ATX電源の殆どは、背面に排気する限り上下の取り付けに制限はないと思います。
下に電源を設置するATXケースでも、底面に空気取り入れ口が開いていないものもありますので、底にファンが取り付いているタイプでは、ケースの中を吸気して排出する感じになります。
ただ、底面に吸気の穴があいている場合は、外気を吸ってそのまま排出したほうが良いでしょう。電源の熱がケース内のエアフローと関係なく外部に排出されますので、電源自体の温度が上がりにくくなります。
ケースの内部を吸気するように上向きに設置すると、ハイエンドの爆熱グラフィックカードが直ぐ上にくる場合など、諸に輻射熱の攻撃を受けることになりますので、それらの熱により電源の寿命が縮まないか心配になります。従来の電源がケースの上に設置する場合などは、CPUクーラーやケースの排気ファンがグラフィックカードと電源の間にあり、途中で排気されるためそのようなことはありません。
まあ、それは極端な例で、ハイエンドの爆熱グラフィックカードなどが無ければ、どちらでも構わないと思います。通常、熱は周囲の空気を暖めて上昇しますので、ケースの排気ファン等で排出され、電源にはさほど熱は伝わらないのが普通です。また、吸気ファンがあれば外気の取り込みがありますので、上向きでも問題は無いと思います。
お使いのSGC-6000-KWN1-GPはミドルタワーなので、内容積もかなりあり、電源の設置方向は好み(上下に取り付けできるとして)でよいと思います。