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コレステロール値が徐々に減少中、精密検査が必要かどうか不安
- ここ4年ほど会社の健康診断でコレステロール値が減少中。
- 現在は基準値内だが、精密検査が必要かどうか不安。
- 家族の体質や食事習慣も考慮し、専門医の意見を求めたい。
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コレステロールって、ホルモンの材料にもなり、食べた油を乳化する胆汁の材料にもなっています。また、私たちの体を構成する「細胞膜の補強材」でもあります。家に例えれば、柱や梁に相当し、不足すると強度不足の家になり、ちょっとした地震で倒壊すると言ったら実感して頂けるだろうか。 人の体では、低コレステロールに重なって、鉄欠乏性貧血、低タンパク血症(低アルブミン)が起きると、脳出血のリスクファクターです。総コレステロールは170mg/dlを下回らないほうが良いです。 軽度の貧血で疲れ易い等の症状も出ます。ビタミンC、動物性鉄、動植物性タンパク質は積極的に食べてください。 >肝機能数字は下限値ぎりぎりぐらいの正常値(肝機能数値は低ければ低いほどいいと聞いております・・・・とのことですが、ALT(GPT)一桁はビタミンB群の欠乏を意味します。GOT 17 IU/l GPT 15 IU/l前後が健康値かと思います。 さて、本題。 コレステロールの検査って、コレステロールを計っているわけではなく、肝臓で作られたタンパク質とコレステロールが結合して血中に放出され、その結合タンパクである「リポタンパク」の量を測っています。したがって、薬で調整するものではなく食事で整えるものなのです。 コレステロールは肝臓で作られていますが、その肝臓の働きが低下して、低コレステロール血症を引き起こすことも少なくありません。 病院にて、コレステロール、コリンエステラーゼ、アルブミン、を検査されると良いのですが・・・。3つの検査を受けることで、肝機能が凡そ計られます。基準値下限でも肝臓の機能低下については要注意です。 一般的には、GOT、GPTが肝機能の数値と誤解されていますが、これは肝臓の炎症度を診る検査です。 病院が嫌いでも、提言した検査を受けられることをお勧めします。