ジェノサイドについて

質問

ジェノサイドとは具体的にどのようなことを言うのでしょうか？よろしくお願いします。

回答No.7

lequeos

言葉の定義としては他の方の回答に譲って……

少し具体的に書きますと、ホロコーストのような集団殺りくのほか、旧ユーゴスラビアやルワンダなどで問題になったような集団レイプや隔離、さらには、旧植民地時代ばかりでなく、アメリカなどでは現代でもしばしばいわれる「言語統一運動」のようなものも、もし本当に実行されたならば、ジェノサイドにあたると個人的には思っています。
つまり、（１）ある特定の集団（民族、部族、国民、人種など）に対し、（２）その集団を滅亡させる、あるいはそのアイデンティティーを消失させる目的で、（３）身体的、精神的、場合によっては文化的な実力を行使する　ことになるでしょうか。

なお、いわゆるジェノサイド条約が締結されたのは１９４８年ですが、この時点での「独立国」は、植民地を持つ大国と、大国の間で緩衝地帯として生き延びてきたわずかな小国、そして旧ソ連の衛星国のみでした。（アフリカ、アジアで大量独立があるのは６０年代の話でしたね）。
そういう時代背景を考えると、「大国が小国に介入する口実を作った」というのは曲解にすぎます。また念のためいえば、ジェノサイドは「国際法上の犯罪」ですから（条約１条）、国際刑事裁判所規程の当事国でなくても、属地主義により発生地の法廷で裁かれることになります。大陸法系の国には、管轄権を拡大して、国外犯で自国民でない場合でも、大量殺害などの戦争犯罪を裁くことができるとする国があります（ベルギー。ただし、この法律は近々改正される見込み）。

回答No.6

dawasa

語義的には既に出ている答えの通りですが、
哲学・思想的な論点としては
その殺戮に関わる情報・記録・証言等をも、その社会・歴史から抹消していくこともジェノサイドの一部であるとされます。（歴史の教科書から削除・用語変更すること含む）

回答No.5

SCNK

計画的断種なども含まれるようです。

所詮、大国が小国に介入する大義名分にするために条約化したようなものです。もっとも大国にとっても諸刃の剣になったようで米国も国際刑事裁判所条約には調印していませんね。

回答No.4

harihara

集団殺害のようです。
下記ＵＲＬでジェノサイド条約について出てます。

参考URL：

http://www.preventgenocide.org/jp/hou/jenosaido-jyouyaku.htm

回答No.3

pippy

genocide

genos = 種（ギリシャ語源）
caedo = 殺す　（ラテン語源）

集団殺戮、＜特定の種族人種・国民の＞絶滅策

なお、ユダヤ人の殺害も確かにgencideにあたるかと思いますが、英語では一般に the Holocaust と呼ばれることが多いと思います。

回答No.2

khyuuga

１です。

特定の宗教や人種に対する集団殺害をさすようですね。
ナチスのユダヤ人迫害もそうですね。

ちょっとちがうかもしれませんが、ゴミ袋にわいたハエを「ジェノサイドーー！」とかいって殺虫剤攻めにした事があります（笑

回答No.1

khyuuga

こんにちは。

たしか、集団殺戮みたいな感じではなかったでしょうか？
まとめて排除・・・みたいな。