【違法ダウンロード問題】何故、アップロードした人ばかり逮捕されるの？

質問

【違法ダウンロード問題】何故、アップロードした人ばかり逮捕されるの？

最近ニュースで取りざたされているファイル共有ソフトでの音楽、映画などの違法ダウンロードですが、あれって逮捕されている（と報じられている）のはアップロードした人ばかりですよね。何故、ダウンロードした人は逮捕しないのでしょうか？

アップロード、ダウンロード共に悪行ですが、アップロード者はアップロードする原本を手にする為に金銭の出費を必要としているのに、タウンドード者はそれこそタダ取り…

アップロード者の方がはるかに質が悪いと思うのですが、何ででしょうか？

回答No.7

gtr2000 · ベストアンサー

日本でP2Pやウエブサイトでのアップロードで逮捕されている人は、報道では「著作権法違反により逮捕」などと書かれます（児童ポルノや猥褻物を除く）。しかし実際は、全て「公衆送信可能化権の侵害」によって逮捕されています。これは簡単に言うと、「著作物を公衆に対して送信可能な状態にする権利」で、著作隣接権（著作権に付随する細かな権利の一つ）の一つで、日本とオーストラリアなど極一部の国が採用している特殊な権利です。これには罰則があります。

一方ダウンロードした人は、サーバーからパソコンへファイルをコピーする行為が、「複製権」を侵しています。しかし個人的に行う複製は「私的複製」と呼ばれ、著作権の効力が及ばないことになっています。従ってダウンロードした人は違法でも何でもありません。

以上が、アップロードした人ばかり逮捕されている理由です。

なお「私的複製」にはいくつか例外があり、今年施行されたいわゆる「ダウンロード違法化」もその例外の一つです。これは、ファイルがアップロードされたサイトが、ダウンロードしようとしているファイルに対対する公衆送信権（著作物を公衆に送信する権利）を侵害しているという「事実を知った上で」そのファイルをダウンロードした場合は私的複製に該当せず、違法になるというものです。これには罰則はありませんので、ダウンロードしただけで警察が家宅捜索したり逮捕したりすることはありません。参考ＵＲＬ（著作権法30条：私的複製の例外）も参照してください。

ちょっと話はそれますが、上記の「公衆送信可能化権」は日本が世界に先駆けて導入したもので、現在この権利が法律に存在する国は日本とオーストラリアくらいです。これによって日本は、ネット総明記から非常に多数の逮捕者を出しています。現在、著作権でP2Pユーザーなどをこれだけ頻繁に逮捕している国は日本だけで、しかも逮捕数が突出しています。

オーストラリアを含む他の先進国でもアップロードで逮捕されるケースはありますが、未公開の映画や未発売の家庭用ゲームなどの場合に限られており、日本の様に片っ端から逮捕している国は他にありません。ただし他の国では集団訴訟が起こったり、民事訴訟で莫大な賠償金を請求されることがあります。そこで文科省（文化庁）は現在、ＡＣＴＡという条約を利用して、逮捕も莫大な損害賠償のどちらもできる国にようにしようとしています。既に日本は、司法が著作牽に非常に厳しい国であるにも関わらず、これ以上厳しくするとなると、日本の著作権法が守っているのは一体何なのか、行政や司法の説明責任が問われる可能性も出てくるでしょう。

最後になりましたが、
＞アップロード者の方がはるかに質が悪いと思うのですが、何ででしょうか？

ここが「ダウンロード者が・・・」の書き間違いだと仮定すると、自分の場合、悪質な順は、
・販売している人（金が欲しい）
・P2Pで配布している人（他人に感謝されたい）
・ダウンロードした人（タダで落ちてるから拾う）
の順だと思います。

参考URL：

http://hourei.hounavi.jp/hourei/S45/S45HO048.php#10000000000020000000030000000050000000000000000000000000000000000000000

回答No.6

noname#114659

元を絶たなければ何も始まりませんからアップロードした人を逮捕するのでしょう

今の所、ダウンロードした人を捕まえてもこれと言った罰則が無いので、あまり効果が期待できないのでしょう

回答No.5

noname#140925

ダウンロードした人は、単に私的目的の複製（私的複製）でしかないので、何も違法行為は行っていないからです。
レンタルしてきたCDを複製したり、PCに取り込んだからって、逮捕されますか？されませんよね。
それは法律で認められている権利だからです。

ところが、著作権者の意見だけを取り入れ（消費者の意見は無視して）今年からダウンロード違法化が制定され、今年からは私的利用目的のダウンロードも違法になりました。

ダウンロード違法化により影響を受けるのは、何も不正ファイル共有だけではありません。
ストリーミング動画サイトから動画をファイルとして保存する等も違法行為になっています。
これは、ストリーミング動画サイトの動画は、著作者がストリーミング視聴しか許可していないので、ファイルとしてダウンロードすると、違法になってしまうのです。

まぁ、未だ今年の頭から開始された所ですし、社会問題にする程悪質な人もいないので、逮捕者が出ていないだけでしょう。
そもそも、著作権者が己が著作権を持っている著作物の複製がダウンロードされた事を証明する必要がありますから、ダウンロードされたファイルが自己の著作物であると言い切れないものに対して訴えて、それが冤罪だったら大変な事になりますよね。

アップロードしている人が何人か捕まっているのは、自ら掲示板等で他人の著作物を配布していることを公言していたから、と言うものが殆どです。

どちらが悪いか、と言う話なら、明確に著作権違反を犯しているアップロード者になりますね。
原版を購入しているとかは関係有りません。

ダウンロード者は法律で許可されている私的複製でしかない（のを無理やり犯罪として仕上げ立てた。）ですが、アップロード者は明確に著作権侵害ですから。

なお、不正ファイル共有で売上が下がった、と良く言われますが、実際の所、それが原因なのかどうかの決着はついていません。
それらがプロモーションになって、売上が伸びている物もあるとの話もありますし。
元々不正ファイル共有で入手している人の殆どが、元々購入意思は無いけど、無料なので落としている、という人達ですから、無料で入手出来なくなっても、それが商品を購入する動機にはならず、不正ファイル共有が撲滅されたとしても、商品の売上が回復する事は殆ど無いと言えます。
まぁ、不正ファイル共有で売上が落ちた分もあれば、逆に伸びた分もあって、差し引きで変わらない可能性もありますし。

余り取り締まりを厳しくしすぎると、更に目立たない所で余計に不正がはびこる結果にもなりかねないと思うのですけどね。
昔のアングラのように、画像ファイルの中にバイナリデータ埋め込んでファイルばらまかれたり、とか。

なお、違法ファイル共有が爆発的に普及した原因の一旦は、煽りまくったマスコミ各社にもあると思いますよ。
悪用厳禁とか書いて、懇切丁寧な解説書を出していた雑誌社もありますし、TVで面白おかしく報道した結果、流出した個人情報ファイルが余計に拡散したり、またファイル共有ソフトの存在を知らなかった人達に、その存在を知らしめ、興味本位で使う切っ掛けを作ったのもマスコミですから。

いずれにしても、ダウンロード者を捕まえるくらいなら、アップロード者を捕まえる方が、影響の度合いは比べ物にならない位大きいですし、捕まえやすいってのもあると思います。
アップロード1に対して、ダウンロードはnな訳ですし。

回答No.4

noname#147176

〉〉逮捕されている（と報じられている）のは
〉〉アップロードした人ばかりですよね。
か、どうかは正確にはわかりませんが、
P2Pを使用しようとすれば、それに比例して、
アップロードが付き物ではないんでしょうか?。
それとも、アップロード無しで、ダウンロードは
実質可能ですか?。

ニュースで、アップロードしたと言うことで逮捕された、
方たちは、その同じ物をダウンロードもしていたと
思えるんですが。

また、P2Pで問題なのは、自動で勝手に?アップロードが
行われているために、悪いことをしているという、自覚が
伴わないことも多いように思います。

さすがにここまで来ると、法的にもP2Pの、ダウンロードと
アップロードは、ワンセットのものであると、ハッキリと
してきた感じですね。

〉〉アップロード者の方がはるかに質が悪いと思うのですが
たぶん、
『ダウンロードの方がはるかに質が悪い』
と言いたかったのですね。
いえ、やっぱり、著作物を勝手に、アップロード公開する方が
はるかに、悪質でしょう。

回答No.3

noname#252929

著作者権のあるものを、誰でもダウンロードを出来ると言う事は、ほかの人に犯罪を犯し易いようにほう助する行為です。

それが無ければ犯罪行為をしない人まで犯罪者にする行為なのです。

回答No.2

noname#116235

違法＝逮捕できる、ではないです。今のところダウンロードには罰則がないので、逮捕は出来ません。

他にも、未成年者の飲酒や喫煙、なども違法であっても逮捕はないです。

回答No.1

ok-kaneto

昨年までの著作権法では、アップロードする行為が違法でありダウンロードそのものはグレーながら違法ではないため。今年から著作権法が改正され、ダウンロードも違法となりましたが実質的に逮捕者はまだでていません(違法な着メロ業者をターゲットにしているとも言われているため、実効性は？)。よって、a____zさんが目にしているニュースはおそらく昨年の物だと思いますが、「昨年度まではダウンロードが違法ではないため」というのが理由です。

>アップロードする原本を手にする為に金銭の出費を必要としているのに
原本を取得して転売しているので被害はすくないですし、利益を稼ぐために他者に売ったりしている場合も多いですよ。主に今まで逮捕されたケースは荒稼ぎしているケースがほとんどです。著作権法は親告罪ですので、著作権者の訴えがないと処罰されません。そこまでコストをかけてちまちまとダウンロード者を逮捕するよりも、根っこを押さえるという考え方なのでしょうね。

>アップロード者の方がはるかに質が悪いと思うのですが
おっしゃるとおりです。それとも、言いたかったのは逆ですかね？
P2Pなどでは、使用している人にプロバイダから警告を送られるようになっている所もありますよ。