• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:クラリネットの樹脂製ってそんなにいけませんか?合板木でも気休めですか?)

クラリネットの樹脂製と合板木製の違い

このQ&Aのポイント
  • クラリネットの樹脂製と合板木製の違いについて考えてみましょう。
  • 樹脂製のクラリネットはメンテナンスが簡単で安価ですが、音質や音色には劣る可能性があります。
  • 一方、合板木製のクラリネットは素材の特性により豊かな音色を持ちますが、メンテナンスや価格の面で考える必要があります。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.4

>> エボニーという木の粉をABS樹脂に混ぜて作る // エボニーとは、ふつう黒檀のことを指しますが、黒檀にも縞黒檀と本黒檀があるそうで、製作する物によって使い分けるようです。 クラリネットに通常使用される木材は、グラナディラというマメ科の植物で、黒檀(カキノキ科)とは異なります。グラナディラは非常に生長の遅い木で、楽器に使えるサイズまで育つのに何10年もかかるため、生産が需要に追いついていないようです。 そこで、特に厳しい基準で選別される高級機種用の材木が不足しているために、クランポンなどはグラナディラを粉末化し、グラスファイバーや接着剤などと混ぜて成型する方法で管体を作っているモデルもあります。 >> エボナイト製のもあるらしいです // エボナイトというのは、生ゴムを硫化させて固くしたもので、黒檀のような質感になることから「ebony化する=ebonite」と呼ぶそうですが、昔はマウスピースの素材として多用されていました。現在は、ABSやその他のプラスチックが主流です。 しかし、エボナイトは多量の硫黄を含むので(硫黄は多量に摂取してもお腹が痛くなるだけで病気にはならないものの)、キーなどの銀メッキを変色させる原因になります。ふつう、クラリネットの上位機種のキーは銀メッキなので、あまり管体の材料として使われることはありません。 先述の通り、管体が樹脂製(あるいはその他の素材)だからダメだ、ということはありません。それでも立派にクラリネットの音にはなります。メタルクラといって、真鍮製のクラリネットもあり、ジャズなどで好んで使う人もいます。 木材の中でも、昔はツゲを使っていた時代があり、最近ではローズウッド製にも人気があります。黒檀を使ったクラリネットも実際に作られています(といっても受注生産の高級機種)。 問題は、そういう「管体の素材による音色の違い」にこだわるかどうか、です。また、No.3の回答者が指摘されている通り、普及モデルほどコストダウンのために設計が簡易化されている、という点もあります(が、ヤマハやクランポンのプラ管は、割と違和感のない吹き心地になるようには作られています)。 >> やはり木製でないと音が狂ったり裏返ったりして音が出しにくいものなのでしょうか? // 「木製かどうか」という視点だけで見れば、いいえ。 「プラ管=普及モデル=あまり良い設計ではない」という視点で見れば、はい。 たとえば、YCL-250は、それなりにクラリネットらしい音がしますし、合奏の中に混じってしまえば、まずプラ管だとはバレません。しかし、吹き心地は、たとえばCSクラスと比べると全然別物です。一般論として、プラ管の方が抵抗感が強く、小音量での演奏がしにくく、音量を上げようと思ってもすぐに限界が来る印象です。その意味で、「吹きにくい」とはいえます。もっとも、だからといって、音程が狂うとか、音が裏返るとかいう問題がある訳ではありません。中国ブランドのプラ管は、それはそれは酷いものですが。 吹きやすさでいえば、基本的に高価なモデルほど吹きやすいとはいえます。奏者の要求にどこまででも応えてくれる印象です。ただ、価格的には中間に位置する各メーカーの主力モデルでも、独特の音色があって、高級機種だったら何でも良い、とはいえません。 >> 余談でヌーボのクラリネオというのはご存知ですか? // 初めて聞きましたが、少なくともクラリネットの代用にはならないでしょう。イロモノとして使う分には良いかもしれませんが...

MALiiPoter
質問者

お礼

色々ありがとうございました。m(_ _)m 楽器店に問い合わせたら、ヤマハの350という10年前くらいの状態のよい中古が19800円であるということで注文いたしましたvv 同じくらいの値段なら新品の中国製よりはこの場合中古でも木製の日本製のほうがよいですね、、、

その他の回答 (3)

  • A88No8
  • ベストアンサー率52% (836/1606)
回答No.3

こんにちは  通称「プラ管」は安価であることを一番重要視しているため上級モデルのような設計をしていないのです。  上級モデルをツーリング目的で高速道路も走れるバイクと仮定するならば、プラ管は体力のない方用の補助動力付き自転車と例えることが出来るでしょう。  上級モデルと同じ設計、同じ工法で作ったならば、かなりよい楽器が作れると思いますが..  お値段が材料費の差額を取ってみても同じぐらいになってしまうでしょう(^_;)  ちなみにグラナディラと同じ比重(同じ比重で出来るということは密度が同じで振動特性もほぼ同じものが作れる可能性がある)の合成材料や金属材料で上級モデルと同じ設計、同じ工法で作られた楽器は「木管らしい」いい音がしますし、製造ロット間の音程のばらつきが少ないです。  上級モデルか安価モデルの違いはどれだけお金をかけて作っているかどうかの違いです。  楽器の場合、お金をかけるとは、それなりのお給料を払う技術のある職人の人手がかかって丁寧に作るということです(もちろん精密な工具を使いますよ。バレンタインのチョコレートを素人が作るレベルの話ではありません)。 >やはり木製でないと音が狂ったり裏返ったりして音が出しにくいものなのでしょうか?  そんなことはありません。 木製の安価目的の楽器より人造材料でもお金をかけて作った楽器の方がいい楽器になります(木製のクラリネットの方が自然の材料を使っているためにムラがありロット間での音程のバラツキが大きくなりがちです)。 >余談でヌーボのクラリネオというのはご存知ですか?  試奏させて頂きましたが楽器としては無理です。  楽器の付属品を作っているK&M(ドイツ製?)が企画製造したエスクラと同じサイズのマウスピース(エスクラと互換性があります)を使い出来の悪いプラスチック製のリードが付いているオモチャです。  エスクラと互換性があるのでよいものと交換すれば音は出しやすくなりますが、需要がたくさんあって値段がこなれている並クラのマウスピースやリードを使わずに需要が少なく値段が高い上によいものが少ないエスクラベースのマウスピースとリードを使うように設計したのか、また音を出す技術や練習をしなければならず、小学生ぐらいの子供がそんなことをしたいか理解に苦しみます。  調子はC管なので小学校の器楽合奏には都合がよいかもしれませんが演奏に難しいリード系の楽器よりもリコーダーやピアニカの方が実用的でしょう。 これらは演奏する前に音を作る苦労がない楽器ですから。  楽器屋さんには、少しずつパーツを集めて組み立てたら最後には楽器になるというよくあるプラモデル本の企画(マウスピースとリードの選定のサポート付きで)と平行販売にしたら売れるんじゃないかとアドヴァイスしておきました(^^;V  プラスチック製で耐久性はないけど見た目が綺麗なので演奏も出来るインテリアにぴったりです。  

MALiiPoter
質問者

お礼

ありがとうございました。m(_ _)m 解り易い例えで説明していただき助かりました。 楽器屋さんでヤマハの10年前くらいの350という中古のモデルを19800円見つけ注文いたしました。。

回答No.2

私はサックス吹きですが、楽器の素材・モデルによって音質が左右されるのは本当だと思います。 安いとか高いとかではなく、素材が音質に影響することは事実です。 口使い・指使いを覚える程度なら、どれも一緒に近いですが、音質だけはどうにもなりません。

MALiiPoter
質問者

お礼

教えていただきありがとうございました。m(_ _)m ヤマハの350という10年前くらいの中古を見つけ注文しました。

回答No.1

>> 合板木でも気休めですか? // 「合板」というのは、「薄くスライスした材木を張り合わせた板」という意味で、さすがに合板で作られたクラリネットというのは聞いたことがありませんが... >> メンテが楽で安価なため // 一般に安価なのは確かですが、メンテナンスが楽ということはありません。管体が樹脂製のために「割れる心配がない」というだけです。クラリネット(というかほぼ全ての木管楽器)にとって必要なメンテナンスとは、キーバランスとタンポの状態を良好に保つことです。これは、管体の材質如何に関わらないので、「メンテナンスが楽だ」というのは誤りです。 >> フラウトトラベルソやリコーダーなどの音色はABS樹脂でもそこそこの評判ですが // 特にリコーダーに関しては、教育用楽器として普及させる目的もあって、安価で量産しやすい樹脂製が多く流通しています。しかし、「音色が良い」かどうかは別問題で、やはり比較すれば良質な木材を使ったものの方が良いと感じる人は少なくないでしょう。 木管楽器(金管楽器でもそう)の音、たとえば「クラリネットらしい音」というのは、管体の材質よりは、むしろ管の太さ・長さ・構造に依存します。すなわち、「管の形がクラリネットの形」であれば、木だろうが樹脂だろうが「クラリネットらしい音」になります。管楽器は、管体を振動させて音を作るのではなく、発音体(リードとマウスピース)から放出された音波=空気の振動をコントロールして音を作る楽器だからです。 もっとも、管体(やキーその他のパーツ)も微妙に共振しており、それが倍音を構成する1要素であることに変わりはないので、音質・音色にこだわるのであれば、管体やキーの材質、塗料、メッキなどにも気を配る必要が出てきます。 >> ケルントナーの27番を買われている方はそうとういらっしゃるようですが安いので我慢されているだけなんですか? // ケルントナーを購入している方々が何を思って買われているのかは知りませんが、個人的には、買うならせめてヤマハかクランポンだと思います。いくら安かろうと、あれを吹くのは我慢なりません。調子が狂ってまともな楽器が吹けなくなります。 >> 学校で吹いた経験があるのですが古くて合っていなかったので // あなたが昔使っていた楽器、ということですか? 冒頭でも述べた通り、クラリネットのメンテナンスでいちばん重要なのは、キーバランスとタンポの調整です。これは、プロのリペアラーでなければできません。もし、押し入れから出して来たままなら、楽器店で点検を受けて下さい。 学校備品で、それの状態が悪いなら、顧問に言って調整に出してもらうべきでしょう。 >> シリコン製のリッププロテクトなどは効果があるのでしょうか? // 歯並びが良くなかったり、歯の形が鋭くてすぐに口の中が切れたりするなら使っても良いと思いますが、個人的には不要と考えます。 そもそも、クラリネット(サクソフォンも同じ)のマウスピースをくわえるときには、口の中が切れるほど「噛む」ものではありません。下唇を少し巻き込んだ状態で「お」と発音するような口で「包み込む」だけです。赤ん坊がお母さんのお乳を飲むような口だ、と表現する人もいます。 したがって、正しい奏法で吹いていれば、そうそう口の中を切ったりするようなことにはなりません。安直にプロテクターを使うと、噛み癖が付いて、かえって正しい奏法を身につけられなくなります。 もちろん、正しい奏法で演奏するためには、楽器の状態が正しくあること、マウスピースとリードの選択が奏者に合っていること、が大前提です。前者はリペアラーが、後者は正しい奏法を身につけた経験者が、それぞれ判断することになるでしょう。マウスピースとリードの選定は、初心者が独学だけでたどり着くのは困難です。 >> 高価な楽器イコール芸術とは考えておりません // 確かにイコールではありません。音楽=芸術と考えるなら、安い楽器でも、むしろ声や拍手だけでも音楽はできます。しかし、「道具によって変えられる部分」があることも確かです。200万円のヴァイオリンでも十分に良い音ですが、ストラディバリウスでしか自分の思う音が出せないなら、そのために2000万円かける意味はあるでしょう。 話を樹脂製クラリネットに戻すと、それでも十分に音楽はできます。しかし、樹脂製では出せない音があるのも確かです。それを出したいと思うか思わないか、です。樹脂製といっても様々なメーカーが製品を出していますが、まともな楽器として考えるなら、せめてヤマハのYCL-250くらいを考えたいところです。

MALiiPoter
質問者

補足

すみません、、、合板木ではなく合成木のまちがいでした、、、 エボニーという木の粉をABS樹脂に混ぜて作るそうです。Jマイケルの430がそのようです。エボナイト製のもあるらしいです。 http://www.maccorp.co.jp/jm/clarinet.html http://www.maccorp.co.jp/jm/magazine/page/2007-04-01.html 色々ありがとうございます。m(_ _)m やはり木製でないと音が狂ったり裏返ったりして音が出しにくいものなのでしょうか? 余談でヌーボのクラリネオというのはご存知ですか?

関連するQ&A