こんにちは。
そこまで消耗していらっしゃると、あまりお勧めはできません。
補中益気湯は良い薬ですが、そこまで消耗している方ですと併発している可能性の高い他の症状を悪化させます。
もしかしたら既に補中益気湯を飲む時期では無くなっている可能性さえありますから、一度お近くの中医学を取り入れている病院/薬局/鍼灸院などで診て(弁証論治)もらう(普通の病院などですと、医師や薬剤師でも漢方を満足に扱える人はあまり居ません。自信満々に処方されても実はどういう薬なのか解っていないで出している場合も珍しくないのです。)と良いと思います。
※日本漢方と中医学はかなり違います。
両薬は配合生薬が似ています(メーカーによって配合生薬が異なるかもしれない)。
私の先生達の多くは「日本の漢方薬は薄過ぎて効かなくても不思議ではない」と言います。
日本のメーカー製の薬は有効成分量がマチマチですが、中国の医薬大学の教科書に載っている有効成分量は
補中益気湯
黄蓍15~30g、炙甘草6g、人参9g、当帰9g、陳皮6g、升麻3g、柴胡3g、白朮9g
六君子湯
人参6g、白朮9g、茯苓9g、半夏9g、陳皮6g、炙甘草3g、生姜6g、大棗2g
です。
今お飲みの薬と比べると配合生薬の量が結構違うのではないでしょうか。
臨床では量や配合生薬を調整するのが普通ですが、一般的にはこの量という意味です。
※補中益気湯は薬効が優れている分、場合によっては副作用も強いので不用意に2倍量を摂るなどはしないでください。
脾虚
胃陰虚
この二つのキーワードで検索して見て下さい。何かの参考になると思います。
お礼
とても丁寧に回答いただき、本当にありがとうございます。 日本の漢方薬は薄いのですね。 病院でいろいろ相談してみようと思います。 本当にありがとうございました。