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スペクトルマン。 この作品は「宇宙猿人ゴリ」が主人公であり、スペクトルマンはライバル扱いです。 スペクトルマンの初登場時の衝撃は凄かったです。変身してヘドロンに向かって飛行しながら攻撃している最中にゴリの円盤のレーザー光線が当たってしまって火だるまになって落下してしまう。まったくいい所がありません。ヘドロンをかろうじて引き上げさせただけ。 ヘルメットをラーに回収されてしまって、ゴリに早々とネビュラ遊星のサイボーグだとばれてしまうし、ネビュラ遊星からは怒られるし、肩身の狭いヒーローだなあ、と思いました。 変身にも巨大化するのもスペクトルフラッシュを使うにも許可が欲しかったなんて。命令違反をすると解体すると脅されるサラリーマンヒーロー。スペクトルフラッシュを撃つとエネルギーを使い切って倒れてしまう。近くにあるものならなんでも武器（凶器）として使う。戦い方にまったく余裕がない。勝つ為ならどんな手段でも、と行動して、同じ怪獣に２回くらい負けてからようやく勝つ。しかも勝利しても倒れ込んで消えてゆく、と全然颯爽としていない泥臭いヒーロー。 コスチュームがどんどん安っぽく簡略化されてゆく。動き易さも重視だったのでしょうが、予算の切迫さを感じさせて哀愁が漂うスペクトルマン。大好きです。
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- morintarou
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宇宙猿人ゴリ。悪役、敵対側としてはキカイダーの「ハカイダー」、宇宙戦艦ヤマトの「デスラー」に匹敵する重厚な存在でした。 この時代のイージーなネーミングがいいですね、ゴリってあきらかに「ゴリラ」から取ったゴリですよね。ＵＦＯに乗って地球にやって来た、確か一応科学者なのですね、ゴリは。エンディングの歌だってスペクトルマンそっちのけで主役そのものみたいな扱いですし、このＴＶ放映後の人生で出会った、いかにもごっつい風貌やゴリラっぽい顔の人などを「宇宙猿人ゴリ！」なんて言ってからかったり、「ゴリ」というあだ名を付けた経験を持つ人は全国にけっこういたんじゃないかと思っています。ですから日本のカルチャーにある程度のインパクトを与えた存在だったと私は評価しています。
お礼
この作品に関しては、回答者様よりも、私の方が詳しそう・・・（笑） キカイダーは、ほとんど記憶にありません。 ぼんやりと、何かドン臭い感じのキカイダー。何か、ひょろっとして安っぽい０１。ところが、足に銃を持ち、口笛で登場するハカイダー。色も、真っ黒で、子供心に好きでした。 宇宙戦艦ヤマトも、記憶が怪しい・・・。 デスラーって、何か、陰気臭かったような・・？（失礼！ 宇宙猿人ゴリは、宇宙で最も文明の発達したE惑星の科学技術部門を託された、IQ２００を越える博士です。 ただ、生まれ持った悪？の性質が現れ、E惑星を追放されてしまう。（終身刑を言い渡され、服役しているのを、ラー助手が、助け出す。 そして、地球という自然豊かな星を発見する。） テーマは、当時の作品に共通する『公害・自然破壊』だったかと思います。 NHKの朝の連続TV小説の『ゲゲゲの女房』こと、水木しげる氏の『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる妖怪も、公害やら自然破壊から生まれていたような・・・？ ちなみに、あのEDですが、最初はOPだったんです・・・。 タイトルは『宇宙猿人ゴリ』 悪役が主役はマズイ、ということで、 タイトルが『宇宙猿人ゴリVSスペクトルマン』と変更。 更に、『スペクトルマン』と変更。 OPが、３度も変わっていたりします・・。 強力にインパクトがありました！ 目的が『平和』であれば、作品も、変わっていたでしょう・・・（多分 ありがとうございました。
補足
お礼の修正です。 ここ↓に、詳しくありました！ http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%DA%A5%AF%A5%C8%A5%EB%A5%DE%A5%F3
お礼
わ、私よりも遥かに詳しい・・・（汗） 明らかに『悪』の大パワー、並外れた頭脳のゴリ博士。 一方、金色の身体で、自分の意志というよりも使命で戦うスペクトルマン。 確かに、良家の悪ガキを連想させるゴリ博士に、哀愁漂うサラリーマンを感じさせるスペクトルマン。 スペクトルマンの勝ちかなぁ・・・（苦笑）
補足
回答の追加です。 何かと、ああだこうだ、と、制約を受けるのは、サラリーマンの悲しい性ですね・・・。（苦笑）