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一人医師の医療法人について

質問させて下さい。 街中でよく目にする『医療法人○○会○○病院(医院)』等の看板をよく目にするのですが、一般の病院と比べて税制が優遇されていると聞きます。ましてや、一人医師の病院でなら、尚更です。どうも、医療機関だけが特別扱いされてるようで不公平感が否めません。どなたか詳しい方いますか?

みんなの回答

  • mutant
  • ベストアンサー率18% (17/90)
回答No.4

>医療法人の事業税の課税と税率は普通法人よりも優遇されています。 >私の言ってるのは、あくまでも一人医師の場合です。 個人でも、一人医療法人でも事業税の非課税は同じです。 何故健康保険の診療報酬で事業税が非課税になったかには理由があります。それは先ほどの回答にも書きましたが、保険診療による医療費が世界の先進国に比べてあまりにも低い事と関係があります。この法律が決まった時に、当時の政府が診療報酬の引き上げが出来ない代わりに事業税の非課税を決定したと聞いています。 筋論からいえば、診療報酬、医師の労働時間、診療する患者さんの数を世界の先進国並にして、事業税も課税するのが正しいと思います。しかしそれをした場合には、結果的に国の財政負担、国民負担が増加する事が判っていますので国、政府はそれをしないのでしょう。 同じような事は医療の世界で幾つかあり、薬価差を無くした事(筋を通した事)で結局国、国民が支払う医療費が増加し、製薬会社のみが利益が上がった経緯があります。 >高い価格の料理を出したいのならば、医療で言うところの自由診療となります。保険診療とはモノサシがちがってきます。 医療の非営利性の説明でこの例えを出しました。医療全体から見れば、自由診療はほとんど無視できるほど小さいものです。現実の医療が保険診療で行われている以上、保険診療で話を進めないと意味がぼやけてしまいます。 自由診療にすれば営利性と判断され、事業税も課税されます。医療の非営利性は保険診療にある訳です。だから建前上、事業税が免除されているのです。 医療は他の分野と違って、国、厚生労働省の指導、縛りが桁違いに多くある事で、国民皆保険制度が維持されています。これを無視して、自由診療が多くの部分を占めるようになった場合には、国民の医療費負担は桁違いに増加をすると思いますし、命にかかわる事ですので、国はその様な方向は容認をしないでしょう。今でも、「気孔」が体に良いと聞いて何十万円も支払う人がいるのですから。 本来のtoro65さんの御質問ですが、一人医療法人の場合は医師の個人所得の税金と、法人所得の法人税の両方を支払っています。それは医療以外の個人商店でも、法人の商店の差異と同じであって、特別に医療法人が優遇されているわけではありません。 又お知り合いの個人の医療機関が法人になりたければその様に申請すればそれでよいのです。法人になった場合の不自由さがありますが、それはそのお知り合いの判断ですので、どちらが優遇されると言うような事ではありません。

  • mutant
  • ベストアンサー率18% (17/90)
回答No.3

>医療機関だけが特別扱いされてるようで不公平感が否めません。 Googleで(一人)医療法人 税率 税制で検索すればいくらでも情報が出てきますので、まずそれを一通り見て下さい。税率で優遇されているのは、ほんの一部の特定医療法人、社会福祉法人です。 #2の方の回答のように、個人又は法人で医療を行うかの選択があるだけです。 一人医療法人が認められなかった時代ではその選択が出来なく、小さい診療所は全て個人であったわけです。今は特別扱いでなく普通扱いですね。 但し、医療法人には色々制約があります。例えば、利益を出資者に配分してはいけないとか、株などを購入してはいけない事などがあります。 >営利目的ではないんですよね。医療法人と言うのは? 医療が営利目的から外されている主な事は、医療行為とその診療報酬です。日本の公共料金は世界一高額の場合が多いのですが、診療報酬は先進国中ほぼ最下位にあります。 帝国ホテルの料理長と今年調理師になった人の料理の値段が同じ事はありえませんよね。一般の企業のように営利目的ならば、ベテランの医師と今年卒業した医師には当然診察料に差ができるはずですが、ところが医療ではそれが同じなのです。物価、人件費が相当違う地域でも、医療費は原則的に同じです。 医療法人が営利目的ではないので税金は払いませんと言うわけには行きません。法人である以上、普通の税金は払うわけです。それは別に何の特別扱いではありません。 >一般の病院と比べて税制が優遇されていると聞きます。 それはどこに記載されているのでしょうか?又、toro65さんは、具体的にどの部分が特別扱いと思われているのでしょうか?

参考URL:
http://www.e-doctor.ne.jp/e-doctor/05keiei/iryoukeiei/zeimu_ans/zeimu_ans18.html
toro65
質問者

補足

回答、有難う御座います。 補足させて下さい。 参考HPを見させて頂きました。明らかに優遇されてることが書いてありますが・・・『医療法人の事業税の課税と税率は普通法人よりも優遇されています。 まず、社会保険診療報酬に係る所得については、その全額が非課税とされます。』 >帝国ホテル~今年調理師・・・ 例えなのでしょうが、私の言ってるのは、あくまでも一人医師の場合です。もし、帝国ホテルの料理長が独立開業したのならば新米調理師とおなじ土俵に上がるはずですから、高い価格の料理を出したいのならば、医療で言うところの自由診療となります。保険診療とはモノサシがちがってきます。

  • nako007
  • ベストアンサー率27% (33/120)
回答No.2

こんにちわ。親族に複数の医師がいるというだけで、別に詳しいわけではないのですが、回答させていただきます。 一人医師で法人を作れるのが不公平ということでしょうか? でも、医者一人では医院はやっていけません。看護師さんや事務方のスタッフなどが必要です。 自営業の方は、実際に働いているのは一人で、アルバイトも雇っていなくても、株式会社や有限会社を作れますよね。それで節税をしていらっしゃるわけですし。 医療分野だけができなかったら、逆に不公平ではないでしょうか? 個人の自営業で青色申告した場合、妻がフルタイムで事務を手伝っていれば、その人件費を認めてもらえますが、妻にほかの仕事があれば認められないそうです。 それから、法人にすると確かに節税できる面もありますが、逆に帳簿を公開するので、好き勝手にできなくなると思います。 医者に限らず、自営業の人は、自分の身体だけが資本です。 商店なら、夫が病気で倒れても、妻が頑張ることができますが、医院は免許のある医師しかできません。何千万の医療機器をリースして、借金を返す前に医師が倒れ、残された妻が破産という話もけっこうあるみたいです。 toro65さんは違うと思いますが、世間には「医者はうまいことやって儲けている」という誤解があるような気がして、ちょっと余計なことまで書いてしまいました。 m(_ _)m

toro65
質問者

補足

回答有難う御座います。 >>医療分野だけができなかったら、逆に不公平ではないでしょうか? う~んよく解りません。営利目的ではないんですよね。医療法人と言うのは? >商店なら、夫が病気で倒れても~妻が破産・・・ 薬局だって同じですし、理容・美容師などの資格を活かした職業では医師だけではないのでは? う~ん、やっぱり解らないですね。

  • aki_k
  • ベストアンサー率18% (7/37)
回答No.1

確かに法人化することで税制面で優遇、というか節税できるようです。しかし、医療機関は他の業種と違ってPRができません。あくまで非営利企業なのです。医療機関だけが特別扱いされているとは思いません。 私は詳しくないのでこれ以上の意見は控えさせていただきますが、下記のようなサイトがありました。参考にしてください。

参考URL:
http://www.asahi-net.or.jp/~ny9n-kdir/iryou/i_setsuritsu.htm
toro65
質問者

補足

早速の回答有難う御座います。 参考サイトを覗いてみました。しかし、一人医師の病院においては、デメリットと言えるものがほとんど感じられませんでした。知り合いに開業医師も多いのですが、すべて非法人です。しっかり高額納税者として、地元新聞に掲載されています。真面目(当たり前)に税金を払っているのに、「儲けている」という目で見られるのが不憫です。