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ショパンのピアノソナタ2番でおすすめのピアニスト
- ショパンのピアノソナタ2番でおすすめのピアニストを教えてください。
- 私の師匠からおすすめされたショパンのソナタ2番を勉強することにしました。音源の探し方やピアニストの演奏を聴いてみましたが、まだ物足りないと感じています。
- 私は「サンソン・フランソワ」のショパンの演奏が好きです。しかし、彼のソナタ2番の演奏はまだ聞いたことがありません。一緒にご感想を聞きたいです。また、他のピアニストの良い演奏も教えて欲しいです。
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こんにちは。 大曲に挑まれるのですね♪ ポリーニの演奏は機械的と称する人もいるくらいで 緻密で計算された冷静な演奏だからかな~?と思ったりします。 でも私は好きですけどね(笑) フランソワのショパンは私も好きですけど 同じくソナタは聴いていません(^^; フランソワはなんとなくソナタ向きじゃない感じがして… なのでフランソワのソナタに関しては,申し訳ないのですがお答えできません。 私がソナタ2番のオススメをしたいピアニストはアルゲリッチ♪です。 彼女の情熱的で自由奔放でありながらコントロールされた内面と,卓越したテクニックで奏でられる2番は非常に魅力的で ショパンソナタの持つ性格を見事に表現していると思います。 もう一人はホロヴィッツ。 この方はショパンに限らず(私はラフマニノフのp協3番が大好きですけど)驚異的なダイナミックレンジを持つピアニストでした。ある本で『ホロヴィッツの迫力に満ちたフォルテシモは,決して物理的に特別大きい訳でなく メゾフォルテからピアニシモの間に細やかな段階づけや豊かな表情があるからこそ,フォルテシモが効果的に感じられるのである』と読んだことがありましたが 多彩な音色の豊かさに関してオススメしたいピアニストです♪ 演奏の好みは聴き手によって様々ですので なかなか難しいところではありますが 質問者さまの良き演奏のお役に立てれば…と思い回答させて頂きました。(普段この手のご質問は避けているのですが,笑) 最後にオマケのお話しを。 私の友人がコンサートでこの曲を演奏する直前 たまたまクリスチャン・ツィメルマン(ツィマーマン)と直接お話しする機会があり 『第4楽章が非常に怖い』と言ったところ ツィメルマンが『この楽章は手を交差させて練習すると効果的』と答えてくれたそうです。その話しを聞いた時は『ふむ~。なるほど~。さすがピアニストの練習方法は違うわ~』と思いましたが 良く考えるとユニゾンだから弾く位置を変えるだけで,あんまり意味ないんじゃないの~?とも思いましたが,試していないのでホントのところはわかりません(笑) メンデルスゾーンに引き続き,ばば~んと素晴らしい演奏をなさってください♪ ご参考まで♪
その他の回答 (1)
なかなか難しい曲に挑戦なさいますね。 ご質問の「フランソワ」ですが、ショパン全曲録音を持ってます。フランソワのソナタは、はっきりいって熱くないですよ。クールでもないですが。買って聴く価値はありますが、期待しすぎないように(多分がっかりすると思います) 熱い演奏は誰かというとルービンシュタインのモスクワライブです。ピアノを壊すほどにガンガン熱く盛り上がっていきます。第1楽章が終わった時点で拍手大喝采。ライヴならではです。 それから楽譜についてですが、エキエル版をお使いになるかと思います。エキエル版は繰り返しが冒頭から(序奏をカットした部分ではなく、曲のあたま)なのでそこは注意してください。YOUTUBEなどで聴いてみるとかなり違和感があります。
お礼
toto1961さん 早速、ご回答ありがとうございます。 フランソワ…仰る意味わかります。彼はショパン弾きですが、大曲には向いていないと思っていたので、あえて聴かなかったのですが、やはり期待しない方が良さそうですね。 ルービンシュタインのモスクワライブ、検索して視聴してみました。 出だしから30秒程度しか聴いていませんが、「おぉ!」と思わせる、 ゾクゾクさせられる演奏でした。 ルービンシュタインのCDは1枚も持っておりませんので、これは是非候補として考えたいです。 ありがとうございました。
お礼
korie ISさん 大変ご無沙汰しております!!お元気でしょうか? 昨年は、メンデルスゾーンの「厳格なる変奏曲」の練習に行き詰っていたところ、効率的な練習法、詳細なアドバイスをくださり、本当にありがとうございました。印刷をして、何度も読み返しながら練習致しました。 発表会は11月に伸びたのですが、お陰様で、大トリを務めさせて頂く事ができました。 また、苦労してこの曲が弾けるようになった事で、先生に少し認めて頂くようになり、今回のような、ショパンの大曲を頂けるようになりました。 これもひとえに、korie ISさんのお力添えのお陰だと思っております。 ここでしか、お礼を申し上げられなくて、大変申し訳なく思っております。 本当に、本当にありがとうございました。 また私の質問に目を止めてご回答くださり、感謝いたします。 フランソワのショパンは、エチュード、プレリュード、即興曲までは好きなのですが、バラード、スケルツォぐらいになると、違和感があったので、ソナタはあえて聴かなかったのですが、同意見でいらっしゃるようで、安心致しました。 私も、アルゲリッチの力強くて、情熱的な演奏は大好きです。確かに、彼女はフランソワと違い、こう言う大曲に向いているピアニストですよね!検索かけて、視聴してみましたが、やはり、この曲と私のイメージに合っていると思います。 巨匠ホロヴィッツ…。彼のピアノの技術や、色彩豊かな音色には、根強いファンが多いですね。 どちらも早速、候補に入れてみます! ご友人、ツィマーマンと、直接お話したんですか!?演奏のアドバイス頂いたんですよね!? それって、凄い事じゃないですか!!!(汗)(汗)(汗) 4楽章は、まだ聴いただけですが、弾くとなったら私も怖いです。Prestで休符が全然ないし、最初から最後まで息もつかずにビヤァーーーっとかけ抜けるように弾かなくてはいけないんじゃないかと、とちったら、そこで音が途切れちゃうわけだし、とてもしんどい気がします。 手を交差して練習…と聞くと、おぉ!凄い練習法だ!と思いますが、確かにユニゾンですし、位置が変わるだけですね。でも、試してみたいです!! ルービンシュタイン、アルゲリッチ、ホロヴィッツ…、3人とも人生の重み、哀しみ、孤独感…そう言うのを深く表現できるピアニストですよね。 う~ん、3人とも購入するかもです。(^^ゞ 今度の曲も長丁場になる事確実なので、1枚ずつ揃えて行こうかと考えています。 私の好みを良くご理解頂いているようで、大変嬉しく思います。 また、ワクワクするおまけ話なども伺えて、とても楽しかったです。 また一つ、新しい練習法をご教授頂きありがとうございました。 大曲なので気合いが入っておりますが、この曲に見合う演奏ができるよう、頑張ります! いつも親切なご指導に、感謝いたします。 ありがとうございました。