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ATMが音声に向いている理由

ATM(セルリレー)は、どうして音声を流すのに向いているのでしょうか?広域LANとかで音声を流す場合、帯域制御装置とか、Qosとかいろいろ考えないといけないですよね。でもATMは簡単に音声を流すことができるのはなぜ?ATMは53バイトという小さなセルに分割されて、ちょっと位抜けても聞くほうに影響がないというのは聞いたことがあるのですが理由はそれだけですか?

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  • Kinop
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回答No.2

言葉足らずだったので補足します。 ・先ほどの説明はATMをアクセス回線に使用する際の、設計上の話です。 ・IP-VPNだけでなく、広域LANでもATMをアクセスに選択できることが多いです。 先ほどの説明は、IP-VPNなどでATMを使用する場合の説明です。 「広域LANが音声に向かない」直接の理由は、L2サービスであるが故のものです。L3のサービスであれば、キャリアの網側エッジルータ(PE)での優先制御に加え、お客様宅内ルータ(CPE)それぞれで優先制御を行いますが、L2サービスの場合キャリア側にあるのは、単なるスイッチです。(IPでも非IPでも単に通すだけですよね)このキャリア側の装置で優先制御ができないことが問題です。 広域LANでVoIPを行う場合には、(1)音声専用で構築する(2)キャリアのスイッチの出口の所にスペシャル対応で機器を設置して音声を優先させる(3)アクセス回線を、データ・音声のトラフィックより相当大きくとって、データ系トラフィックのバースト時にもアクセス回線の帯域を使いきらないようにする、というような方法があります。

holydevil
質問者

お礼

ATMもL2のサービスですよね。あとFRも。その中で音声を扱いやすいのはATMと言うことですが、簡単に言うとキャリア側でATMという土管の中をVCという論理的な回線を確保し、利用する通信帯域を確保してくれるからですか?

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その他の回答 (2)

  • new88
  • ベストアンサー率40% (4/10)
回答No.3

IPは、そもそもがいつか届けばいい、という発想でできているプロトコルです。そこに、最近は帯域制御的なものを実装しようとしています。 一方、ATMは、最初からQoSありきで考えられているプロトコルです。VP/VCや、CBR/VBR/UBRといったものだけで、QoSを確保できます。 VoIPよりも、VoATMのほうが、品質がよく、設計が簡単なのはそのためです。ただし、IP機器のほうが、ATM機器よりも安いため、VoIPが普及してしまっただけです。 ATMだから、「ちょっと位抜けても聞くほうに影響がない」という部分は間違いです。「ちょっと位抜けても聞くほうに影響がない」のは、8kbpsなどの無音圧縮の説明ではないでしょうか。もっとも、最近は回線帯域が大きくなってきたので、無音圧縮の必要性はなくなってきましたが。

holydevil
質問者

お礼

ありがとうございます。 少し話がずれるかもしれませんが、 ATMのほうが効率がいい場合があるというのは、どんな時でしょうか?Ethernetは最大1500バイトの可変長でこっちの方が転送の効率がよさそうなんですが・・・。

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  • Kinop
  • ベストアンサー率25% (8/32)
回答No.1

「ATMが音声にむいている」というのであれば、単純にQoSの確保なんでしょう。データ系と混在する場合には、データ系トラフィックのバーストの影響を如何にして避けるか、が設計になりますので、VC分けて設計するか、holydevilさんのいうようにLLQなどで優先制御するか。 (優先制御は別にATMでなくても可能ですけどね) それと、ATMセルの話をすると、ちょっと違います。 ATMセルが1つ抜けても、元のIPデータに復元すると結局はデータは破損していますよね?セル抜けが1つでも結局は全体のデータが意味がありません。セルの廃棄については、「メガデータネッツの一部速度保証タイプ」を使わない(あるいは気をつけて設計する)、またUPC違反にならないようにシェーピングをかける(当たり前ですが)ことで解決です。 ATMでなくても、DA/HSDでもEther系でも構築はできますよ。ADSLの場合には、遅延が少し大きいので注意が必要ですが

holydevil
質問者

お礼

ありがとうございます。 以下ののように理解しましたがどうでしょう? ATMはVCを設定することができ、例えば1MBの回線の中で750kBはデータ系、250Kは音声系といった2つのVCに分けることができ、データ系にがどんなに大量に送信されても、音声が流れているVCは影響を受けることなく帯域を確保される。しかし広域LANはVCのような概念はなく、優先制御などを駆使して構築を行う必要がある。 こんな感じで間違っていませんか?

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