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三尖弁閉鎖症の手術

世界仰天ニュースと言うテレビで三尖弁閉鎖症の治療を見ています。 生まれつき右心房と右心室の間が閉鎖され、右心房と左心房、右心室と左心室の間がつながっています。 手術で大静脈を肺動脈へつないでいたのですが、なぜいきなり右心房と右心室をつなぐことはできないのでしょうか?

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  • ebisu2002
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回答No.1

三尖弁閉鎖症は右心房から右心室へ血液が行きませんがそれだけでは肺に血液が行きませんので酸素がとりこめず生きることができません そのため右心房から左心房への穴と左心室から右心室など肺へ向かうことができるルートが必要です 右心室は三尖弁から流れ込む血液がないので小さいことが多く、左心室から肺動脈への通り道となるだけで本来の右心室の働きはありません 手術で左右の間の穴を塞ぎ、静脈からの血液と肺からの血液が混じらないようにするには右心室の送り出す血液の量と左心室の送り出す血液の量が同じだけ必要ですが、その働きを小さな右心室では行うことができません そのため右心室を使わず静脈から直接肺に行くような手術(フォンタン手術)をめざすことになります

参考URL:
http://kidheart.umin.jp/chd/ta.htm
jkpawapuro
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 となると三尖弁閉鎖症の問題は三尖弁よりむしろ右心室が成長していないことになるのでしょうか? フォンタン手術を行った場合、肺動脈圧が高すぎて肺水腫等合併症を起こす心配は無いのでしょうか? まあそれでもしょうがないのでしょうが。

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その他の回答 (1)

  • ebisu2002
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回答No.2

> 三尖弁閉鎖症の問題は三尖弁よりむしろ右心室が成長していないことになるのでしょうか? 手術前の問題は静脈血と動脈血が混じってしまうこと、と肺への血流量が適切でないことで、 その結果ガス交換が効率的に行えず動脈血の酸素濃度の低下と炭酸ガス濃度の上昇となることです その治療を考えた時には右心室を使った修復ができないことが多いので、状態に応じた代わりの循環を考えなければなりません > フォンタン手術を行った場合、肺動脈圧が高すぎて肺水腫等合併症を起こす心配は無いのでしょうか? フォンタン手術は静脈から肺動脈に直接血液を流します 右心室のポンプがありませんから本来の肺動脈圧よりはむしろ低くなります 静脈に血液がうっ滞する傾向となり静脈圧は本来より高めになります (肺動脈圧=静脈圧です)

jkpawapuro
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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