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旧満州国の満鉄に乗って旅行は出来ますか?
旧満州国の南満州鉄道は現在も使用されていると聞きました。旅行で行くとしたら、どのようなルートでどんな許可が必要か?そして料金はいくらぐらいでしょうか?
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中国の鉄道にはここ5年で17万キロ以上乗っています。 当たり前ですが線路などは張り替えられてますし、電化もされてますし、直線化でルートが変わった場所もあります。駅施設も瀋陽駅などを除きほとんど新築されたものです。車両も当然新造されたものばかりです。満鉄時代の客車や機関車が本線上を走っているわけではありません。また完全に当時と同じ線路が使われているわけではありません。 どうやら質問からして特殊なものだとでも思っているのかもしれませんが、ごくごく一般的な旅客&貨物鉄道であり、いちいち乗るのに許可など必要ありません。切符が買えさえすれば乗れます。 旧満鉄の主要ルートは大連~瀋陽~長春(一時期ハルビンまで延伸した時期を除きあじあ号の運行区間がこれだった)ですが、ちょうどこの区間を始発終着とする列車が1本あります。 T5301次 大連14:35→長春22:11 T5302次 長春6:12→大連13:38 当然これ以外にも列車は多数ありますが、中国の鉄道は基本的に寝台主体の中長距離列車による長距離直通移動を主としています。 大連~長春は距離も短く所要時間も短いことから、両駅間を始発終着とする上述の短距離運行の特快以外の長距離列車は使い勝手が悪いです。例えば到着が深夜になるとか、長春までだと距離が短く制限がかかり寝台が変えない、長春→大連は途中乗車で無座(硬座の立ち席)以外は買いづらいなどです。 なお上述の特快は短距離運行なので座席車主体の編成となり、短距離列車限定の軟座が連結されています。更に短距離の中でも運行距離・時間が長めなので、寝台も少数ながら連結されています。 料金(1元は約13円) 硬座:94元 軟座:147元 硬臥:下段175元 軟臥:下段274元 硬座は通路挟んで2・3配列のボックス席で出稼ぎなどの巣窟、軟座はバリエーション豊富ですがこの列車の場合はおそらく通路挟んで2・2配列のボックス席、硬臥は開放3段寝台、軟臥は2段寝台2つの4人コンパートメントです。 なおこの列車への寝台連結は情勢が流動的で存在しない場合もあります。 これ以外の列車ですと、大連~瀋陽(約400キロ)に短縮した場合、この区間のみの短距離の特快が1日数往復、同じく快速数往復です。 夜行寝台を希望の場合、区間をハルビンまで伸ばすと特快1本があります。もちろんハルビン以遠へ行く列車も通ります。 あるいは大連からは南は上海や武漢、北は内蒙古自治区満洲里など様々な都市へ直通の長距離列車が出ています。どの列車も少なくとも大連から300キロほどは旧満鉄と同じルートを通ります。 そういった長距離列車で車窓や食堂車を楽しむのもいいですよ。
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- C575
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dayuan さんが詳しく解説されているので、写真だけ。 少し古いですが、2001年に大連から夜行寝台で哈爾浜へ行き、長春、瀋陽で下車しながら大連に戻ってきました。乗車した車両や車内、沿線の観光地の写真を掲載しています。 http://www.geocities.jp/tabinosyasoukara/northchina.html 大連市内では、70年前の満州国当時の日本製の路面電車が、中国製の新車とともに今でも現役で活躍しています。1元(15円)で乗車できます。 また、大連-旅順を結ぶ南満州鉄道の支線には、朝夕1往復ずつ(1日2往復)の列車が運行されていて、片道1~2時間です。旅順は、最近外国人に開放されて旅順駅に降り立つことができるようになりました。大連-旅順間のバスの本数はたくさんあります。 2009年末の様子は、 http://www.geocities.jp/tabinosyasoukara/dalian1.html に掲載しています。
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とても参考になりました。 有り難うございます。
- kusirosi
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http://www.eurasia.co.jp/nittei/c/ctsl/index.html http://reserve.4travel.jp/overseas/tour/detail/12315/HTT-LR517/ このように 各社パック旅行で、行けますので、パスポートと旅費用意できれば、 行けますよ\(^^;). zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
お礼
とても参考になりました。 有り難うございます。
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