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観賞魚飼育機器について勉強させて下さい。
観賞魚飼育機器について勉強させて下さい。 殺菌灯についての質問なんですが、現在のタンクをブラックウォーターにし、殺菌灯を導入しようと検討しています。殺菌灯の効果を考えるとやはりブラックでは無くなってしまうのでしょうか? 殺菌灯の効果でよく挙げられるのが、白い濁りや流木導入で起きる黄ばみの除去とあるので、どうなのか?悩んでいます。 ご教授の程、宜しくお願い致します。
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> 殺菌灯の効果を考えるとやはりブラックでは無くなってしまうのでしょうか? ・多少は薄くなると思いますが、澄んだ透明の水には、ほど遠いと思います。 ブラックウォーターの色の成分は「タンニンとフミン」です。 とくにタンニンは色素成分でもあり、UV殺菌灯だけでは簡単に脱色することはありません。 > 殺菌灯の効果でよく挙げられるのが、白い濁りや流木導入で起きる黄ばみの除去とあるので、どうなのか?悩んでいます。 ・UV殺菌灯は細菌や微生物を殺しますから、細菌や微生物による濁りには効果があります。 また、紫外線にオゾンが加わると有機物による着色成分の脱色が可能になります。 水槽設備に「UV殺菌灯+オゾナイザー」の組み合わせならば、ブラックウォーターも少しずつ脱色すると思います。 ですが、有機物以外の色成分には効果が無いので「澄んだ透明の水」とは、中々行かないと思います。 「澄んだ透明の水」を目指すのならば「物理濾過、生物濾過、化学濾過」の3種類の濾過を効果的に組み合わせる濾過システムの構築が一番重要だと思います。 蛇足ながら、、、 ・ブラックウォーターの色の成分「タンニン酸とフミン酸」の効用は、 1・飼育水中の病原菌(グラム陰性菌)の繁殖を抑えます。 2・魚体を包むヌルヌル成分(ムコプロテイン)を活性化させるため、病原菌が魚体に寄生しにくくなります。 ブラックウォーターの成分をUVやオゾンで破壊するのならば、始めらブラックウォーターを使う必要は無いと思います。
お礼
非常に分かりやすい説明で良く理解出来ました。 誠に有難う御座いました。 また、説明不足でしたが、ブラックウォーターの黒い水を保持しながら殺菌出来るのかどうかが、疑問でした。ブラックウォーターにしながら、透明な水になったら意味ないですからね。x530さんの説明で踏ん切りがつきました。 分からない事がまだまだ有りますので、どうしても自分では解決出来ない時には、どうぞ宜しくお願い致します。