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ADHDに抗うつ剤って・・?

ADHDに抗うつ剤って・・? 小学6年の男子です。幼少期から落ち着きがなく、忘れ物も多く数年前から年に数回受診していますが、この前1年振りに行くと、先生は子どもが友達関係の事や家庭の事ですごく落ち込んでいて軽いうつ状態にあるのでという事で「ルボックス錠」という抗うつ剤を処方されました。以前はリタリン→コンサータを飲んでおり(常用はしていない)、セロトニンの働きを強める抗うつ剤が出た事に驚いています。  子どもは以前からこの先生は僕の話を良く聞いてくれるって言ってたので、二人っきりの面談の時にも色々と悩みとか辛い出来事を言ったようです。ところが学校の先生によると友達関係で悩んでいるとか我慢しているっていうふうには見えないと言うのです。親から見ても友達も多く、活発でどちらかと言えばお調子者で、サービス精神旺盛な子です。  病院で受診の時、先生に同情や優しい言葉をかけてもらいたくて言った部分もあると思いますが、それにしても「抗うつ剤」を処方されるとは・・? 実際にADHDの傾向がある子に、こういう薬を出すことってあるのでしょうか?

みんなの回答

noname#198419
noname#198419
回答No.2

薬の分類が「抗うつ剤」でも、飲むと気鬱傾向になることがあるのでADHDにとって「抗うつ剤」とは到底呼べません。薬の分類なんて気にする必要は無いと思います。 個人的には子供の年齢を過ぎてしまったので、大人の本しか読んだことがないのですが、デプロメール等もリストアップされています。 本の請負みたいなことを申すと「弱視矯正に眼鏡の度数を変えるように、ADHDでも薬の量を調整するひつようがある」とおもいます。 私の場合だと最初は鬱の相談で、(私も医者もADHDの予備知識なく)リタリンとデプロメールを処方されて、両方服用するととても無気力な傾向になりました。(後でADHDの本を読んでリタリンとデプロメールは相乗効果があることや、アモキサンのような鬱の薬と拮抗する場合もあることをしりました) 個人的に(鬱にはつかえなかったけど)デプロメールはリタリン錠よりもマイルドで量の調節もしやすいので扱いやすく、集中力の改善には役立つお薬のように感じました。だって「身支度が終わっても夕方になっていない!予約時間に遅れないで診察室に入れる!」なんていう画期的なことがおきるのですもの。 薬が効きすぎると、衝動性が減る分だけ「失敗体験からくる思考抑制が強く出る」のではないかと思います。 薬の効き方が足りないと、まだ衝動的にいろいろなことがおきるので「おもしろい発見をすることも偶にある」かもしれないけど「また失敗しちゃったかな?」っていうのも多いようにおもいます。 学校でどんなことがあったとかの話ぶりなどから様子をみながら薬の量などを決めてゆくことです。 凹みすぎるなら量を減らすとか他の薬を併用するとか、失敗が多いなら量を増やすとか、投薬の匙加減は必ずしも2週間を待つ必要はないと思いますが、予約日までの心配事は(数日間の様子を)電話で主治医に確認をいれてみるとよいのではないかと思います。 薬は「転ばぬ先の杖」程度の脇役で、カウンセリングが治療の主役ですし、経過良好ならばコーチングもプランに入ってくるでしょう。 本格的にADHDの相談をした分けではないのですけど、某先生は私に「ADHDのすべてが悪いわけではありません。いいこともありますよ。」って、おっしゃってくださるのですけど、遅刻、忘れ物、無くし物と印象の悪い問題とどう付き合っていくかというのは、なかながむずかしいので、どことなく注意散漫に思えても、(キテレツ大百科じゃないですけど)人100倍ぐらい好奇心旺盛で釘付け状態みたいに没頭することもありますし、やってみたいことがありすぎますわ。

noname#198419
noname#198419
回答No.1

いまのところの日本では、ADHDの治療に使えるお薬として、抗うつ剤と呼ばれている薬しかありませんが、ADHDの臨床実績が進めば(今のところ抗うつ剤と呼ばれている薬も)ADHD治療薬の名前を冠してもよいことになると思われます。 ADHDには、セレトニン阻害薬(例えるならばセレトニンの貯金みたいな薬)という種類のお薬あるいはセレトニン活性薬(例えるならばセレトニンのお小遣い増額みたいな薬)という種類のお薬を処方するのが一般的です。処方の目論見はセレトニンの代謝を遅らせてセレトニン欠乏を防いで成功体験をえられやすい体調に近づけるのが狙いです。(鬱はセレトニンができにくい状態で、逆にADHDだと頭の回転が早すぎてたくさん使われてしまう状態だと考えられている様です。) 古典的にはリタリンという(抗うつ剤から除外されて入手が難しくなった)お薬がしらてれおります。入手性の他にも「リタリンで障害を抑えられるのが4時間程度しかない」うえに薬が切れた途端に「堰を切ったように障害の洪水」になる傾向があるので、(デプロメール等、)他の薬を模索しているようです。 人によっては、セレトニン代謝阻害のお薬が効きすぎると鬱みたいにおとなしくなってしまう場合もあるようで、他のお薬と組み合わせて使う場合もあるようです。 お薬だけではなく、家庭でできることとして、必質アミノ酸のトリプトファンを多く含む食品(小魚の干物、大豆食品、発酵食品、ごはん、等)を食事(特に朝食)に多く取り入れること。朝日を浴びて体内時計のリセット。といったことがあげられるかとおもいます。 セレトニンの供給を高める系のお薬だと、セレトニンの材料となる栄養がないのでは「灼熱とした砂漠の砂から水を絞る」ようなものと喩えられるかとおもいますので、栄養のバランスからも支援できることもあるかとおもいます。 蛇足ですが、トリプトファンは、トリプトファン→セレトニン→メラトニンという順番に代謝されていくそうなので、セレトニン供給不足の鬱や、セレトニン欠乏のADHDや、セレトニン過多の機能性胃腸炎の他に、夜更かしにも若干関係がある気がします。 また古典的な脳科学では、セレトニンはシノプスを行き交う脳内伝達物質とて記憶に大きく関わっていると考えらている様です。

kei178669
質問者

補足

早々の書き込みありがとうございます。 >ADHDには、セレトニン阻害薬(例えるならばセレトニンの貯金みたいな薬)という種類のお薬あるいはセレトニン活性薬(例えるならばセレトニンのお小遣い増額みたいな薬)という種類のお薬を処方するのが一般的です。 「ルボックス」の場合はどちらになるのでしょうか? 処方箋には「セラトニンの働きを活発にする・・」とあります。 それと、今回はこのルボックスを初めて2週間分出してもらいましたが、途中様子が変と思ったら止めても良いのでしょうか?

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