※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:日本で承認されてる坑うつ剤て、何なの?)
日本で承認されてる坑うつ剤て、何なの?
このQ&Aのポイント
日本で承認されている坑うつ剤の世界ランキングと受容率の指標を比較した結果、ミルタザピン(レメロン)やエスシタロプラム(レクサプロ)などが多くの指標で上位にランクインしていることがわかりました。
一方、日本で売上がトップのパキシルは有効性や副作用の忍従性から見てもあまり評価されていないことがわかりました。
なぜ有効な坑うつ薬をもっと早く承認できないのか、現状ではジェイゾロフトがうつ病の治療薬として適しているかという疑問が残ります。
日本で承認されてる坑うつ剤て、何なの?
有効性の指標による抗うつ剤の世界ランキング(最も良い治療である可能性(%))
(1)ミルタザピン(レメロン) 24.4
(2)エスシタロプラム(レクサプロ) 23.7
(3)ベンラファキシン(エフェクサー) 22.3
(4)セルトラリン(ジェイゾロフト) 20.3
(5)シタロプラム(セレクサ) 3.4
(6)ミルナシプラン(トレドミン) 2.7
(7)ブプロピオン(ウエルブトリン) 2.0
(8)デュロキセチン(シンバルタ) 0.9
(9)フルボキサミン(デプロメール) 0.7
(10)パロキセチン(パキシル) 0.1
(11)フルオキセチン(プロザック) 0.0
(12)レボキセチン(Davedax) 0.0
受容率(忍容性)の指標による抗うつ剤の世界ランキング(最も良い治療である可能性(%))
(1)エスシタロプラム(レクサプロ) 27.6
(2)セルトラリン(ジェイゾロフト) 21.3
(3)ブプロピオン(ウエルブトリン) 19.3
(4)シタロプラム(セレクサ) 18.7
(5)ミルナシプラン(トレドミン) 7.1
(6)ミルタザピン(レメロン) 4.4
(7)フルオキセチン(プロザック) 3.4
(8)ベンラファキシン(エフェクサー) 0.9
(9)デュロキセチン(シンバルタ) 0.7
(10)フルボキサミン(デプロメール) 0.4
(11)パロキセチン(パキシル) 0.2
(12)レボキセチン(Davedax) 0.1
上の2表は2009年のLancetによる比較的新しいタイプの坑うつ剤のランキングです。
(最大処方量は日本と異なりますから、このまま評価出来るか疑問な点も有りますが)
日本で承認されている坑うつ剤も何種類か収録されています。
日本で売上がトップであるパキシルは有効性・副作用の忍従性(下の表)から見ても
あまり良い坑うつ剤と評価されていません。
なぜ有効な坑うつ薬をもっと早く承認できないのでしょうか?
現状では有効性、副作用の許容限度から見て
ジェイゾロフトがうつ病の治療薬として適しているかと・・・・・・
お礼
回答ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 >ランキングについても評価基準次第で点数は変わりますし それは重々承知しています。 自分自身はジェイゾロフトを、意図的に薦めてる訳で御座いません。 この評価ランキングを発表した「ランセット」は査読論文を掲載する 主要な医学誌の1つと世界で評価されております。 権威絶対主義では御座いませんが、質問者さんの挙げられるURLと どちらを評価するかだと・・・・・・ (質問文でも挙げましたが、臨床治験も日本で行なわれる服用量は、他国より少ないはず それで十分な効能を発揮出来ない可能性も無きにしも非ずと思います) >承認が早ければよいというものでもないんですけどね。 肺がん治療薬ゲフィチニブ(イレッサ)の様な例も有りますから 何も、世界に先駆けて承認しろとは申しません。 ただ、諸外国で承認され数年から十数年使用実績のある、有効な治療薬を承認しないのかです。 >パキシルについてもFDAが承認後、最近になって攻撃性が高まったり 自殺率が上がるため緊急警告を出したこともありますから。 SSRIの攻撃性・他者障害の副作用はFDAから情報ではなく 製薬メーカーからの副作用報告を受けての事だと記憶していますが・・・・・・ また、パキシルのみならずSSRIのそれらの危険性は 全日空61便ハイジャック事件の時点で、精神科医はそのリスクを 様々な情報から知っていたとの説も有ります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E6%97%A5%E7%A9%BA61%E4%BE%BF%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%8B%E4%BB%B6 あと、24才以下の自殺企図のリスクについては セロトニン及びノルアドレナリンに作用機序を持つ坑うつ剤全てに 医師向けの薬剤添付文書の「その他の注意」に記載されています。 これも海外での製薬メーカーの大規模対照試験の結果と記憶しています。 大体、大うつ病性障害は、希死念慮を抱いても 重度だと行動がとれず、出来ないとされています。 それが回復期に改善され、行動が出来る様になり その時、希死念慮が残っていると企図してしまうので 注意が必要とされています。