安定性と運用実績で考えるとSCSIですが、その分お値段は跳ね上がります。
WindowsME搭載マシンに接続可能な外付けSCSIハードディスクが存在するのか?という問題もあります。
転送速度と価格、安定性のバランスが良いのはUSB2.0。
そろそろ枯れてきているので導入にはちょうど良い頃合いかも。
転送速度と安定性ではIEEE1394もUSB2.0と肩を並べる規格ですが、いかんせんデバイスの価格が高い。
USB1.1は価格の割に速度が遅いためお勧めできません。
i・Connectはアイ・オー・データの規格で、一つのデバイスでいくつかのインターフェース(現状ではUSB1.1,USB2.0,IEEE1394の何れか)を選択できる仕様になっています。
i・Connectのデバイスなら、今USB2.0モデルのデバイスを買っても将来新しいインターフェースに付け替えることが出来るかもしれません。
デバイスが将来の規格に対応できるかどうか?これはアイ・オー・データの製品戦略に依存します。
近々、USB2.0の倍近い転送速度を持つIEEE1394の拡張インターフェースを使用するデバイスが発売されます。
アイ・オー・データがこのインターフェースを採用すれば、i・Connectでも対応してくれるでしょう。
その他にLANで接続可能なネットワークデバイスとしてハードディスクが発売されています。
Windows環境に限定して考えた場合、(現状で)最も入手が容易で転送速度が速く、サポートしている機種が多いインターフェースはUSB2.0です。
ただし、お手持ちのパソコンにUSB2.0インターフェースが搭載されていない場合、USB2.0インターフェースを追加する必要があります。