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話題沸騰中のバクマン。について。
話題沸騰中のバクマン。について。 バクマンを面白い!最高!って思う読者の年齢層って10代だと思うのですが、 20歳過ぎた社会人で、面白いって思えるひとはいるのでしょうか? 私は20代ですが、面白くない派です。 少年誌卒業はしているのですが、漫画喫茶でピックアップされていたので 読んでみたのですが、夢とか希望を子供に伝える漫画家の仕事の大義を失っている漫画だと思いました。
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もし、子供の頃に読んでいたら 面白いと思ったかもしれません...が 今では 巨匠からのリスペクト作品(笑 永井豪「激マン!」1巻~(日本文芸社) http://www.nihonbungeisha.co.jp/books/pages/ISBN978-4-537-12636-5.html とか 不遇の漫画家からのリスペクト(哀 金平守人「エロ漫の星」ヤングコミック連載(少年画報社) http://www.shonengahosha.jp/youngcomic/index.php のほうが、リアルで面白いと思います。
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- mizukiyuli
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20代後半ですが、面白いですよ。 夢と希望を伝えられていないと感じるのは読解力がないからです。 パラ読みで何かを理解できるほど浅い漫画ではありません。 そういう意味では子供向けではないかもしれません。 子供が理解するには難しいかもしれません。 大人が失われた少年時代(少女時代)を思い出す、そういう作品かもしれません。 主人公はサラリーマンになった方が楽に生きれると思っています。 でもサラリーマンになりたくてなる人なんて一握りです。 「普通のサラリーマン」という言葉が出てしまうのは作者の年代です。 30前後の人にとって普通といえばサラリーマンなんです。 「なりたいものがなければリーマンでいいだろ」と学校の先生も親も言っていたからです。 主人公の叔父は漫画家でしたが一発屋で終わり、過労死しました。 それでもあえて夢のために苦難の道を行く、というストーリーですので少年漫画らしいと思います。 それぞれの漫画家にはモデルがあるとされており、暴露本でもあります。 ある意味編集部を冒涜しているのですが、あえてそのネタをやるということで懐の広さを見せようという集英社の魂胆も透けて見えます。 ですが、可愛いヒロインがいて、愛と夢のために少年は後ろを振り返らず突き進んでいく。 王道ストーリーだと思いますが。 個人的には漫画家=夢と希望を子供に伝える仕事という概念自体が時代遅れで古臭いと思います。 漫画は娯楽ですが既に子供のためだけのものではありません。 バクマン作中でも子供票はファン層の一部にすぎないことが描かれています。 バクマンなんてマトモな方です。 ヒット作品であっても美少女複数に迫られて主人公がデレデレしているだけだったり、復讐のために戦っているだけだったり、ケンカが好きなだけだったり。 どこに夢と希望が存在するのか知りたいくらいです。
再度になってしまったのですが、ちょっと誤解を解いておきたいなあというか、謝らせて下さい。 >多くの企業では無能な人でもある程度惰性で生き残れますが、編集業はそういう訳にはいかないので。 これは私が悪かったです; 隠しても仕方ないので正直に申し上げますが、 >編集ってそんなに偉い存在ですかね?私には理解できません。 …のコメントに対して少しカチンと来てしまったため、「多くの企業では」というところが余計でした。 そういうの も ありますよね…というくらいに解釈して頂ければと思います。 私も会社経験というか、そういうのがありますので、サラリーマンに限らず多くの人が身を粉にして懸命に働いているのは存じ上げております。 ただ、これは私の感情論になってしうのですが…私はものすごく編集さんに恩がありますので「え、そんなに偉いの?」のようなニュアンスに思わず感情的になってしまうというのは事実です。 自分から掘り下げておいて恐縮ですが、文字同士でしかも色々な制約もあることですし、討論になるような書き込みはモラルに反しますので、この話はここまでにさせて下さい。申し訳ありませんでした。 (ですので、この回答自体スル―して下さっても構いません) …ただ、ここまで色々なことを考えさせられるというだけでも、例え面白いと思わなくてもすごい漫画だと思いませんか、バクマン(笑 (すみません、これも反論がありましたらあえてスル―して頂ければと思います。私ももう回答しに参りませんので…)
お礼
度々ご回答恐縮です。 確かにパンピーの私が「編集って~~」というおこがましさもありましたので、 謝罪は必要ありませんよ。 私はヒカルの碁やデスノートを楽しく拝読していましたので、 此度の大場×小畑コンビには期待していたものですから、期待を裏切られた感が多少あります。 それゆえ、長文でクドクドと書いてしまったのです。 議論するほどセンセーショナルな作品とは今の段階では判断できかねます。
30代だけどおもしろいです。
No.1です。 お礼コメントありがとうございました。 確かに、質問者さんのような方には受け入れられない漫画だろうなあとは思います。 でも逆に、流行り漫画で私自身が全く面白いと思えないものもあって… こればっかりは個々の経験によるものだと思います。自分の感性に訴えないものは面白いと思えないのでしょう。 なのでこの辺り、面白いと思えないものについて議論をしても水掛け論になっちゃうかなあと思います。 (って、すみません;ご質問の意義を根底から覆すような言い方をしてしまって…でも、こういった事を話せる機会はそうないので、考える良いきっかけを頂いたと思っております) あと編集さんについてですが、これもまた同じで、会った事がなければあの魅力は伝わらないかなあ…と。 多分編集さんは、人生経験というよりは人間性ですね。他人の意見を柔軟に聞く事ができて、そこに自分の意見も織り交ぜて…かなり人間的にできた人が多いですし、そういう人は作家からも慕われています。 まあでも結局のところ人間ですから、色々あります。合う合わないも。 多分他の業種と違うのは、ダメな人はすぐに淘汰されるというところだと思います。多くの企業では無能な人でもある程度惰性で生き残れますが、編集業はそういう訳にはいかないので。
お礼
再度ご回答ありがとうございます。 わたしも面白いか否かの話では埒があかないと思ってました…; というより、連載中の作品に対して、現時点で面白くないと書いてしまいましたが、 本当は完結した後、数年して読み返して 「やっぱ面白くないなぁ」とか「実は面白いぞ」と判断するべきでだったと思います。 あと作家と編集者の関係は当事者ではないとわからないのもよくわかりました。 しかし、編集を特別な存在に思えるのは、そういうテクニックだからじゃないかと思います。 私は広告業界の営業経験があるのですが、新規開拓の営業はクライアントに対して売り込みをしなければなりません。そのとき、「いいものです。損はさせません。」など言っても契約は取れないのです。 そういうとき、まず相手に自分に興味を持たせ話を聞いてもらう姿勢を作ってから、アポをとる常套句がありました。いろいろ営業テクはあるのですが省略します。 ホストの仕事も、お客さんに対して「あなたは特別」というニュアンスの言葉や態度を示すことで、太い客を持ちます。 編集も、ほめれば伸びる、仕事するタイプの漫画家か、しりをたたいて動くタイプの漫画家か見極め、 その都度態度を変えていると思います。 「自分を理解してくれる身近な存在と感じさせる」のが貴女の担当編集者の仕事なんだと思います。 人間性で言えば、その編集さんは「大人」なだけであって、高尚な存在でもなんでもないと思います。 >多分他の業種と違うのは、ダメな人はすぐに淘汰されるというところだと思います。多くの企業では無能な人でもある程度惰性で生き残れますが、編集業はそういう訳にはいかないので。 編集に限らず多くの企業でも仕事できない・しない人は生きていけませんよ。特に不況の時代はなおさらなので、中間管理職でも必死になって仕事しないと減給されたり降格されたりしますし。 一般の企業はそんな惰性で経営できるほど甘くないです。 漫画家さんの意識の中では会社員や企業というものに対して卑下している部分がおありなのかもしれません。何かで影響されたイメージとしての「会社」や「サラリーマン」が強いのでしょう。 学生時代に就職活動でとある編集プロダクションに面接した際、「編集はやくざな仕事だから」といわれたことがあります。用は労働基準法とか雇用法とかに違反しているけど我慢してできるかどうかということだったと思います。そういう意味で言えば、淘汰される厳しい世界なのは間違いではないですよね。
- love2_sugar
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アラフォー女性です。いい歳してマンガ、アニメ大好きです(笑) 少女マンガより少年マンガのほうが好きです。 バクマン面白いと思いますよ。 ちょっと主人公たちに都合が良いように話が運んでるかな?と 思わなくないですが、まぁマンガなのでそこは目を瞑ってます。 同い歳の友人も読んでいますが、やはり面白いとのことです。 友人は、ジャンプや漫画家の裏側が見えるのが面白いらしいです。 私も、主人公たちがマンガで上り詰めて行くところより そういう裏側が見られるのが面白いと思っています。 #1さんも書かれていますが、たぶんマンガ関係の仕事をしていない人 マンガ作りに興味のない人には、面白くない話だと思います。 バクマンの連載が始まってから、ジャンプに小中学生の 投稿や持ち込みが増えたという話を聞いたことがありますので 子供たちへの夢や希望を失わせてるという訳ではなさそうですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 わたしは漫画やアニメが好きなのって年齢関係ないと思ってますよ^^ 業界裏話ネタって、嫌いじゃないです。たとえば島本和彦先生の「燃えよ!ペン」では、 自身の自虐ネタみたいなのが多くて好きでした。 >#1さんも書かれていますが、たぶんマンガ関係の仕事をしていない人 マンガ作りに興味のない人には、面白くない話だと思います。 天下の週ジャンで特定のターゲットだけに向けた漫画を載せるのも疑問です。 事前にマーケティングして、漫画好きの大人と10代の少年少女に絞った作品を載せて、確実に売り上げ・人気を取るやり方が私の好みではないから面白くないのだと思います。 >バクマンの連載が始まってから、ジャンプに小中学生の 投稿や持ち込みが増えたという話を聞いたことがありますので 子供たちへの夢や希望を失わせてるという訳ではなさそうですよ。 少年少女が読む漫画は、人生の苦渋や喜び、恋愛する幸福感や不安を知る大人が、子供にわかりやすくつたえるのが「大人である漫画家・編集者」の仕事じゃないのでしょうか? 小中学生が持ち込み・投稿したところで、人生のじの字もしらない子供になにが伝えられますか? 夢や希望を持たせたというより、漫画家の「仕事」の敷居を低くしただけだと思います。 そこが問題だとおもいます。漫画家の仕事は原作にもありましたが、「博打」のようなものだと私も思います。そこに賭けてみたい気持ちもわかります。 しかし、仕事がどういうものかしらない子供たちに働いて食べていくことの大変さや大切さが伝わってないと思います。普通のサラリーマンになりたくないって主人公は思ってますが、サラリーマンは普通ではなく、職業の比率として会社員が多いっていうだけです。 営業、接客、事務等・・・それらの仕事にひとつでも普通とか楽なものってないと思います。 漫画業界も「大人の世界」なわけですから、そこを描かないで「仕事」は「子供でも通用する」という 勘違いをさせたら大変だと思います。子供はいつか「大人」にならなければならないので、成人しても子供みたいな考えのまま会社に入って、鬱とかになる人さらに多くなると思います。
30才の女です。 私は面白いと思っています。何故かというと…私も同じ仕事をしているので。 主人公やその周りの状況など、私の経緯とすごく似ているんです。編集さんとの付き合いの心構えとか、合わない編集、変な編集…好きな編集。編集者の話ばかりですが、作家は本当に、担当編集によって人生が決まると言っても過言ではないほどなので(もちろんそればかりではないですが)、バクマンは本当に参考になっています。 (念のためですが、あのまんまのノリで仕事はしていません。確かに、かなり誇張されているとは思います) ただ、私も結構新人なので… だから主人公に自分を重ねられるのかもしれませんが、ベテランの方や全く他の仕事をしている人は大して面白いと思っていないかもしれませんね。特に漫画に関係ない仕事をしてて、そこに全く興味が無ければなおさら。 でも、それでいいと思います。作中にもありましたが、あれは「少年ジャンプ」で連載している漫画です。 大人が面白いと思わなくても良いのです。「少年」が面白いと思えば。
お礼
ご回答ありがとうございます! まさか漫画家さんからご返答いただけるとは思いませんでした。 漫画業界に興味がなかったり、職業の業界が違うから「面白くない」と思うのではないと思います。 原作自体に人を感動させる要素がないから一般人に受け入れられにくいのだと思います。 友情、努力、勝利というジャンプの三大エレメンツを、ストーリー上入っていればいい、という だけで、原作者が感じて伝えたい本当のそれらのエレメンツは存在していないと感じます。 編集者が面白い漫画を世に出すみたいなイメージって確かにありますが、 編集者の人生経験にそれほど人並みを超えたものがあるか疑問です。 編集ってそんなに偉い存在ですかね?私には理解できません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私も20代後半ですが、バクマンの作中で起こることに共感とか同調できなくなっているのは おそらくバクマンのターゲット層から外れた読者の一人だからだと思います。 また、現段階で作品の良し悪しを書いてしまいましたが、やはり完結したあとに判断するべきだったと 思います。 読解力というのは作中の台詞や行動などから、作者が伝えたいことを読み解くものだと思うのですが、 それもまた、連載中の現段階では本当の趣旨が読み取れないと思います。 No.6さんの現段階で読み解いているのは、勝手な想像に過ぎないと思いますよ。 >子供が理解するには難しいかもしれません。 大人が失われた少年時代(少女時代)を思い出す、そういう作品かもしれません。 はたしてそれは本当でしょうか? 子供に理解できないほどの内容が作中にはないと思います。それもまた、あなたの想像に過ぎないですよ。 たしかに友情・努力・勝利のジャンプ要素はあるし、王道といえばそうですね。 >個人的には漫画家=夢と希望を子供に伝える仕事という概念自体が時代遅れで古臭いと思います。 おそらく私はかなり違う見方です。 私は漫画は娯楽としてだけではなく、人生経験のひとつと考えています。人が生きている間に経験できることの少なさを考えたことありませんか? 恋愛や結婚は生きている間に何度できるでしょうか?冒険は何度できるでしょうか? 仕事は?勉学は?・・・と考えるとたことないでしょうか? そういうことを疑似体験させてくれ、経験値を得るのが漫画や映画や小説の役割のひとつだと思います。 食べて、仕事して、生活するだけでは豊かな人生とはいえないと思ってます。 生きるだけならそれでいいのでしょうが、「人はパンのみに生きるにあらず」なのは、それだけでは 生きてる実感やありがたみを感じないからだと思います。 わたしは、バクマンが夢や希望がない、と書きましたが、 夢や希望は「将来こうなりたい」というものだけでなく、人生を豊かにさせる経験(どきどきやわくわく等)がないと感じたからです。ですが、これもまた現段階で判断してはいけなかったと思ってます。 たしかにヒット作のなかには、巨乳の美人に囲まれたり、喧嘩ばかりしているだけの漫画もあり、 どーなの?というものがありますね。 しかしバクマンは、大場&小畑ペアの過去作で描かれた心理描写や障害を乗り越える描写がすばらしかったので、前述したように期待をしていた分、拍子抜けしたから「どーなの?」っと思ったのです。