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ドビュッシーの『スティリー風タランテラ(舞曲)』と『ピアノと管弦楽のた

ドビュッシーの『スティリー風タランテラ(舞曲)』と『ピアノと管弦楽のための幻想曲』のメロディは 似ていると思うのですが、なにか意図があるのでしょうか? 『タランテラ』 EF#(H)C#EHF#EF#(H)C# 『幻想曲』 EF#EHF#EF#(H)C# ※(H)はオクターブ下 作られた年がほぼ一致しているので、関連性はなく、単にそういう傾向にあっただけなのでしょうか。 調(?)や使っている音が同じだから、似ているように感じるだけでしょうか? エピソードや当時に関する詳しい書籍、ご意見など、何でも結構ですのでお教えいただけると幸いです。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • gldfish
  • ベストアンサー率41% (2895/6955)
回答No.1

確かな話も何も無くて恐縮ですが、一ドビュッシー好きとしてご参考までに。 作られたのが同時期で、これだけ似ているフレーズなら、あの鋭いドビュッシーが意識していなかったはずはないと思います。 なにより、ドビュッシーは同じ主題を複数曲に渡って意識的に引用している例はいくつもあります。 例えば解り易い例だとフランス童謡の"nous n'irons plus au bois"の主題。ドビュッシーは生涯この主題を全く別の4曲に渡って引用しています。リズムや音階を変えて一見同じメロディには思えないようにアレンジされている点も、ご提示の2曲の扱い方ととても似ていますね。どこか皮肉っぽく能天気なメロディである点も似ています。 ドビュッシーが作った訳でもないフレーズでさえそうなのですから、本人が作った主題を複数曲に渡って引用することは充分あり得ることだと思いますよ。

uttera
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます! ドビュッシーをお好きな方に分析していただけて嬉しいです。 やはり何かしら考えがあっての使い方なんでしょうね、想像するとわくわくしてきます。 そして、"nous n'irons plus au bois"ですが、ずっと気になっていたフレーズで、サティや未来派の作曲家も使っていたのでずっと疑問でした。童謡だったことや題名が分かりとてもすっきりしました。こちらにも感謝いたします!

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