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ゆりが咲きました。
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No.4です。 ヤマユリは元々野生ですから、野生の自然環境のなかでは丈夫です。下草が生え株元への日光の照射を遮り、時々ミストがかかるような環境でしょうか。下草は、土の過度な乾燥と地温上昇を防いでいます。 あまり日当たりの良すぎる所は不適です、1日に2~3時間ぐらいの日当たりでしょう。 家庭でウイルス病が酷くなったヤマユリを山に植え替えてやると、ウイルス病がマスキングされて元気に育ったという話もあります。 家庭環境においては下草がマルチングに相当します。置き場所や植え場所も半日陰の場所が適切です。 午前中の2~3時間ぐらいの日当たりで、後は日陰となるような環境、あるいは1日中明るい日陰となるような環境です。サクユリも同じ性質です。 これらの交配種であるオリエンタルハイブリッドも、ほぼこれと同じ環境でよろしいでしょう。 他にはササユリ、オトメユリも半日陰の環境を好みます。 オニユリは染色体が3倍ある3倍体植物です。3倍体植物は種ができませんが、病害虫にも強く性質は強健です。種の代わりにムカゴをつけますね。球根も食用に適しています。 オニユリは日当たりを好みます。ゆえに置き場所や植え場所も、日当たりの良い所が好ましいです。 他に日当たりを好むユリは、テッポウユリ、スカシユリ、カノコユリ、ヒメユリ、イワトユリなどがあります。 茎が細く花数が少ないのは、球根が小さくまだ未熟だからです。大きな球根にするには。 ・養分を良く吸収してくれる上根を多く生やす為に、球根は深植えする。球根の高さの2倍以上、深さ15cm~20cmぐらいにはします。 ・葉を付けたまま、施肥を行なう。植え付け時に元肥にマグァンプKを施す場合は、球根より上の土に施します。地植えの場合は、庭土にバーク堆肥などを4割ぐらい混ぜ、腐植質に富んだ水はけの良い土にしておきます。 芽が出てからは、IB化成肥料などを株元周辺にばら撒き追肥してやります。また薄い液肥を1~2週に1回ぐらい与えてもよろしいです。(例、ハイポネックス原液の1000倍希釈液)。 施肥は春から秋まで施して構いません。花時においても施肥を行います。もう新しい球根は作られつつあります。 また花芽は春に芽が出て15cmぐらい伸びた時期に形成されますから、半日陰を好むユリの鉢植えの場合も、この間だけ少し多目に日光に当てるようにします。 今からの植え替えは不可ですから、このまま葉を付けた状態で施肥や病害虫の予防を行いましょう。 10月に球根を傷つけないように堀あげ、不備があれば、上記した内容で改めて植え替えてやりましょう。 新しい球根を追加してもよろしいです。 補足。 できたら購入したり掘りあげた球根は消毒した方がよろしいです。茎を切り落とした球根を水洗いし、枯れたようなスカスカの下根は除去し(元気な白い下根は傷つけないようにします)、ベンレートの500倍希釈液に30分間浸けて消毒します。そして半乾きぐらいの状態で直ぐ植え付けます。ユリの球根は乾燥貯蔵できません。 http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00152.html http://item.rakuten.co.jp/gardening/455179/ (2gで水1Lが500倍希釈)。 また植えつけたユリの球根は、冬の寒さに当てる必要があります。12月1月の寒さがそれに相当します。 ゆえにユリの鉢植えを室内に取り込むのは、よろしくありません。
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山百合で間違いありません。黄筋と赤い斑点が入るのが特長です。産地によっては黄緑っぽい筋が入る場合もあります。 カサブランカは名前が良いのでしょうか、同じくオリエンタルハイブリッド系のユリに、生産業者が適当に名前を拝借する場合があります。(例、「ピンクのカサブランカ」は、多分「ブロードウェイ」など)。 しかしやはり本家本元のカサブランカは純白の花でしょうね。山百合、ブロードウェイ、カサブランカ共に、むせるような芳香があります。 見た事はありませんが、カサブランカをより大輪にしたシンプロン(スーパーカサブランカ)なんてのもあるそうです。 http://unyako.pekori.to/yuri/oriental.lily.html なおカサブランカ(オリエンタルハイブリッド系)には、山百合やカノコユリの血が混ざっています。 あまり球根が小さいと、翌年は花を付けない場合が多いですね。山百合、カサブランカ共に球根の大きさは直径7、8cm以上は欲しいところです。球根が大きいほど花を沢山付けます。 去年の球根は今年の花用で1回限りです。しかし今年は新たな球根を作ったり、分球したりもしますから、これらの球根を大きく育てるために施肥を行います。具体的には緩効性の肥料(IB化成肥料など)を株元周辺にばら撒いたり、時々薄い液肥を与えてもよろしいです。(4月~9月)。 また花が終われば花茎だけハサミで切り取り、葉は残しておきます。球根を大きく育てるためですね、葉は10月ぐらいまでは必要です。 山百合、オリエンタルハイブリッド系は共に、置き場所や植え場所は明るい日陰か、午前中だけ日が当たる半日陰が適切で、日当たりの良すぎる所は避けます。 また土の乾き過ぎや地温上昇を嫌いますから、株元周辺にバーク堆肥などでマルチングしてやります。 マルチングが乾いたら水遣りするようにしましょう。 植え付けや植え替え適期は10月あたり、茎を球根から切り落とし、球根の高さ2個分は深く植えるようにします。それゆえ鉢植えの場合は深型の10号プラ鉢などを選び、また球根の大きさによってはそれに3個ぐらい複数植える事ができます。 ユリの根は下根と上根があり、球根の下部から生える下根は、春に芽が出るまでは必要ですが、芽が出てからは地下茎から大量に生える上根の方が、養分や水分を吸収する主体となります。 上根を十分に生やすスペースを確保するために、ユリの球根は深植えを行います。また土の乾き過ぎ防止や地温上昇防止とも関連があります。 ゆえに植え付け時に元肥(マグァンプKなど)を入れる場合は、球根よりも上の土に施すようにします。 http://www.hyponex.co.jp/products/fertilizer/pr_fer_08.html 山百合やオリエンタルハイブリッド系は特にウイルス病に弱く、いかにこれを発病させないかが上手く育てるポイントになります。 ユリの汁液で感染するのでハサミの使い回しを避け、またハサミの刃をライターであぶるなどしてウイルスを死滅させるようにします。 またアブラムシもウイルスを媒介しますから、春に芽が出るとすぐさまオルトランDX粒剤などを毎月1回施し、アブラムシを寄せ付けない事が大事です。 http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00529.html とは言っても、球根生産業者が1本ずつハサミの消毒をしているかどうかは、はなはだ疑問なところではあります。 ゆえに大方のユリの球根は、ウイルス病に感染していると思われます。ウイルス病には感染しているが発病させない、もしくは症状を抑えてやる。これをマスキングと言います。マスクですね、これは程度問題です。やはりあまり酷く症状が現れるようではダメです、引っこ抜いて処分するしかありません。 そのためにはマルチングなど生育環境を整えてやる、アブラムシを寄せ付けない、ハサミに気を配る、酷く罹患したものは処分する、などが大事になります。 しかし何と言っても重要なのは、球根選びでしょう。難しいですが、良心的な業者が販売していると思われる球根を入手する事です。せめて○○で消毒済みの表示があれば、少し安心ができます。(この消毒はウイルス病には無効ですが。) またユリの球根は9月10月あたりで店頭に多く並びますが、売れ残って乾燥しているような球根は入手しない事です。少し湿ったピートモスやオガクズやバーミキュライトなどに包まって色艶の良いものを選びましょう。できれば少し大きめのものを。 画像は今月の11日の拙宅のヤマユリ。10号プラ鉢に3球植えです。 とりあえず施肥を行い、オルトラン粒剤を撒き、花が終われば花茎だけ切り、10月までそのまま育てましょう。10月に堀あげ、上記を参考にして下さい。
お礼
育て方のご丁寧なご指導ありがとうございます。 他に、やまゆりあるいは鬼百合(オレンジ色で似たような模様があります)が庭に自生しています。鳥がむかごを運んだのでしょうか?こちらは雑草扱いで特に手入れはしていません。 問い合わせの白花のやまゆりは茎がひょろひょろです。 カタログに日陰でもOKとあったのですがやはり、日向の方が良かったのでしょうか? オレンジ花は木陰でも太くて丈夫です。 未だ開花していないので写真はアップできません。
補足
ヤマユリの名前から野生種に近く丈夫な花と錯覚していました。結構病気に弱いのですね?
- ymts
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こんにちは 画像の花は山百合です。 家も昨年と、今年も咲きました。 香りも大好きです。
お礼
ありがとうございました。
- 777oichan
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画像の花は山百合の仲間だと思います。私の家でも今咲いています。参考にhttp://www.hana300.com/yuri002.htmlでご確認を!!
お礼
ありがとうございました。
- pokkorinnk
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これはヤマユリです カサブランカには斑点が無く純白の花です
お礼
ありがとうございました。
お礼
ご丁寧な解説ありがとうございます。 落葉樹の木陰に植えています。木陰ですから日照時間は少ないと思います。木漏れ日だけですから。 そんなわけで茎がひょろひょろしています。支柱で支えないと花が地面にくっつきそうになってしまいます。 同じ位置(半不影)にオニユリも自生していますが、花色は日向の固体より薄い感じがします。