単に一日2錠などと言われる場合があるので、今後心配な場合は飲み方も聞くようにしてみます。 海外で病気になると精神的不安の方が大きかったのですが、ほっとしました。 お忙しいところわざわざお時間を裂いて頂き、本当にありがとうございました。