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冬山登山は悪だ!
教えて!の形を装って「冬山登山は悪だ!」的な意見を述べる方がいるようですが、 多くの場合無知故の感情論であったり、危険性について本来不可能な比較論に終始したりで、本気で相手にするには馬鹿馬鹿しい気持ちになります。 そこで「冬山登山は悪だ!」的な御意見をお持ちの方にそこに至った心情を教えて頂きたいのですが・・・・。 的確な論旨と偏見の無い認識に裏付けられた御回答には、山屋の心構えとして或は戒めとして真摯に受け止めたいと思います。
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自分の好きなことするのに 誰にも遠慮することはないと思います。 つまり 山登りを悪いことだとは思いません。 でも ただ登山者には、下山できることが「当たり前」という気持ちで準備して欲しいです。 いつだったか遭難した老人が 「準備が甘かった」なんて 保護された状況でテレビで放言してましたが 長野出身の自分としては 冬山登山なんて「死んで当たり前」です。 地元の人間でも恐れるのに どこぞの町の人間なんかに山の状態が読めるはずありません。 ニュースで、「甘かった」と言った老人が その時の自分には「年端のいかないガキ」に見えました。 言っておきたいのは冬山を「甘く見るな」です。 以前、仕事で出稼ぎに来ていた青森出身の方は 「やりきれない」といって地元に帰って行きました。 なので ひょっとしたら『八甲田山』以上かもしれません。 冬山に登りたければ まずその周辺で環境に慣れることから始めてください。 現実を見たら 慎重すぎるなんていう言葉は、出てくる余地はなくなりますよ。
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- spa_2010
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私自身は「冬山登山は悪だ!」とは思わない立場ですので、 ここに回答する資格は無いかも知れませんが、敢えて口出しする事を了解下さい。 ≪「冬山登山は悪だ!」 について教えを請うのは少々無理があるように思いますが山屋に抱いている印象を知る意味では有効のようです。 しかし所詮はイメージの域を超える事はできず、各メディアの影響の下で推し測った回答が殆んどのような気がします。 ≪多くの場合無知故の感情論であったり、危険性について本来不可能な比較論に終始したりで、 と、不毛な議論の本質をソコソコついていて貴方なりに結論は持っているように思いますが、カテをアンケートに変えてみてはいかがでしょう。 それとて「なぜ山に登るのか?」的な陳腐な応答に終始する事は目に見えています。 実体験の伴わない方に言葉でどう問いかけても空しいだけの事。 自分事ですが人間の持つ本能として、ある種の「衝動」が山へ向わせているとしか言いようはありません。 それが「悪」とされ法的に規制されようともこの「衝動」は抑える事はできないでしょう。
お礼
≪ある種の「衝動」が山へ向わせているとしか言いようはありません。 ご自身の心底を突き詰めた結果のお言葉だと思います。 しかしここで知りたい事とは個々の動機ではありません。 殆んど実体験の無い方の抱いている、冬山を含めての登山に対する「思い」を教えてほしかったのです。 ご忠告の通りカテをアンケートに移したいと考えております。 ご回答ありがとうございました。
私は「冬山登山は悪だ!」とは思っていないし、専門的知識も持ち合わせていないので 回答者として適当かどうかわかりませんが。 私は、バイクに乗ることを趣味としてから30年以上になりますが なぜ趣味でバイクに乗るのかを、乗らない人に理解してもらうのは 相当難しいことですね。冬山登山なら、尚更でしょう 私は、なぜ冬山に登ろうとするのかについては理解できますが その本質に触れるには、ある程度の経験が必要だと感じています 私自身が、冬山登山に関して問題だと思っていることは まずゴミの問題ですね。 最近は、山小屋でも自分の望むサービスを要求する登山客が多いようで 大量のゴミが不法投棄されたり、汚物が垂れ流しになっている場合も あると聞きますが、現状はどうなのでしょうか ヒマラヤとかの登山ルートには、大量の装備やごみが放置されているようですが この問題を、どう捉えているか登山家の方に伺ってみたいです あとは、旅行会社のツアーでの冬山登山ですね 冬山登山のリスクを考えると、当日顔を合わせたばかりで何の信頼関係も無く お互いの体力や経験も全く把握出来ない状況で安易に参加してる人をみると かなりの疑問を感じざるを得ません 最後に、ど素人の素朴な疑問ですが 冬山登山をする時に、ココセコムのようなGPS装置をレンタルで 利用することは出来ないのでしょうかね 位置情報が確認できれば、捜索する側の危険も必要最小限で済むような気がします 色々と書いてしまいましたが、素人の独り言ですのでご容赦ください 行き過ぎた登山ブームによって、つまらない規制がかかるような事に ならなけれいいがと考えています
お礼
ゴミの問題 認識不足なツアー 年々深刻化している事はpapa3rさんのご指摘の通りです。 まだ一般的ではありませんがGPSを装備するパーティが増えている事も事実です。 自分も含めて山屋は少々偏屈なところがあるようです。 だからこそあまり山岳に馴染みの無い方達のご意見は大変に貴重なものだと考えております。 丁寧なご回答ありがとうございました。
- nwa
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漁船が転覆して死者や行方不明者が出たら世間は同情的ですね。 だが冬山登山で死者が出ると世間は批判的。遊びと職業の違いでしょうが。 遊びで登山、果てには事故死。テレビ画面には救助隊。視聴者は「たかが遊びで死ぬなんて、はた迷惑なヤツらだな」と思う。 この図式がオーディエンスであり、登山の素晴らしさは事故死の可能性をも凌駕するあなたはマイノリティ。 大多数の、登山に何の興味もない人々の批判は仕方がないと無視するしかありませんよ。 登山未経験者に、あなたが体験した山での感度を、オーディエンスはテレビ画面での上っ面しか共有できないのですから。
お礼
おっしゃる通りですね。 山屋は所詮少数派。 多数派の批判を甘んじて受けなければならないのでしょう。 ご回答ありがとうございました。
これはとても参考になっていいと思いますよ。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2461141.html 冬山登山される方は是非戒めとして真摯に受け止めていただきたいと思います。
お礼
率直なご回答ありがとうございます。 やはり比較論であったり感情論であったりで、 本質的な回答を頂く事は困難のようですね。
レジャーに限らず最初から事故を起こす前提はありえないです。 リスクを抑える前準備は個々の難度に応じて当然です。 最悪のケースまで当たり前で想定すれば何も出来ずに終わります。 冬山に限らず事故を起こす人の大概は、 そういう準備やルールを怠っている人だと思います。 事前の情報収集、十分な計画、十分な装備、 自分の技術・体力とコースとの比較、当時の体調、出発時の天候・・・ そういう点をクリアできててなおかつ事故に遭ったのなら、 それは責められるべきでは無いと思います。 逆に、それが出来ない人は山に行くなというのであれば、 冬山に限らず私は同意です。 それらが出来てる普通の方が行くことに問題は感じません。
お礼
そうですね。 まさにその通りだと思います。 ご回答ありがとうございました。
- gorisansei
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可能性として 「釣り」の質問の可能性も十分あります。 世の中には暇な人がいて、他人の反応を見て楽しんでいるヤツがいるのです。 >>多くの場合無知故の感情論であったり、危険性について本来不可能な比較論に終始したり まともな方?であればそのような理由からでしょう。 ただ、遭難した方にもやっぱり落ち度はあるというか、冬山の事故というのはほんとうに些細なことから始まるのだろうと思います。 ほんのちょっとした油断が命取り・・・、あの時天候に恵まれていて良かったと思うことが時折あります。 登山者も最初からプロフェッショナルではありませんから、雪山の恐ろしさを学ぶまでに事故に遭ってもおかしくありません。 自分の友人もちょっとした油断から雪崩に巻き込まれて死に掛けたことがあります。 別の友人は目の前で滑落して亡くなった方を見ています。 何十年も登山をやっているベテランですら死ぬのが山ですから、登山を始めて数年の素人が毎年亡くなっているのはある意味で必然です。 どんなに入念に計画をチェックしても、完璧に装備を揃えても事故が起きる時は起きるのですから。
お礼
適切なご回答ありがとうございます。 私も最近同好の山屋をホワイトアウトで亡くしていますが、 「冬山登山は悪」とのお考えが一般的だとすると悲しい気持ちになるのです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5718761.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5764013.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5654562.html ≪可能性として ≪「釣り」の質問の可能性も十分あります。 ≪ ≪世の中には暇な人がいて、他人の反応を見て楽しんでいるヤツがいるのです。 この文章の意図が私に向けられているとすれば心外ですが、 それはそれとしてgorisansei様のお言葉はありがたく頂戴致します。
悪とまではいきませんが危険であることは当たり前だと思いますよ。 個人的趣味、レジャーですが遭難すると救助の人まで危険が及び多くの方に迷惑かけることになりますからね。 人に迷惑かけるのは当たり前的に回答してる人の気が知れませんね。 参考 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5763242.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5718761.html
お礼
率直なご回答ありがとうございました。
自分も冬の北八や関西の低山くらいには行くので、 冬山には特に偏見はないのですが、 うちの嫁のおばさんは冬の剣で弟さんをなくしているので、 剣に行くというと、過剰に反応して「あんな危険なところに行くのは辞めろ」 となぜかしゃしゃり出てきていいます。 「夏だし。。」「登攀とかじゃないし」と言ってもわからないようです。 基本的にはリスクの高い遊びで、必然性のない危険を伴いますので、 残されたもののやりきれない感情という意味では理解はできるのですが。 ここの質問で出てくるのは、単なる「税金がもったいない」 「他人の迷惑」程度の無知偏見なのでしょう。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 どうしても 「税金がもったいない」 「他人の迷惑」と言った どんな事柄にも当てはめることができるところへ論点が集約されてしまうようですネ。 これは山屋側にも反省すべき点が多々ある事を認めるべきなのでしょう。
お礼
その通りですね。 準備不足。想定外。などと軽い言葉で失った命を語るなんて愚の愚。 自分たちは「遭難は自己の能力を超えた処で必然的に発生する。」「遭難は山屋の恥」 と言う考えを諸先輩方から叩き込まれたおかげで、今まで生き永らえて来られたのだと思っています。 常に予定行程の倍以上の装備を整え、悪天候の雪中露営はジッと動かず只々我慢の停滞、ひたすら体力の温存。 天候が回復したら余裕があっても即時撤退。目と鼻の先に頂があっても登頂を考える事はありませんでした。 意気地なし的な視線を受ける事もありましたが、命あればこそ出直しができるし、そもそも死を賭する程の事でも無し。 逆に無事下山できることに誇りさえ持っていたものです。 ある時の正月、撤収準備の僕らの幕営からほんの10m程離れた所で数名の凍死体。こんな事例は度々ありました。 お亡くなりになられた方には気の毒としか言いようがありませんが、 この生死の境を決定したものは何だったのだろうと、いつも自問しながら山へ向って行くのです。 山を目指す人間は「冬山登山は悪だ!」との言葉を、戒めとして真摯に受け止めるべきでしょう。 様々に誹りを受けるのは未熟故の所為だと、素直にわが身を振り返るべきでしょう。 ac-taro様はじめご回答頂いた方にお礼申し上げます。 ありがとうございました。