野球やソフトボールが特殊なんです。
ほとんどの球技はゲーム中にインフィールドにプレーヤーとメディカル以外が立ち入ることは出来ません。
ですから、監督やコーチはどんな格好をしていても構わないんです。
現在はテクニカルエリアがありますが、これが出来たのは最近のことで、それまでは、監督はベンチを離れることは出来ませんでした。タッチラインまで行って退席を宣告されたコーチも居ます。さらに遡れば、フットボールのマネージャ(監督)はピッチサイドではなく、観客と同じようにスタンドにいました。ですから、スタンドで違和感のないスーツ姿が多かったのです。
もう一点、歴史を辿ればフットボールにはアフターファンクション(試合後の交流会)が付きものでした。ここにプレーヤーはジャージにブレザーなどで参加しましたが、監督は参加のためもあってスーツ姿だったのです。
野球とソフトボールはゲームのテクニカルタイムアウト中にインフィールドに監督やコーチが立ち入ることが出来ます。ですから、監督やコーチであることが解るように選手と同デザイン(ソフトボールの場合は同系のデザイン)のウェアの着用が義務づけられているのです。
野球でも、インフィールドに通常のゲーム中に立ち入らないスコアラーやトレーナー(負傷時等、オフィシャルなタイムアウト時のみの立ち入り)は服装は規定されていません。
お礼
監督と選手は一身同体と勝手に決め付けてましたので、サッカーやバレーボールの監督がスーツ姿なのに違和感をもってました。 監督の服装にはそれぞれ理由があることが、良く分かりました。 有難うございました。