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ゲーム機に3G通信機能をのせることは不可能なのか
- DSの後継機である「3DS」がお披露目されました。ニンテンドー3DSの実機がついに発表されましたが、最も強調されている3D表示機能にあまり興味はなく、3G通信に対応しているかに注目していました。しかし、いくつかの理由からゲーム機に3G通信機能を搭載することは難しいようです。
- ゲーム機に3G通信機能を搭載するには、いくつかの課題があります。まず、3G通信は高速なデータ通信が必要ですが、ゲーム機のハードウェアやサイズの制約から、必要な性能を実現するのは難しいです。また、3G通信を提供するためには通信事業者との契約が必要であり、さらに通信料金の面でも問題が生じます。
- さらに、ゲーム機に3G通信機能を搭載することによるメリットも限定的です。一部のゲームではオンラインプレイやリアルタイムのデータ更新が求められますが、大半のゲームはオフラインでプレイすることができます。そのため、3G通信機能を搭載することで得られる利点は少ないと言えます。
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のせることは実際難しくありません。また、どのキャリアと組むかというシナリオもなしでハードを作ることも可能です。3Gのチップセットをハードウエアに組み込むだけでOKです。実際、モバイルPCの1、2割。法人向けでは4、5割はそうなっていますし、iPhoneの海外版も料金プランさえ気にしないなら、日本のSIMで動作可能です。問題はいくつかあります。 ・ 組み込みのモジュールを使わないと、無線機扱いになり認定が面倒。 ・ 組み込みのモジュールは、まだ小型化が道半ば。DSには、制約になる。 ・ アンテナの設計も面倒。モジュールの中だけのアンテナでは利得が出ない。 ・ 回線を使おうが、使うまいが、コストがかかると、使わない人のハード費用に不公平がでる。 ・ 世界対応するには、すべての周波数に対応するモジュールがない。 とまあ、論理的には可能でも、単一製品で、1000万台売ろうとすると、結構壁があります。 さらに、ビジネスモデルとしても、 ・ キャリアと、国ごとに組んでは、面倒。 ・ かといって、フリーSIMの入手が、日本では限定的。 ・ kidleのようなグローバル一括ローミングMVNOが簡単だがゲームのトラフィックではビジネスケースができない。 ・ 回線事情が、国によってさまざま。国中3Gが使えるところは、ほとんどない。 ・ あっても、固定で、月4000円近くの料金を払う(年間5万)のは、端末に比較して高価すぎる。 とまあ、これまた、実現には程遠い。ポイントは、PCは、数万ロットで特徴をだせばよいが、DSは、一旦スキームを決めたら、数百万は同じスキームにしなければいけない。となると、現在の3Gの事情は、bジネスモデル、技術、周波数帯、国の規制など、決して単一市場ではない・・・・ということ。したがって、近未来に、3G対応する可能性は、0だと思います。
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- puyo3155
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>ただ、現にiPhoneは全世界で発売できているわけで どうやってこれらの壁を乗り越えているのでしょうか? iPhone は電話の代替ですね。すでに、ARPUで7000円以上払っている携帯の代替品なので、ゲーム機の論理とはまったく違います。 しかも端末が、DSにくらべると高い。まっさらで買えば10万です。これもまた、ビジネスケースを作り安くしています。 それから、国ごとキャリアごとの対応ができるのも(独占SIMロックなど含めて)、今までの端末メーカとキャリアの関係があり、売る際も、電話の販売実績やチャネルを利用できるため、販売をコミットできる可能性も高い。ゲームは、メーカが自分で売らないといけない。キャリアのサポートを受けるためのビジネスロジックが、電話じゃないのでたてにくいわけです。 iPhoneのポイントは、電話だから、既存のモデルに乗せやすい。ユーザも金を払うことが実証されている。ということですね。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 おっしゃるように、iPhoneはあくまでも「携帯電話」として売られているわけで (3F対応のiPadはちょっと特殊ですが) 基本使用料や通話料などが普通はかからない「ゲーム機」とはまったく違う代物ですね。 今話題になっているiPadも5万円弱という非常に高価なものですから 娯楽品としてお手軽に買えるものとはちょっと言い難いかもしれません。 >ゲームは、メーカが自分で売らないといけない 確かに、アップルはあくまでも端末とビジネスモデルにタッチしているだけで ゲームを含めたコンテンツのほとんどは人任せにしているんですよね。 任天堂はWiiなどで「チャンネル」と呼ばれる多くが無料であるコンテンツを提供していますが 基本的には任天堂自身が用意するしかないので供給する数が制限されているのが実情のようです。 ハードメーカーであると同時にソフトメーカーでもある任天堂とハード専門のアップル… そこが両社の大きな違いなのかもしれませんね。 そう考えると、まだまだ大きな壁が立ちはだかっているのかもしれませんね。
- JFrost
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ハードウェアの設計としては問題ないと思いますが、 携帯電話の通信回線を使うと携帯電話会社との契約と 毎月の支払いが必要になってしまうため導入しないのだと思います。 以前任天堂の人が 携帯電話の通信機能を使うとユーザーに毎月の利用料金を負担してもらうか ユーザーの毎月の支払いをなくすために携帯電話会社に相当の我慢をしてもらうか 自前で通信回線網をつくるかになり どれも難しいと話している記事を読んだことがあります。 ある携帯電話で利用できる携帯電話会社が固定されるSIMロック制度も すでに持っている携帯電話の契約でゲーム機を利用することを困難にしていて iPhoneのようにどこかの携帯電話会社に加入しなければ使えなくなるので 3G通信機能の導入を避けているのだと思います。
お礼
ありがとうございます。 やはりどうしても毎月の支払いが必要になってしまうんですね。 ソフトの価格に含めたり、定期的に3DSに広告を送信するビジネスモデルを確立するとか うまく無料でできるような案があるのかとも考えていたのですが…。 通話やメール機能はゲーム機にはいらないので、そのあたりでコストダウンするとか…。
メカ的には難しくありません。どのキャリアと組むかの方が、よっぽど大きい問題になるでしょうけど。それと任天堂の場合は、子供に持たせて大丈夫なものであることを大前提にして作っているので、どこでもオンラインでソフトをほいほい購入できたり、ネット接続できたりすることは好ましくないと考えた可能性もあります。子供でなくても、廃人が続出しそうなことは容易に想像できます(笑)。 携帯ゲーム機に3G機能を入れた場合、スマートフォンとの境界線が曖昧になるでしょう。ひょっとしてソニーは、スマートフォンにPSP2の機能を入れてシェアを取るための武器にするつもりなのかも知れません。もし電子ブックとの絡みもあるとしたら、これはなかなか面白い存在になれそうです。
お礼
ありがとうございます。 ある意味、DSに携帯電話機能をのせればいいようなものですし 物理的、技術的には何ら問題なさそうですね。 ソフトバンクがiPhoneのキャリアになったことでシェアを伸ばしているので 任天堂はドコモかauと組む構図になると思っていたんですけどね。 おっしゃるように、ゲーム機にではなく 携帯電話(スマートフォン)の方にゲーム機の機能をプラスする可能性はありそうですよね。 でもそのときは、携帯ゲーム機の歴史が終わるということなのかもしれませんが。
お礼
ありがとうございます。 確かにまだ問題は山積みのようですね。 ただ、現にiPhoneは全世界で発売できているわけで どうやってこれらの壁を乗り越えているのでしょうか?