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“口が酸っぱくなるほど言う”の、酸っぱいって?
“口が酸っぱくなるほど言う”の、酸っぱいって? 意味を調べたら、ずっと話し続けていると口中細菌がどうのこうので・・みたいなことを言っている意見がありましたが、皆さんだったらどういう解釈をしますか? やはり同じ解釈ですか? 何で、“酸っぱい”という言葉を当てるのだと思いますか?
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『科学と技術の諸相』というサイトに、ずばりこの質問と同じQ&Aがありましたので転載します^^ Q:高校で化学を教えています。何度も同じことを繰り返して言うことを「口が酸っぱくなるほど」と形容しますが、たくさんしゃべると本当に口内の水素イオン濃度が高まるのでしょうか?【その他】 A:人間の唾液はpH6.8~7.5(刺激唾液)という値を示しており、唾液が充分に分泌されていれば、口中はほぼ中性に保たれます。しかし、歯垢中に棲息している細菌は糖を分解する過程で酸を作り出しているため、何らかの理由で唾液の分泌量が減少したり、食事によって糖が供給されたりすると、口の中は次第に酸性に傾き、同時に、口臭などの不快な症状が現れてきます。 このとき、味覚の鋭敏な人は「口が酸っぱい」と感じるようです。また、高血糖などの病気の症状として、口中が酸性になることもあります。「口が酸っぱくなるほど」という言い回しは、もしかしたら、喋り続けていると口の中が乾燥して酸性化してくることを表しているのかもしれません。 もっとも、私自身、長時間にわたって話を続けた際にも、「口の中が酸っぱくなった」と実感した経験はありません。むしろ、舌を活発に動かすことによって、唾液の分泌が促進されるような気もします。この表現は「口が酸(す)くなる」という形で江戸時代の洒落本・戯作本に登場してきますが、この手の文学によく見られる比喩だったのではないでしょうか(以下は、私の推測です)。「酸(す)い」の語源になっている「酢(す)」に対しては、米や酒が悪くなってできるということもあって、日本人は必ずしも良いイメージを抱いていません。 「酢にする(無駄にする)」「酢の過ぎた(行き過ぎた)」「酢を買う(余計なことをする)」などの言い回しがあります。また、「酸(す)し」が転じた「鮨(すし)」も、もともとは魚貝類を塩や飯に漬け込んで発酵させた酸っぱい「なれ鮨」のことで、ここから、「馴れ馴れしく嫌みなこと」を表す「酸(すし)なり」という遊郭表現も派生しています(『角川古語大辞典』(角川書店)より)。 ですから、理屈ではなく、「あまりに時間を掛けて話しているうちに(唾液が悪くなって)口の中で酢ができてしまう」という誇張した表現として、「口が酸っぱくなる」と言ったように思われます。
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- yotani0425
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No1回答者さんに一票です。 同じことを繰り返し何度も何度も言う(言った)、とのようなことでしょうから、つばを飲み込む暇も無かった=すっぱいものを想像して大量に唾液がたまってしまったと同じ状態になる(なってしまった)と勝手に解釈しました。
お礼
口角泡を飛ばすという言い方がありますが、まさにそういう感じになってしまいますね。 確かに飲み込む暇もないかも知れません。 回答を頂き、ありがとうございました。
- monhan2
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酸っぱい→腐ってる 大昔の人は吐き出してた? 口に入れたくないもの? 「口が苦くなるほど言う」でも良かったんだと思う。
お礼
思わず吐き出したくなるほど言い過ぎて気持ち悪くなる・・・みたいなニュアンスですね。 苦いも酸っぱいも、拒絶的な感じがしますね。 回答を頂き、ありがとうございました。
- cxe28284
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俗に、何度も同じことを言っているのに、相手が理解しない。とか 同じ注意を繰り返し言っても、無視する時に使われ、口中に異変がきたすほど、 と云うほどの意味ではないかと思います。
お礼
なるほど、口中に異変ですね! それを酸っぱいと表現する感じですね。 回答を頂き、ありがとうございました。
- 砲術長(@houjutucho)
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確かに口の中が、酸っぱくなりますよ 捲し立てるくらい、喋っているとね^^ 色々な事象に関して、自分で調べた時点で 既に科学的に説明されているのであれば、それを支持します。
お礼
やっぱり科学だったんですね! 何かの比喩かと思いましたが、直接的な意味とはちょっと驚きます。 回答を頂き、ありがとうございました。
- keirimas
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何度言っても失敗 → 何度言ってもシッパイ → 何度言っても酸っぱい →口が酸っぱくなるほど
お礼
おお、そういう解釈で来ましたか! 方言で聞くことがありますね。 “いやー、すっぱいしました” 回答を頂き、ありがとうございました。
- lions-123
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>“口が酸っぱくなるほど言う”の、酸っぱいって? 意味を調べたら、ずっと話し続けていると口中細菌がどうのこうので・・みたいなことを言っている意見がありましたが、皆さんだったらどういう解釈をしますか? やはり同じ解釈ですか? ↓ 私の解釈や印象は・・・ 梅干(すっぱい物)をほおばっていると、唾液(ツバ)が一杯出て来るように 主に言う事を聞かない相手に、説得説教したりすると、何度も何度も言わなければ&言っても分からない、直らないので、それを→すっぱい物を口の中にほおばっている状態と酷似しているので、唾液(ツバ)が一杯溜まる状態を指して比喩したものと思ってました。 唾液自体が酸っぱいのではなく、酸っぱい物をほおばっている様な状態から、酸っぱくなると表現されているのでは?
お礼
なるほど、唾液が溜まっていく様が、梅干を食べた時の酸っぱさに似ているということですね。 “口角泡を飛ばす”と言いますからね・・・ 回答を頂き、ありがとうございました。
お礼
なるほど、詳しくありがとうございます。 確かに、私が調べた内容も口中細菌と乾燥の関係でそうなるような解釈でしたが、極めて化学的な現象をダイレクトに言葉として用いているのが不思議でした。 何かの比喩かな、と思いましたが、やっぱりおっしゃるような理由みたいですね。 回答を頂き、ありがとうございました。