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シールドのプラグの品質の違い
シールド(ケーブル)の音の良し悪しは聴いてはっきり分かるほど顕著ですが、それに使用するプラグってどれほどの差があるのでしょうか。 自分が今使っている楽器用のシールドはほとんど自作です。ケーブルはベルデン9395か8412が中心で、プラグはスイッチクラフトやノイトリックの他に1個80円のCLASSIC PRO製もたくさん使っています。 しかし同じ長さ、同じギター・アンプで直接続、同じフレーズという条件で弾き比べても、正直スイッチクラフトなどの所謂「良い」とされるものと80円プラグとでは自分の耳では音の差は全く感じられません。 L型プラグもよく使いますが、ちなみにサウンドハウスの通販でスイッチクラフトのL型プラグは1個450円、CLASSIC PROは1個80円です。パッチケーブルを5本作ったとするとその差は3700円にもなります。その価格差ほどの性能差が実感できないのです。 そこで教えて頂きたいのですが、これらのプラグの違いというのはどういった条件下で現れてくるものなのでしょうか?自分は最近はライブをほとんどやってないので過酷な現場での使用はあまりなく自宅かスタジオが主です。またシールドを自作しはじめて4~5年なので、もっと長期的に見ないといけないのかもしれません。そのあたり経験上で差を体感された方がいらっしゃいましたら是非教えてください。 よろしくお願いします。
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アマチュアで、バンド活動や素人PAをやっている者です。 自分の楽器用のモノは、見栄も含めてちょっと有名どころのケーブルを使っていますが、素人PAでは、ほとんどカナレのケーブルをリール買いして、XLRはノイトリック、フォンの2Pや3PはCLASSIC PROのコネクタを自分で半田付けして使っています。 フォンでは、一部のちょっと気を遣うケーブルにはスイッチクラフトやノイトリックのコネクタを使っていますが、そんな高価な機材を持っていないこともあり、コネクタによる音の違いというのは、感じたことは無いですね。 むしろ、自分の半田付けの善し悪しの方が、音の違いを感じます。音響用高級半田で会心の半田付けができたものと、急いで板金用半田で適当に作ったケーブルでは、やはり音が違います。といっても、微々たるものですが。 ただ、さすがにスイッチクラフトのコネクタは、精度が良く、頑丈で、きちんと作っている限りは、かなり無茶をしても断線の心配がほとんど無いですね。CLASSIC PROは、精度はまぁまぁですが、圧倒的に材質が柔らかく脆く、無茶をすると曲がったりします。 といっても、価格が安いので、痛んだら取り替えればよいし、半田のノリが良いので作業はとっても楽。普通に使っていれば、特に弱点がある訳じゃありません。 強いて言えば、CLASSIC PRO はメッキが薄く錆びやすい面はあります。しかし、アマチュアレベルの使用頻度なら、そんなに気にすることもないですね。 というわけで、高級コネクタが真価を発揮するのは、やはりプロの過酷な環境においてだと、私は思います。プロ現場は無茶はするわ断線などもっての他だわ・・・ですから、頑丈さは金で買える安心ですね。
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- yamame17gou
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追伸2:ギター側、アンプ側は短めのカナレGS-6を使います! GS-6は同軸型ラインケーブルでもあり高域のなまりが少なく低域解像度、エッジも良くリファレンス用としても最適です、 評価回路の一部ですから特別の目的外は変更せず、A/B比較に集中してください。
お礼
何度もすみません。カナレGS-6の件了解です。 機会があれば買い求め再度テストしてみたいと思います。 しかしそこまでしないと判別できないような微々たる音の差をもし発見したとしても、450円と80円ほども価格差があるなら80円のプラグでいいやと思っちゃいますよねえ・・・
- yamame17gou
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追伸:音色変化の無い比較テスト用も兼ねたフットスイッチを作っておくと効果的です! 二本のケーブルの切り替え比較を出来る様に考え、それを実現させます! COM-INはOUT-Aまたは踏み替えでOUT-Bに、COM-OUTはIN-Aまたは踏み替えでIN-Bにスイッチ、比較対象(ケーブル、マルチエフェクター等、何でも)をOUT-AとIN-A及びOUT-BとIN-Bに接続します。 詳細等SH社のDOD 270,SWITCHCRAFT 12Aの等のレビュー参照下さい! 通常のA/B-BOXとしても使えます。 パイオニア的メーカ、徹底研究の後発メーカー、興味深いものが有り勉強になります。 大切なことは伝聞では無く自分の体験、見識、センスだと思います。 自信を持って下さい。
お礼
再度ありがとうございます。 踏み変えで変化をみるのがもっともわかりやすいですよね。 ループボックスはとあるハンドメイドのメーカー(マイナーですが出来は完璧!)を愛用しているのですが、それを使うにしてもギターのOUTとアンプのINは必ずどれかのケーブルが挿さっている状態になるので結局1本ずつ差し替えてテストしました。 結果、音の変化はほとんど無いと判断できたので、その他に巷が絶賛する要素を知りたかったのです。材質の強度が違うなんてよっぽどあらゆる面からテストをしてみないと分かりませんでしたから、ここで回答を頂くことができて良かったと思います。
- k_b_pa_mus
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音質的な差は、聴覚上無いと思います。 コールド側の材質の違いは、プレスタイプのオマケケーブルが、磁石を近づければくっつく、鉄にメッキした物です。 安いプラグは、真鍮板で造った円筒にメッキしてあり、取り扱いが悪いと、部分的に凹むなど、すぐに変形します。 次のランクは、真鍮棒の中心に、穴をあけた構造で、ホットの固定ネジで本体に接触させてあります。 コードのクランプは、圧接タイプ。 高い物は、真鍮棒から削りだしで作ってあり、コールド側がプラグ本体と一体化しているので、半田付けをプラグ本体にするため、接触抵抗が無く、ホット側も半田付け部分まで削りだしで作ってあり、長年使っても、プラグ内部の接触不良が起きません。 ケーブルの固定方法が、ネジで固定するか、チャックで締め付けるタイプで太い信頼のできる物が使えます。 http://www.pops69.com/m_making/canare/20030405_55840631.jpg L型タイプも大体同じ構造ですが、本体とコールド部分が溶接か蝋付けしてあるのでやはりプラグ内の接触抵抗は、ありません。 安い物は、ホット側の軸のネジ締め、またはつぶして、絶縁物を介してコールドの金属チューブを接触固定しているので、ガタがでます。 http://www.pops69.com/m_making/canare/kanare_02_02.jpg http://www.pops69.com/m_making/canare/p1201016.jpg うまく説明できませんが、10年以上のスタンスでみると、高級のプラグのほうが、トラブル無く使えます。 強度のあるプラグを使うと、万一現場でシールドを引っ掛けた場合、アンプが倒れて、ジャックパネルが変形(破損)します。 安いプラグは、プラグが先に壊れるので、被害が少ないかもしれません。
お礼
プラグにもそんなに構造上の違いがあるのですね。 単にいろいろあるなーぐらいにしか思っていませんでしたがランク的な違いなのですね。 >強度のあるプラグを使うと、万一現場でシールドを引っ掛けた場合、アンプが倒れて、ジャックパネルが変形(破損)します。 >安いプラグは、プラグが先に壊れるので、被害が少ないかもしれません。 もっともです。どうせ壊れるなら安いほうが壊れてほしいですからね。 ありがとうございました。
- yamame17gou
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静かな環境での試奏、試聴の結果が全てであり、判断に間違いは無いと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 つまり聴感上はほとんど(というか全く)差がないということですね? 自分のチェックした限りでもやはりそうとしか判断できないのですが、巷には「スイッチクラフトは非常に優れている」等の情報があまりにも多いので、それが如何なる理由によるものなのかが知りたいのです。音的には大した差はなくても他に理由があるのかもしれません。物理的耐久性なのか、それとも音の経年劣化が他より優れているのか、等々・・・ いかがなものなのでしょうか。
お礼
なるほど、材質の違いがあるのですね。 しかし自分のような使用状況ではまずプラグを歪ますようなことは無いだろうし、この価格差を考えるとCLASSIC PROで十分ですね。 シールドはある意味消耗品のような感覚があるので用途に不必要なオーバースペックは不要ですよね。 これで目立たないところは全てCLASSIC PROを使う踏ん切りがつきました。ギターに挿すところだけノイトリックでいいかと(笑) ありがとうございました。