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回線は?

インターネットの接続回線は具体的に何がどう繋がっているのでしょうか。プロバイダから先のことで質問です。 1、プロバイダには何の回線が接続されているのですか。2、バックボーンとは何の回線なのですか。 3、海外には何の回線で繋がっているのですか。 4、どうしてプロバイダによってバックボーンが違うのですか。

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  • pen2san
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回答No.2

補足に対する回答です。 1、のプロバイダに接続される100メガとかの回線はNTTの電話回線なのでしょうか。 通常はNTT、KDD、その他第二電電系の回線を使って接続しております。 NTTの場合、各電話局間は既に光ファイバーが主力で、一本の光ファイバーに複数の光データー(波長の異なる光。正確な表現ではありませんが、太陽光(白色?)では一つの情報しか送れませんが、白色を赤橙黄緑青紺紫の7つの光に分解し、それぞれの色に一つの情報を乗せれば同時に7つの情報を送ることが出来ると理解して下さい。)を乗せることによりギガビットクラスのデーター転送速度を確保しております。 なお、電話局間の接続を中継系と呼びます。 また、電話局と各家庭や会社等(端末)の接続を接続系と呼び区別しております。 中継系、接続系とも光ファイバーに移行しつつあります。 高速道路の下に光ファイバーが敷設され、送電線鉄塔沿いに光ファイバーが敷設されており、第二電電系はそれらのインフラを使用しております。 先日も、扇建設大臣が下水道を利用し、家庭に光ファイバーを接続する事業を推進する旨発言されておられました。 3、のIIJの回線とは、IIJが引いた回線ですか。また、その種類は何なのですか。(海底ケーブル?衛星通信?) 詳細は不明ですが、想像するにKDDの回線を使用して海外と接続しているものと思われます。 最近は衛星回線より海底ケーブル(もちろん光)が主力と聞いております。 蛇足ですが、日本と米国間に光ケーブルを敷設する際の費用は数億円(確か4億円?)と聞いております。 光ファイバーの回線容量が大きい為、1回線あたりの敷設費用と保守費用のいずれも衛星回線のメリットが無くなっていると聞いています。 イッコクドウさんの衛星中継のコントも無くなるかな?

その他の回答 (2)

  • pen2san
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回答No.3

更に補足です。 以下のHPに各プロバイダーの接続図が載っております。 参考まで。 また参考URLのトップページからもその他の有用なネットワーク関係の情報を入手することが出来ます。 http://internet.impress.co.jp/provider/

参考URL:
http://internet.impress.co.jp/provider/download/index.htm
sigma
質問者

お礼

まことに有難うございます。 丁寧に回答くださったのでよく理解できました。 URLのプロバイダー接続図は圧巻です。 はじめは何の落書きかと思いましたが、拡大してみてびっくりです。

  • pen2san
  • ベストアンサー率37% (260/696)
回答No.1

1、プロバイダには何の回線が接続されているのですか。 プロバイダーは上位のプロバイダーに接続されています。その(上位の)プロバイダーは更にその上位のプロバイダーに接続されています。あなたが接続しているプロバイダーが大きな所であればその下に下位のプロバイダーが接続しているかも知れません。法律用語ではプロバイダーと呼ばず接続業者と呼んでいます。よってこれらは上位接続業者、下位接続業者と呼んでいます。 各プロバイダーをどれ位の太さの回線で接続しているかはそのプロバイダー次第で、プロバイダー毎に異なります。 また、上に行く程太くなるとは限っておらず、いくら自分が接続しているプロバイダーが上位に数100メガの太さの回線で接続していたとしても、その向こうが1メガの太さしか無い様なケースが多々あります。 なお、上位・下位とも接続先を複数持つ場合があり、その回線網があたかもクモの巣に似ている所から「ウェブ(Web)」と呼ばれています。 2、バックボーンとは何の回線なのですか。 バックボーンとは呼んで字のごとく、「背骨となるネットワーク回線」の事で、日本語では「基幹」と言います。 例えば、銀行等のネットワークを考えた場合、本社内の各部署や各支店内にはそれぞれ個別のネットワークが引いてあり、各部署や大きな支店相互間を接続している回線をバックボーンと位置づけしているケースを良く見掛けます。各部署や支店のネットワークの下に支店内の端末や店頭のATMが接続され、更にその下に出先の支店、更にその下にスーパーマーケットやデパートに設置されているATMが接続されています。 この一番上位のネットワークの事をバックボーンと呼びます。 3、海外には何の回線で繋がっているのですか。 一番目の回答で、上位・上位とたどって行くと海外接続業者にたどり着きます。例えば日本ではIIJが有名です。一般に海外接続業者も海外の複数のプロバイダーに接続しています。複数回線にする理由は、何かトラブルが発生した場合のリスクを下げるためです。 4、どうしてプロバイダによってバックボーンが違うのですか。 二番目の回答の通り、バックボーンは各ネットワークにより異なり(どの単位でのバックボーンを言うかによっても異なりますが)、企業単位、国単位、あるいはグループ単位によって異なります。 例えば、全国展開しているプロバイダーは全国にわたったバックボーンがあると言えるでしょう。 ここで一言、 ネットワーク回線なりバックボーンなりと呼んでいますが、実際に各アクセスポイントを各プロバイダーが回線を敷設し、運用している訳ではありません。 接続業者(プロバイダー)は自前の回線を所有する(所有できる)接続業者(第一種接続業者)と自前の回線を有しない第二種接続業者に分類されます。 第一種接続業者には第二電々やCATV業者やADSL接続業者があります。 第二種接続業者はNTTや他の回線を借りて接続しています。

sigma
質問者

お礼

大変よく分かりました。有難うございます。 しつこいようですが、補足についても分かりましたら回答願えれば幸いです。

sigma
質問者

補足

詳しい回答を有難うございます。よく分かります。 もう少し知りたいのですが、ここでいわれているそれぞれの回線とは、誰がどのように引いているのですか。 1、のプロバイダに接続される100メガとかの回線はNTTの電話回線なのでしょうか。 3、のIIJの回線とは、IIJが引いた回線ですか。また、その種類は何なのですか。(海底ケーブル?衛星通信?) 大変申し訳ないですが、回答願えれば幸いです。

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