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料理をおいしそうに写す方法
趣味で毎日のご飯の写真をデジカメ(Exilim EX-53)で写していますがどうもおいしそうに撮れません。 私としては料理本に載っているように見かけだけでもおいしそう~に写真に残したいのですが・・・。 撮影場所は自宅の室内で、照明は普通の蛍光灯があるだけです。 料理はちゃぶ台に乗せて写します。 フラッシュをたくとものすごく色が悪くなるので、フラッシュ無しでEVシフトっていうのを+1.0くらいにして写しています。 湯気などが写らないせいか、どうも料理がおいしそうじゃないんですよね~・・。 どなたかおいしそうに写すテクニックをご教授ください! 宜しくお願いいたします。
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No.5です。再投稿です。 お使いのデジカメを検索してみましたが、該当するものがありませんでした。 「EX-53」とありましたが「EX-S3」或いは「EX-Z3」ではありませんか? ということで、その2機種の場合で話を進めます。 まず「EX-S3」の場合。 このデジカメはズームレンズではない単焦点のカメラです。 焦点距離は35ミリカメラに換算して35mm相当、つまりやや広角レンズが付いています。 広角レンズはスナップなどの用途に適するもので、広い範囲を写せますから テーブル全体を写したい場合には最適ですが 1品料理(や小物)を撮るのにはあまり向いていません。 絞りも固定されているようですので、ボカしたりピントを奥まで合わせたりといった “絵づくり”がコントロールできません。 つぎに「EX-Z3」の場合です。 このカメラはズームレンズが付いています。ズームの範囲は 35ミリカメラ換算で35mmから105mm相当です。 料理の写真は普通は35ミリカメラの焦点距離で85mm前後を使いますから このカメラでしたら条件が合います。 絞りも2通り選べるようですので、万全とは行かないまでも ある程度の“絵づくり”はできます。 さて、お使いのカメラはどちらでしょうか? それによっては“後ろにある料理をボケさせる”ことも可能かとも思いますが これはもう技術やセンスの問題ではなく、どうしようもない機械の限界ですから 工夫で補えるものでもありません。代用技術もありません。 また「デジタルズーム」はただのトリミングですから、あまり使わないほうがいいです。 テクニック等と言えるものではありませんが、画像処理ソフトをお持ちなら 後からの加工で似たような効果が出せます。 私はPhotoshopしか知りませんので詳しい説明は控えておきますが もしPhotoshopをお持ちなら改めて説明します。ヒマですから。 話が少し重なりますが「絞り」とは、レンズを通る光量を調整するものです。 光量の調整方法は二通りあって、ひとつはシャッター速度で行います。 シャッター速度を早くすれば光が通過するる「時間」を短くできますから光量が減ります。 逆にシャッター速度を長くすれば通過する光量が増えます。 もうひとつが「絞り」です。これはレンズ部分に障害物を設けて レンズを通る光の「量」そのものを調整するものです。 その障害物が「絞り羽根」で、羽根の中心が円状に開いていて、その円の直径を変化させる事で 光の通る量を調節します。 つまり「時間」と「量」の2面でフィルム(センサー)に届く光量を適正にしているのです。 そのうちの「絞り」が、光量の調節と同時に 画面内のピントが合う範囲に大きく影響を与えます。 「絞り」を操作する事を覚えるあたりから写真が面白くなってきます。 「デジカメのボケ」については別の質問に回答したものがありますので そちらも覗いてみてください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=575392 さて、他の方の回答にもありましたが、光源は なるべく大きく(広く)て近いのが理想的です。 逆に小さな光源を近付ける(遠ざける、じゃありません)のがよくないです。 で、それでも、距離はともかく、大きな光源なんて滅多にありませんからどうするか、と言うと 回答にも出てきた「和紙」のような、光を拡散させる物を使います。 洋服の芯とか、薄手の白い布でもOKです。 良く使われるのが「トレーシングペーパー」です。「トレペ」なんて言ってます。 学校の美術の時間に触った事があるかと思います。 大きめの文房具店に行けば幅50センチ、長さ5メートルほどのものが千円くらいで買えます。 それを光源と料理の中間に置いて、光源をトレペに当てるようにすれば 光がトレペに当たった時点で、今度はトレペの面積が二次的な光源になりますから 50cm×70cm(サイズによりますが)の大きな光源が出来た事になります。 そうすればたいていの皿は光源の内側に収まってしまいますから 皿全体を光で包むような感じになって、影も強く出ない、いい撮影環境になります。 コツとしては、元光源がトレペを均一に照らすような距離に置いて トレペ(二次光源)と料理はある程度近付けるようにします。 どんなに大きな光源でも被写体から離せば小さな光源と同じですから。 そうしてみると、けっこう舞台装置が必要になってきたでしょう? それを料理の種類や大きさ、皿の材質などによって設定を変えるのですから 5分で作った料理を1時間かけて撮るなんてことはザラで、 最初の「内輪ばなし」のようなゴマカシが必要になってくるんです。 食べ物を粗末にしたくはないんですけど、せっかくならせめて美味しそうに撮ってやりたいしね。 それから「白熱灯」と「フラッシュ」の併用による弊害もあるのですが 長くなってしまいますので、時間があればまた後で。
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- ginga3104
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もうプロの方の助言が頂けているのに素人の私が言うのもなんなんですが・・・。(勇気有るなー(笑)) ライトはかなり離します。1メートル以上離すか、ランプの直接光で無く和紙などを一枚当てると光が和らぎます。(言うまでも無くランプに直接紙をつけてはダメですよ。燃えます。) 光がオレンジっぽいのは白熱灯の色温度バランスが赤みがかっているか、デジカメの特性かもしれませんね。デジカメですからカメラ側で色の調整は出来ると思います。フラッシュ併用も試してみてくださいね。 では、早々に退散します。(^-^;
お礼
いえいえ再度アドバイス有難うございます。 そうか、ライトが近すぎたんですねー。 そう言われるとそんな気がしてきました。 光がオレンジっぽいっていうのはレンズを通してではなくて、肉眼で見てもオレンジっぽかったです。 でも少し離してみたらいいかもしれませんね。 明日さっそく試してみます! 有難うございました。
プロの側からの投稿です。 「ブツ撮り」の基本的なライティングは「逆光・バウンズ」です。 ほとんどの場合、料理撮影にもあてはまります。 逆光とは、被写体を挟んでカメラの反対側から被写体を照らすことです。 カメラの真反対から照らす「完全逆光」と、カメラの斜後方から照らす「反逆光」がありますが 普通は「反逆光」を用います。 このライティングでモノの質感が表現されます。具体的には 油分のテカリとか湯気とかご飯つぶの輪郭の輝きなどがイキイキとしてきます。 ライトが自由にならない場所でしたら室内照明や窓からの明かりを使えばいいですが 室内照明を使う場合は窓からの明かりなどは遮るように、また 窓からの明かりを利用する場合は室内照明を消すようにしてください(後でまた・・・)。 つぎに「バウンズ」ですが、これは 「反逆光」で手前(カメラ側)が暗くなってしまう事を補うものです。 この光で被写体の様子(質感とは別のものです)がしっかり描写されます。 いくつものライトを使ってもできるのですが、簡単でしかも効果的なのは 白い発泡ボードを使って、逆光にしたライトの光を反射させてやることです。 「発泡ボード」は、とりあえず適当な言葉がなかったのでこう呼びましたが DIYショップなどで売っている、厚さ5mmほどの白い発泡スチロールの板です。 ポスターを飾るパネルなどの裏に付いているものと同じです。 写真の世界では「レフ板(れふばん)」と呼びます。 これをカメラの下から料理に向けて、目で確認しながらうまく光が反射するように置きます。 あ、カメラはやはり45度くらいがいいでしょうね。 そのカメラの下でレフ板を立てればきれいに光が反射します。 カメラを三脚につけてあるのなら、レフ板は手持ちでもいいです。 と言うより、撮影には必ず三脚を使用してください。 複数のライトを使用する場合は、逆光ライトの光量に対して 順光(カメラ側からの光をこう呼びます)の光量は半分くらいがいいのですが そのためのライト位置の確保がけっこう難しいです。が レフ板で「バウンズ」すればだいたい半分程度の光量が反射されますから、最適です。 レフ板の道具としては「発泡ボード」以外にも アルミホイルの反射の少ない面を、いったんシワクチャにして 丁寧に延ばしたものを発泡ボードに貼って使う方法もあります。 こちらのほうが反射率は増しますが、ちょっと不自然な反射になります。 色は白か銀でしたら布でも構いませんが、 それ以外の色のものは反射光に色がついてしまいますので基本的にダメです。 ただ、家庭料理などの暖かさを表現したい場合や、 裸電球の照明などを演出したい時にはわざと暖色のレフ板をつかう場合もあります。 以上のことはすべて目で確認できますから、実際にいろいろ試してみてください。 次に撮影ですが、先にも書いたように三脚使用が原則です。 それと、手前からストロボ(フラッシュ)をあてる事も避けてください。 レンズの絞りはそれほど絞らなくていいです。 シャッター速度が早いほうがノイズが出ませんし、写真も 前後が少しボケているくらいのほうがいい感じです(好みですが・・・)。 デジカメをお使いとの事でしたので、ホワイトバランスで説明します。 料理を美味しくみせるコツは「色」ですから、ホワイトバランスは正確にとってください。 カメラに内蔵されている「オートホワイトバランス」は、たいていの場合 適切な色味になりますが、料理の場合だけはあてはまりません。 「オートホワイトバランス」は画面の白い部分の色カブリを元に補正するものですが 料理の場合の「白」は皿ということになります。 この「皿」が実は正確な白ではなく、やや黄色がかったものや青味がかったものが多く それを白に補正するために、画面全体が色カブリを起こしてしまいやすいのです。 と、そこまでは分かっても、汎用のデジカメではそれをどうすることも出来ませんので 「ホワイトバランス」をいろいろな条件に設定して撮るようにして その中から最適なものを選んで、画像ソフトでも微妙な色調整をするようにします。 この際に、色温度の異なる照明が当たると色調整ができませんので 光源以外を遮光するようにしてください。 一般的には料理は「緑っぽく(寒色系)」なるより 「黄色っぽく(暖色系)」なるほうが美味しそうに見えると言われます。 最後に「内輪ばなし」になってしまいますが 「美味しそう」に撮れている写真の料理の大半は、実際はマズいです。 というより、食べられません。 煮物は味がしみ込むまでは煮ませんし、焼き物は形が崩れるのであまり焼きません。 焼き跡はバーナーで付けるか、着色します。 スープや飲み物の色はカラーインクや醤油を足して加減する場合もあります。 暖かな物は、レンズが曇ることもあって本番では使わずに 撮影はドライアイスを使って湯気(?)を出したりします。 “撮影スタッフは撮影の後で食べられていいね”などと言う事は滅多にありません(泣)。
お礼
回答有難うございます。すごく詳しい説明、さすがプロの方!と思いました。 みなさんの回答を見て、今日とりあえず白熱灯のスタンドを買ってきました。 で、料理の後ろから光をあててみたんですが、光がオレンジっぽいのと、少し光が強すぎるようで、もっと色々工夫する必要がありそうです。 レフ板っていうのは聞いたことがあります。 今日は何も用意してなかったので白いノートを開いて代用してみました(笑)。 三脚が無いのでなかなか難しかったです(笑)。 やっぱり三脚必要なのかなー。ちょっとヨドバシのぞいてこようと思います。 あと、ひとつ質問なのですが、「レンズの絞り」っていうのがよくわかりませんでした。 デジカメの機能を色々調べてみたのですが、絞りっていうのは無かったように思います。 代用できる機能があるのかもしれませんがどういう物なのかがよくわからなくて・・・。 ホワイトバランスっていう機能はついてたので、色々いじってみました。 これも試行錯誤して一番良い設定を見つけたいと思います。 詳しい説明があったおかげでどういう物なのかよくわかりました。有難うございました。 最後に楽しい内輪ばなしありがとうございます。 撮影のお料理って食べられないことが多いんですねー。知りませんでした。 あんなにおいしそうなのにもったいないですね~~。 あ、でも私も今日カメラの設定を色々いじっているうちにお料理がすっかり冷めてまずくなってしまいました(笑)。 もっと修行を積んでおいしい料理写真が撮れる様がんばりますね。有難うございました!
補足
すみませんもうひとつ質問してもいいでしょうか? >前後が少しボケているくらいのほうがいい感じです(好みですが・・・)。 とありますが、私もそのほうが好きです。 でも、手前の料理にピントをあわせて、後ろにある料理をボケさせる・・・っていうのがどうしてもできません。 全部はっきり写ってしまいます。 もし前後を少しボケるように写すテクニックなどありましたら教えていただけないでしょうか? たくさん質問してすみません;;
- monday0862
- ベストアンサー率47% (444/930)
こんにちは、mondayと申します TVクルーの一員としての経験からお答えします。 まず、蛍光灯だけでの撮影は止めましょう。青っぽくなります。 電球など白熱灯を追加しましょう(蛍光灯をつけた上で) 三脚を用意します。デジカメの液晶を見ながら、(なるべく上から、)全体のバランスを考えて、器を配置します。 湯気を撮るなら、#3さんの方法が有効です。撮影する料理の向こう側から、湯気が上がるあたりを照らします(水平に当てても、デジカメに光源が写らなければOK) とりあえず、白熱灯を当てて撮ってみただけでも違いますよ。
お礼
回答有難うございます。やはり蛍光灯だけではだめなんですね。 下の方のお礼にも書いたのですが、今日白熱灯のスタンドを買ってきましたがまだ上手に撮れませんね~。 もう少し試行錯誤してみます。 湯気を撮るって難しいですねー。 肉眼では見えてるのにどうしてレンズを通すと見えなくなるのかしら?? もっとがんばります。有難うございました!
- ginga3104
- ベストアンサー率23% (510/2208)
#1、2の方の回答に追加でお邪魔します。 飲食店をやってます。昔、私も自作のチラシを作るのに撮影をしても「なんだかなー」って出来でどうしたものか?と思っておりました。 数年前に地方の情報誌や新聞社が取材に訪れた時にカメラマン達の取り方を見て納得しました。それは、前述の方々の書かれている通り、ライトと演出です。 ライトは、一度に数種類も使うんですよねー。そして、お皿の並べ方もわざと食べる時とは違った置きかたをしていました。 うちも時折自分の料理の写真を撮ります。でも、プロのような機材も無いし、そんな時間も無いので、私が今やっているのは、小さい白熱灯のスタンドを写真を撮る斜め前から当てて、フラッシュも併用して撮影です。(薄い影が手前に出来れば成功だと思います) で、並べ方も記録用はそのままですが、チラシに使う時は、和紙などを敷いた上にメインディッシュを手前にして、後は配色などで並べて、全部がフレームに入りきらない程度までアップにして撮っています。(#1の方の挙げられたHPでもお皿がフレームからはみ出ているでしょ)(テーブルクロスだけでなく、その上にランチョンマットなどを重ねて置くと良いです。ご存知だと思いますが、テーブルなどの木肌にじかに食器を置くと写真では料理が引き立ちませんね。食べる時は気にならないのですがねー。) *まとめると、・テーブルには和紙やクロスを敷いて・撮影する向こうからの光を当てて、・真正面からではなく斜めから、・全ての皿が入りきらないような構図にされる、と良い感じになります。
お礼
回答有難うございます。やはりライトは重要なんですね。 昼間みなさんの回答を見て、さっそく白熱灯のスタンドを買ってきました! で、今日さっそく撮影してみたんですが・・・なんかライトの光がオレンジっぽくて、それに少し光が強すぎるみたいでうまくいきませんでした。 もう少し試行錯誤してみる必要がありそうです。 そうそう、見た目ってとっても重要ですよね。 私もかわいいテーブルセッティングにしたくて色々サイトなどを見てるのですがなかなかいいお手本がなくて。。 教えて戴いたことをふまえてがんばってみます。 有難うございました。
食材によってはサラダオイルを塗るとみずみずしく写ったり、脂がのっているように写るようです。
お礼
そうなんですよね。ちょっとテカリがあるとおいしそうに写ります。 まあ、実際食べるので必要以上に素材に小細工をするわけにはいかないのですが・・油を使っている料理なんかは汁をかけてから写したりしています。 でもやっぱりあまりおいしそうじゃないんです~。
- jakyy
- ベストアンサー率50% (1998/3967)
料理を上手に撮るコツはアングルと、 写真撮影用のライトを使い、光をうまくあてて、料理が立体的になるようにすることですね。 下記のサイトに詳しくコツが載っています。
お礼
へえ~こんなサイトがあるんですねえ。 参考になります! やっぱり光が重要なんですねー。難しいですね。
お礼
こんばんは。回答を催促してしまったにもかかわらずご親切に有難うございます。 まず、私のカメラはEX-S3でした。 (Sを5と読み違えてました;;) なので、どうやら背景をぼかすことはできそうにありません・・。 photoshopは以前少し使ってみたのですが何が何やよさっぱりわからず、私には向いてないと思い購入を断念した事があります。 そのうちむずむずっとまた使ってみたい衝動に駆られるかもしれませんが、今のところ教えていただいたテクニックで満足しています。 今日はライトに白くて薄い布をかぶせてみました。 そしたらうまく行ったんです!! テーブルフラワーも用意して、なんだか雑誌に載ってるような綺麗な写真が撮れました。 もう感謝感激です。 プロの方に言わせるとまだまだ・・なんでしょうが、とりあえず満足いくものが撮れましたことをお礼いたします! 本当にどうも有難うございました。 とっても勉強になりました。