• ベストアンサー

アメリカの不動産バブル

20年位前にアメリカで一年ほど暮らしていましたが、その頃2~300ドルだったアパート家賃が500~600ドルに上がっていて驚きました。 これはアメリカで起きた不動産バブルの影響だと思ったのですが、一度2007年位に下がって、また上がっています。 これからの予想としては、また上がる可能性が高いのでしょうか? よろしくお願いします<m(__)m>

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • akik
  • ベストアンサー率33% (93/277)
回答No.2

その現象はドル安、個人所有の住宅価格の下落が原因です。 米ドル安は食料品などの生活必需品を確実に上昇させます。なぜならば、ドル安の購買力を低下させることになるからで、購買力の低下はドルベースでの原油価格や金価格を上昇させます。両者の上昇が生活必需品の価格上昇につながります。だから、家賃も連動します。 これが不動産市況とは関係なく家賃が上昇する要因です。20年前に300ドルだった家賃が、ドルの購買力が半分になれば、600ドルになる可能性があるのです。 このことを説明すると、長くなるので割愛します。 そして、サブプライムローンの問題は古い内容の話ですが、この問題の原因は債務不履行が増加したことによるものです。つまり、持ち家を失っても、ホームレスになるとは限りません。大半の人々は賃貸住宅に転居します。そうなると、需要の増加でアパートの家賃も上昇する。 余談ですが、 サブプライムローンに代表されるモーゲージローンは、債務者にとっては担保価値が上昇しなくて、債務不履行になり、債務者は住宅価格の下落で損失を被っている。債務不履行で担保の差押えになるので住宅価格を押し下げる最大の要因になります。債権者、そして複雑な怪奇な債権者にとっては住宅価格の下落で被害を被っているのではない。債務不履行で被害を被っている。だから、今回の米国でのバブル崩壊は不動産の崩壊ではなく、金融市場の崩壊だったのです。金融バブルが不動産バブルを誘発した。だから、住宅バブルの崩壊よりも、商業施設のバブル崩壊の方が恐ろしい。これから表面化しそうな気配です。 これら2つの図式がこの30年ほどの間に発生しています。今回の家賃上昇は不動産バブルの再発とは関係がない症状です。

east42
質問者

お礼

そうなんですね。 大変詳しいお答えありがとうございました。 円高になれば海外で楽になるかと思いきや、その分アメリカでの価格が上昇したら同じ事ですね。

その他の回答 (1)

  • toteccorp
  • ベストアンサー率18% (752/4134)
回答No.1

物価が上がれば家賃も上がるのでは。 その地域の需要と供給のバランスが崩れれば急落や急騰するかもしれません。

east42
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 それにしても物凄い値上げには驚きました。 日本もバブルの頃はこんな感じだったのかな…。