ヘラを使うと、味を感じるセンサーである味蕾に傷が付いてしまうこともあるそうなので、ブラシ状のもので根気良く1日に1回ブラッシングするのが良いと思います。
日によって違いますが、毎日やっていても、100回くらいブラッシングしても汚れが目に見えて取れます。
縦、左右といろんな方向から、また奥を念入りにブラッシングして下さい。舌の手前部分は上顎と接することで汚れが残りにくいので、辛いですが奥です!
(歯ブラシ使うと毛が長く奥まで届きません。また力の入れすぎも逆効果です。軽い力で時間をかけて、がベストです。)
最初は取れませんが、それはまだ絨毯状になっている舌の毛のような部分が汚れで寝てしまっているのを起こしただけなので、30回ほどブラッシングしていると徐々に取れてきます。
乳白色の液体が出なくなると、もう除去できているということです。
あまりにしつこい汚れが付いている時は、パイナップルなどのたんぱく質分解酵素を利用して、汚れを浮かせてから取るのが良いです。
汚れがたっぷり付いている時は、舌がデリケートになっていて、炎症を起こしやすいので、焦って強くしたりすると出血することもあります。最初は様子を見ながら行って下さい。
あとは、歯間もフロスを通すと良いですよ。
フロスを初めて通す人は、口臭が何倍も濃縮されたような臭いがする汚れを除去することが出来ます。
一番奥の歯の向こう側が磨けていない人も多いので、気をつけてみてください。
あと、上顎や頬の内側も、粘膜用のブラシで汚れを落とすと良いと思います。
口臭の多くは「磨いているつもりでも磨けていない口腔内から」と言われています。歯周病の方も臭いがあります。
多くの人は歯を磨きますが、歯茎や歯と歯の間、上顎や頬の内側なんてなかなか磨きません。
市販の歯磨き剤はミント味が強く泡も必要以上に立つため、磨けていなくても口の中がすっきりした錯覚を起こします。歯を磨く前に舌で歯をなめてから、歯を磨いた後にまた歯をなめて、磨き残しがないか、チェックする習慣も大事です。
お礼
非常に詳しく教えていただいてありがとうございました!