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アンチスピン系ラバー

アンチスピン系ラバー アンチスピン系ラバーはサーブやドライブなどが掛けにくくなるのでしょうか? またドライブ主戦型でプレーできるのでしょうか… 教えてください

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回答No.2

アンチスピン系ラバーは元々はアンチトップスピンラバーです。 その名の通り、開発当時に猛威をふるっていた日本のループドライブや欧州のパワードライブなどのトップスピン系技術に対抗するために出来たラバーです。(anti = 対抗する) その表面はテフロン加工のように滑りが良く、ゴム質は硬く変形しにくいのでボールとの接触面積が少なく、従って回転の影響をほとんど受けません。(対回転) つまり、回転を掛けることができません。(1) またスポンジは非常に軟らかくスカスカで反発力がなく、強打に対しその威力を殺すことが容易くなっています。(対スピード) つまり、スピードが出ません。(2) (1)から、サービスやドライブ、カットなどの回転を掛けることはまず無理です。 相手の回転を利用して掛けること(ドライブに対するカットなど)は出来ます。 (1)(2)から、アンチだけを貼ってドライブ主戦は不可能と言ってよいでしょう。 片面にアンチ、もう一方に裏ソフトを貼って、アンチ面で相手の強打を止めて連続攻撃を防ぎ、裏ソフトのドライブで攻めるような戦型なら可能でしょう。 粒高の方が変化(掛けたり掛けなかったり)を付けやすいので、一般には裏ソフト+粒高になりますが、裏ソフト+アンチで活躍している選手もいない訳ではないです。

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回答No.1

アンチは、見た目は裏ソフトとほとんど同じなんですが、表面がすべすべしているために、回転がほとんどかかりません。よって、サーブ、ドライブ等回転をかけるにはと~っても向いていません。(もちろん全くかからない訳ではありません。根性でちょっとだけかけることは可能です(笑)) では、なぜアンチは生まれたのか?そこにはちょっとした歴史があったりするんです。 「ラケットの両面にラバーを貼る時は異なる色に・・・・・・」という現在の卓球のルールなんです・・・・・・。 80年代の始めごろ、アンチと呼ばれるラバーが開発された。このラバー、見た目や打球感、打球音まで裏ソフトと酷似しているのだが、その性質はまるで違って回転がほとんどかからない。相手の目を欺くのにいいぞ、ということで裏ソフトと同じ色のアンチを両面に貼るのが世界で大流行した。 その効果は絶大。なにしろ相手は、裏ソフトで回転をかけてきたボールなのか、それともアンチで回転がかかっていないボールなのか、まぎらわしくてしょうがないのだ。例えば、裏ソフトで打ったサーブだと思ってレシーブにいっても、実はアンチで打っていたりしたら、トップ選手といえども対応できない。そんな風に、実力的には劣っている選手が、アンチの威力で勝ち上がったりすることが多くなったことで、ゲームとしての面白さ、公平さがなくなってきたのだ。そこで83年、「ラバーを両面に貼る際には、異なる色にすること」という国際ルールができたのである。(中国のサイ・シンカやチン・リュウハンなどがサービスの際にラケットをクルクルクル・・・と反転させ、インパクトでどちらで打ったか分かりにくくするサービスを開発したりした。この二人が、この二人で、ルール改正が行われたといっていいほど、二人は反則的な強さを誇っていた。) それ以後は、ラリーの続くエキサイティングな展開が復活。ちなみに一世を風靡したアンチラバーだが、もともとが“奇策”であり、ハナから見破られていては意味が無く、また得点力も劣るので、今ではトップ選手はもとより、一般レベルでもほとんど使われていない。 ・・・・・・ということで、ドライブ主戦型でアンチを使うのは、並外れた個性と練習量がないとハッキリいって難しいです。片面のペン粒高で世界を獲るぐらい、難しいです。

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