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プロテスタントの総本山は?

プロテスタントの総本山は? カトリック教会の総本山はバチカンですよね。 では、プロテスタントの総本山ってどこなのでしょうか?

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  • rikukoro2
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回答No.3

【プロテスタント】  プロテスタントはどのように生まれたのかと言いますと、ヨーロッパのルネッサンスの一部、宗教改革によってもたらされました。プロテスタントの元々の意味は、英語で「抗議」という意味です。カトリック教会に抗議するという意味で後に付けられた名称です。初期の宗教改革のリーダーの中には多くの聖書学者がいます。その中にはルター、カルヴィンなど一般の方でも聞いたことがある名前があります。 宗教改革には共通した3つの主張があります。 第一に、各々が聖書を読む機会が与えられるべきである、と主張しました。(聖書が信仰生活のすべての基準になりました。)これはルネッサンスにおける産業革命で印刷の技術が発達した事にも関連してきます。カトリック教会では、一般の信者は聖書を所有できませんでした。ところが、この時代に聖書は英語に翻訳され、出版技術によって一般の信者の人たちに聖書が届くようになりました。このような環境の中で、各々が聖書を読むべきだと言う考えが浮かび上がりました。 第二に、信仰と神の恵みによる救いを宗教改革者たちは訴えました。カトリックの信仰では、信者は赦しを得るために、ローマ教会への巡礼、祭司への罪の告白などの様々な事を行ないました。恵みによる救いという概念は、残念ながら中世のキリスト教にはありませんでした。それを宗教改革者たちは正そうとしたのです。 第三に、教会の権威を認めながらも、聖書の権威を強調しました。カトリック教会では教会の権威のもとに、聖書とは他にいろいろな決まり事を作りました。これらの決まり事に、ある一部の宗教改革者達は反発を覚え、聖書の権威の重要さを強調したのです。  つまりカトリックとプロテスタントのには明確な違いがあります 一番の違いは、権威をどこに置くか・・・によります カトリックの権威は次のような順番になります。 神>>教会>>聖書>>信者 プロテスタントの権威の順番は次のようになります。 神>>聖書>>教会(信者の集まり) カトリック教会は教会が恵みの取次ぎ者として考えています。聖書の正典を決めた教会の権威は、聖書の権威よりも上にたつと考えます。 ところがプロテスタントは、聖書、神の御言葉に権威があると主張します。その権威に基づいて教会形成をするのです。その反対にカトリックは、教会(ローマ教皇)の権威によって教会形成をするともいえます。  つまり総本山はないのです。しいて言うなら『聖書』が総本山なのです

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質問者

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回答ありがとうございます。 勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • Z31
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回答No.2

プロテスタントというのは、カトリック(旧教)以外のキリスト教(新教)をひとくくりにした呼び名ですから、いろんな宗派があります。 そのいろんな宗派は、共通の総本山を持ってはいません。 それぞれの宗派が、どこかに本部を持っているでしょうね。

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質問者

お礼

回答ありがとうございます。

回答No.1

ありません。 そういう中間的な権威を否定して、神と直接向かい合うのが プロテスタントの基本的な姿勢となります。

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質問者

お礼

回答ありがとうございます。