小学生のキャリア教育について

質問

今の高校生に将来なりたい職業を聞くという調査があり、１位が「国家公務員」２位が「地方公務員」という結果が出たそうです。この結果を聞いて私は「なりたい大人像」を形成するための情報があまりにも少ないからではないかと思っています。私が小学校の頃は「働くおじさん」というテレビ番組を授業中に見せられたり、近所の八百屋さんに夏休みに手伝いに行くなどの方法で親の就いている仕事以外の仕事を見る機会があったのですが、現在の小学校ではどのようにお仕事情報を子供たちに提供しているのでしょうか？ご存知の方は教えてください。

回答No.5

noname#1893

３人の子供の母です。長男と次男が３年生と１年生です。
学校によって学習内容はかなり違うと思うのですが、
うちの子供の学校では「生活」の時間に「わたしと家族」
というのがあります。
家族のだれか（父、母、祖父母などだれでもいい）の
実際に仕事している現場の写真を先生が撮りに行き、内容を聞き　それにもとずいて子供が作文を書き、１人ずつ
みんなの前で発表します。
「大工さんって普通の家だけじゃなくて高い鉄筋にのぼったりするんだー。」
「看護婦さんはおとしよりの人にごはん食べさせたり、
話を聞いてあげたりもするのかー。」
「僕がいつも買ってるアイスクリームとかお母さんが買ってくる冷凍食品って００君のお父さんがトラックではこんどったんやなー。」
私達もこの授業は見学して子供達の真剣なまなざしや
ポンポンとびだす質問にはおどろきでした。
なかでも子供が１番よろこんでいたのが　瓦屋さんのお宅
を見学させていただいたことです。
帰ってきてからも「００君のうちって粘土をこーやって
機械でこーやって・・・」って一生懸命　説明してくれました。そんな子供の様子を見ていて思いました。今の子供達、自分の親の仕事を一体どれだけ理解してるんだろう。
公務員が悪いとはいいませんが、世の中のいろいろな職業
のすばらしさを学校でも伝えてほしいです。
（ごめんなさい、最後は自分の意見になってしまいました。）

回答No.4

suwacyan

とても時間がたってしまっているので、何をいまさらという感じではありますが、ちょっと気になったので、お話しさせていただきたく思いました。
私の子供は、３人が全く別の雰囲気を持った学校に通っておりますが、その学校によって、将来設計も全くちがいます。
１人目のところは、小学校から高校まであがれるところですが、最終的にはきちんとした、しっかりしたお嬢様を目指し、大学進学率もかなり力が入っているところですが、小学生はまだのんびりかつしっかり育っています。その中で、半分は親の職業に就きたいといい、（決して公務員ばかりではありません）半分はお花やさんとか、北海道で友達と一緒に牧場をやりたいとか、夢見的なものがありました。
２人目のところは、小学校しかない、みんなが中学受験をめざすところですが、みんな将来はいい大学をでて官僚になるか医者、弁護士というところで、「サッカー選手になりたい」と言ったら、「そんなのがんばるだけ無駄だよ」と言われたそうです。
３人目のところは、やはり小学校から高校まであるところですが、校風は自由で、高校も勉強したい人、いわゆるいい大学に進みたい人には、それなりの指導を、スポーツをやりたい人には、それなりの環境や指導を、とどのような者にも対応して接して、指導環境を与えてくれるところです。そこの小学生は本当にいろいろなことを言いますし、それに対してとやかく言う子供もいません。博士もいれば、大工さんもいれば、運転手とか医者とか、もちろん公務員という子もいます。お母さんと言う子もいました。
子供の本質は変わらないと思います。でもまわりからこれがいい、こうしないと落ちこぼれるぞとか、すり込まれているのではないでしょうか。
社会科見学と称して、町の中をみてまわり、いろいろな仕事を調べたり、いろいろな工場にいったりと、入る情報が一緒でも、これだけ子供の考えが違ってしまうのです。仕事情報がないのではなく、まわりの大人達の言い方や、働きかけのし方が、昔とは違ってきているのだと思います。

回答No.3

yoda

今の子供たちは、ある意味頭が良くなっていて理解力があり過ぎるというか、解った振りをするのが美味い分、
創造性に欠ける部分が多々見うけられます。
色々なマスメディアから、夢を持てなくなるような経済に関する報道なので、変に冷めた反応をする傾向にあると思います。
例えば、｢バスの運転手｣になりたいと思っても、何時会社が無くなるか、何時リストラされるか分からないような職業を口にすれば、周りから｢おまえバカだなぁ、公務員の方が安定して良いんだぜ｣なんて事を言われる位なら、｢公務員｣と言っておけばとやかく言われる事は無いだろう。なんて変に先回りした回答をしたりする子供が増えていると思います。
仕事･職業に関する情報は子供たちには届いていると思いますが、最近の子は必要以上の理解力で、表面上のかっこよさや憧れよりも、その先の将来性なども理解してしまう為に、そういう反応をするのだと思います。

お礼

諸事情により、お礼が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。確かに「大人の世界」の職業差別やリストラのことなんかが子供に与えている影響は大きいと思います。ただ今後、希望者全員が企業に就職できる世の中が続くとは思えませんし（実際にそうではない状態がはじまっていますが）その際に、「就職できなかった」ではなく、就職はしなかったけどほかの選択肢を選んでいるという状態を作れないものかと思っています。回答どうもありがとうございました。

回答No.2

noname#2813

僕も前の人の意見に一部同感で、
いまの高校生は割合現実的なのかも知れません。
みみずかさんは、小学生の段階で色々な仕事の実状を印象づけることが大切であると思われているようですが、
スーパーテレビなどの番組をみればほぼ間に合うことではないでしょうか。
ちなみに、私の小学生のころは、近くの牛を飼っている農家や、クリーンセンターなどを見学させられたりしました。
色々な関係者が、やれ小学生から英語をさせろとか、
株価を勉強させろなどと言っているようですから、
時間をとるとしても厳しいのが現状ではないでしょうか。

お礼

諸事情により、お礼が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。ご指摘のように小学生に対していきなり「英語を勉強しろ」「株価を勉強させろ」というのは私も同感しかねます。ただ、「大人になりたくない。パパを見ていてもいつもしんどいしんどいっていっているし」とか「会社員はいやだ。つまらなそう、大変そう」といっている子供に対しては、「いやいや大変なことばっかりでもないよ」ということは何らかの形で示していきたいものだと思うのです。小学校時代に目にしたことがそのまま将来へつながるとは思わないものの、「選択肢のひとつ」として提示できないものかと考えています。どうもありがとうございました。

回答No.1

who

「国家公務員」や「地方公務員」と答えるのは「ないたい大人像」を形成するための情報が少ないからではないと思いますよ。
正直最近の高校生は、私共の学生時代より多くの情報を共有できる環境（インターネットなど）であるため、「かっこいい」、「やってみたい」などの私的観点から職業を選んでいるのではないと思います。
最近は就職難が続き、そうもいってられない状況ですよね。そうなった時に、就職するなら一生安泰と考えると、やはり「公務員」となるのではないでしょうか。
最近は、大手だからといって安泰とは考えにくい世の中ですから、高校生なりに考えた結果ではないでしょうか。
つまり、やってみたい職業から、一生勤める職業へと考え方が現実的になってきているのだと思います。
私の学生時代などは出来れば大手...と考えたものですが...

お礼

諸事情により、お礼が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。今の若い方の意見をこの質問のあといろいろ聞いてみましたところ、一生勤めるというよりは、貧乏でもいいから本当にやりたいことをやっていきたいという若者からも話を聞くことができました。一生安泰と考える人は確かに公務員という選択肢を選ばれるのかもしれませんね。早々の回答ありがとうございました。