答えは「イマドキの子」と発言したひとの頭の中にあります。
否定的なニュアンスで発言する時はそのひとが知っている若いひとの生態の気にいらないところを全てかきあつめて「イマドキの子」と言うでしょう。
人間、50も過ぎると10、15年前の事なんてついこの間みたいに感じていますから、今の女子高生がどんな様子かなんてことよりルーズソックだのガングロだのヤマンバだのといったイメージで「イマドキの子」と言ったりします。
私は70くらいの女性に「今のひとはおしゃれでいいわねえ」と言われたことがあります。
赤いアロハに赤いパンツなんかで歩いていたからおそらくは「いまどきのわかいもんは男でも派手だわあ」という意味で言われたんだと思いますが、私50過ぎているんですよ。
でも、そのひとにとってはそんな恰好をしているのはイマドキの鼻たれの小僧ってことなんでしょう。
>若くて茶髪で、流行を追い求めてるような子たち
茶髪についてはともかくとして、流行を追いかける、流行にしか目の向かない若い人というのはいつの時代にもいて、昨今の若者について嘆く大人のやり玉にあがることは多かったし今もそうなんでしょうね。
また、「イマドキの子」を自任するひとたちを消費者としてあてこんでいるような商売(服飾、化粧品、音楽など)をする時は肯定的なニュアンスとしてお客相手に「イマドキの子」と呼びかけるでしょう。商売人にとっては流行に乗ってもらってナンボですからね。
私の住まいは都内ではそこそこ有名な女子高の通学路に面しているのですが、そこでみかける女子高生たちはみんな黒髪です。それに慣れてしまっているからか、TVなんかでみかける茶色い髪の垂れ目のメイクで「ちげーよそんなんじゃねーよ」とか言っている女子高生については「周回遅れだよな、TV番組作るおっさんたちに上手くのせられているんだろうなあ」と思ってしまいます。
お礼
ありがとうございます(^v^) 大人の人からの視点、とても勉強になりました!! また何かありましたらよろしくお願いします<m(__)m>