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オーディオケーブルとシールドの違い
オーディオケーブルとシールドの違い この2つの使い分けというのは簡単に言うと楽器(ギター、シンセなど)からつなぐのがシールドで、 それ以外がオーディオケーブルという認識でよろしいのでしょうか? ミキサーやKORGのKP3を購入しようかと思っているのですが、その際接続ケーブルはオーディオケーブルでいいのかと悩み、相談させていただきました。
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うーん、そいつについては、まぁ以下は『ワザと』言うんですけど 「ケーブル抵抗は、気にしたい人は、自由勝手に気にすればよい」 としか言いようがないですね。 あくまで一般的な数値例ですが、ミキサーの入力端子は抵抗値(正確にはインピーダンスというとになるが)は、5000~10000Ωくらい(5~10KΩ)くらいあります。単純計算ですが、1%影響する抵抗値は、50~100KΩ。 資料によって若干の数値差有りますが、0.3mmの撚り導線が50Ωの抵抗を持つには、200~300mの長さが必要。0.5mmなら500m以上です。 では、あなたの使用予定のケーブル長は何mでしょうか? 太い導線(芯線)のケーブルの方が抵抗値が低いことは、これは確かに間違いは有りません。しかし、せいぜい2~3メートルのケーブルで、果たしてどの程度の差があるか… それでも気になる人は気にすればよいし、「こんな誤差の範囲の差は差ではない」と判断する人が居て、それを間違いと言い切れるか…という話です。 まぁ実際の所、抵抗値だけで言えば、ケーブルの太さと長さに関わる差異より、端子の接触部の抵抗の方が数十倍は大きいです。 でもまぁ、それでもケーブルの差異は導線の太さと長さに関わる抵抗値だけではないので、一概に言えない部分もありますが、大抵は「太くて高品質の高級ケーブル10m」より「安くて細いけど1m」のケーブルの方が良好な場合が多いです。 ましてや、オーディオ用ではなくPA/レコーディング用のミキサーやエフェクタは、絶対的な音質(ピュアオーディオ的な繊細な面での音質)よりも「質実剛健な現場向きの音質」に特化していますから、数百万のするような超高級オーディオシステムならいざ知らず、通常は数百円のケーブルから数万円のケーブルに換えたところで、音の差異は金額とは全く比例しないですけどね。 それでもやっぱり、1ミクロン、0.0001Ωでも音質に拘りたいなら、高級なケーブルに手を伸ばすしかないでしょう。 差がわかるかどうかは別にして…というか、本人の拘りと満足感次第ですね。 ちなみに、KORG KP3やミキサー等をバンバン使うプロステージでも、普通に使うケーブルは1メートル当たり100円台ですけどね。
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- kenta58e2
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うーん、ケーブルの構造種別で言えば、どっちも「シールドケーブル」ですし、『どういう信号を流すケーブルか』という用途概念なら、ギター等にしても用途概念は「アナログオーディオ信号」なので、どっちもオーディオケーブルといっても間違いではないです。 実務上の「言い分け方」という点だと、これはあくまでも一般論(そういう厳格な定義があるわけではなく、そういう使い分けをする人が多いだけのレベル)としては ・楽器屋で楽器用として売ってる両端フォン端子の、だいたい太さ6mm前後くらいのケーブルは『シールドケーブル』 ・電気屋のAVコーナーで売ってる、まぁ太いのもあるけど大抵は5mm以下程度の遅くて柔らかいケーブルは『オーディオケーブル』 という感じで捉えておけばいいかなと思います。 1つ大きな違いがあるのは、上の言い分けで言うシールド(ギターだけでなく、録音機器やミキサー、PA機材にも使う)は、 端子、ケーブルとも頑丈(ケーブルは固め) →頻繁な抜き差しや引きずり、巻き戻し等に強く断線しづらい →現場で乱暴に扱われるのが前提の頑丈さが求められる オーディオケーブルは(中にはシールド並みの物もあるが) 線が柔らかく取り回ししやすい →取り扱いが楽だが、全体的に華奢な造り →家庭内や据置機器の接続で、しょっちゅう付け外しはしない用途 ということは言えます。 DJミキサー等の周りに使うなら、家で原則据置ならオーディオケーブルでもどうという事はないです。 ただ、現場にしょっちゅう持ち歩いたりするなら、シールドやシールド並みに頑丈なオーディオケーブルを使う方が、個人的にはお勧めです。
補足
お返事ありがとうございます。 違いについて理解することが出来ました。 あと抵抗の違いが気になったのですが、特に気にせず使用しても大丈夫なのでしょうか?
お礼
壊れる心配などがあるのかと思っていましたが、安心しました。 自宅内で使うだけなので気軽に選ぶことにします。 どうもありがとうございました。