フリージャズの良さが僕にはまだ分かりません・・・（まだまだですねｗ）

質問

フリージャズの良さが僕にはまだ分かりません・・・（まだまだですねｗ）
自分はビバップの方が好きです。
しかし、それではまだジャズ好きとはいえないような気が・・・

フリージャズの魅力って何ですか？
また、
みなさんはどんなところを中心にジャズを聴きますか？

回答No.4

ukiuki2005

今から３５年ほど前学生時代、友人に山下洋輔さんのライブに連れて行かれ面喰った者です。

正直言って「なんじゃこりゃ」だったんですが、その後山下洋輔さんの書かれた「ピアニストを笑え」を読んで「あーそういうことだったんだ」と少し理解できました。

その本には、「ジャズはプロレスだ」と書かれていたのです。ピアノ、ドラム、サックス、ベースそれぞれお互いの音を聞きながら技を繰り出し格闘しているのだ、というわけです。

ここで書かれているのは山下さんの音楽についてであり、フリージャズ一般に言えることではないかもしれませんが、参考にはなるのではないかと・・

回答No.3

utyuutarou

ジャズの世界もいろいろあります、ビパップ、モダン、クロスオーバー、ロココ、ボーカル、ジャズはその個性的な、機械的なリズム、技巧的な演奏表現、臨場感など楽しむ世界です、フリージャズのよさは、文字とうり、ジャズの概念にとらわれない、ジャズ的演奏でしょう、それにジャズが好きな人はその演奏者の個性に魅かれたファンであり、熱烈な信者です、私はモダンジャズのピアノトリオが好きでそれ以外はほとんど聞きませんし、ボーカルは嫌いですし、電子楽器は嫌いですし、それでもジャズ喫茶に通い、生演奏を楽しみます、フリージャズの魅力は、非音楽的、絶え間なく変るリズム、機械音のような不快な音、日常で聞けない難解なメロディー、そしてカラオケとして歌うことができないテンポ、メロディーでしょう、特にこれが最大の魅力です、その魅力を引き出すためにオーディオ装置は、300ワット以上の高音質のアンプ、広い防音処理されたオーディオルーム、もちろんJBLのスピーカーで聞きます、これは絵画にたとえると難解な抽象画の世界です、聞くことで時限を越えた空間に、行ったような錯覚に陥り、それがストレスの開放とつながるのです、リラックスさせる効果音だと思えばよいでしょう、

回答No.2

utakataXEX

#1 です。
語弊のある表現なので補足。

＞また、ECMはフュージョンであっても「ECM系」独自のアイヒャー臭があるので別にしていますｗ

ECMはフュージョン専門のレーベルと言うわけではないので、本意を含んで書き直します。
↓
また、ECMはフュージョンであってもフリーであっても「ECM系」独自のアイヒャー臭があるので別にしていますｗ

回答No.1

utakataXEX

＞しかし、それではまだジャズ好きとはいえないような気が・・・

いいえ。全然そんな事はありません。

フリージャズは好きですが、誰しもが無理に好きになる努力をする必要はないと思います。
単純に「その人にとってのジャズ」であればよいわけですから。
（ジャズに限った話ではない）

私の父もジャズ好きですが、フリーはおろか、ビバップですら「難解」と言っていました。
（でもチャーリー・パーカーやセロニアス・モンクなどの存在も父に教わったものです）

では、初期のディキシーやニューオリンズ系しか聴かない人を「ジャズ好きではない」と言えるか、と言うと全然そんな事はないと思います。そんな事で「リスナーとしての格」を規定してしまう方が、よっぽど「ジャズっぽくない」姿勢ではないかと。

＞フリージャズの魅力って何ですか？

フリージャズにも色々あるので。。。
質問者様も「バードは最高だけど、実はセロニアス・モンクはそれほど。。」とかありますよね？
それと同じです。
感覚的、直感的に好きなのであって、人に「ここが魅力だ」と言えるものではありません。

強いて言えば、
・ライブが面白い人が多い（いろんな意味で）
・バカテクの人が多い（これがライブの面白みに繋がる）
・フリーキーな中に、たまに「もろジャズ」って感じの展開が入ると堪らない
　（この感覚はわかっていただけると思います）

＞みなさんはどんなところを中心にジャズを聴きますか？

前述したように、カテゴリよりはむしろ「その人（グループ）が好きかどうか」です。
これも強いてざっくり言えば、

・20% フリージャズ全般
・20% ECM系
・20% モダン（初期）
・15% スイング
・10% モダン（後期）
・10% ジャズよりのフュージョン
・5% それ以外

「広義のフリー」となると、もはや「ジャズの定義からも逸脱」「ノン・ミュージシャンがやっている」場合もあり、自分はその辺も好きなんですが、質問意図とは外れるので、ここでは自分なりの解釈で除外しています。
フュージョンについても同様に、「ウェザー・リポートはジャズだが、ジェイ・グレイドンなどのハード・コア・フュージョンはジャズではない」的な自分なりの解釈が入っています。ジェイ・グレイドン自体はプレイヤーとして大好きですけどね。
また、ECMはフュージョンであっても「ECM系」独自のアイヒャー臭があるので別にしていますｗ