- ベストアンサー
アニメの続編について
続編(第二期)が出来るアニメは、やはり相当の人気があるものなら、第一期終了後に続編を作ろうというオファーの様なものがあるんですかね? と言うのも・・ 「君に届け」と言うアニメを最近知ったのですが、これがもの凄く良くて。夢にまで見るほど嵌ってしまいました。 ただ、どうやら3月一杯で終了という事で、かなりショックを受けています。 ファンイベントをするほど人気があり、原作もまだ続いていて、尚且つ実写映画化も決まっているほどの人気作品なので・・もしかして第二期もあるのではないかと淡い期待をしています。 もちろん契約云々という問題もあるんだとは思いますが・・。 みなさん、続編が決まるアニメにはどんな条件が必要だと思いますか?
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
私は、その様な専門学校に今年の3月まで通っておりました。 (アニメ学部ではなく、ゲーム学部でしたが…) 学部は違いますが、それなりに、情報が入っておりましたので、私の知識内での記述となります。 現在、リーマン・ショックの影響で、世界的な不況下にいます。 その影響で、新作アニメの制作に関しては、スポンサーが集まりにくい状況みたいです。 2009年の新作アニメの制作は、例年に比べると、激減しました。 これも、不況の影響でスポンサーが集まらなく、資金不足から来る影響らしいです。 だから、以前制作して好評だった作品を制作する方が、スポンサーが付き易いみたいです。 「けいおん!!」「灼眼のシャナ(3)」「咲-Saki-(2)」は、続編の決定、もしくは、予定に入っています。 今年~来年以降…までは、続編に依存する様な流れになるのではないのでしょうか? 簡単な文章ではありますが、こんな感じみたいです。 「君へ届け」は、原作やオンエアが好評らしいから、続編の期待をしてみても良いのでは…? 本当は、もっと根深いらしいです… 「アニメ製作会社の現場の状況や、労働環境…」 「アニメーターの離職率」 「関連グッズの売り上げ低迷」 「制作会社と関連会社の関係」 などなど… 単なる視聴者の私には、判らない事が多くあるみたいです…
その他の回答 (8)
おっ、国が援助をする様になったのですね。 それは、知りませんでした。 以前、アニメ実習をした際に、原画1枚=100円~200円くらいと、先生から聞きました。 制作会社によって賃金の差はあるかもしれませんが、こんなものだと思います。 1枚・約15分前後で描きあげますので、1時間に4枚程だと思います。(物凄いスピードです。) 「目パチ」「口パク」は、描く量が少ないので、ごちそうさまって言っていました。 キャラ1体だろうと、目パチ・口パクだろうと、同じ原画1枚と計算されるそうです。 個人で、アニメ制作ですか… 凄い… 私は、キャラ以前に、棒人形を歩かせるだけで、イライラしていました。 私には、向いていない…と実感した瞬間でした… やはり、業界も利益を出さなくてはなりませんので、売れる絵を描くって感じなのかな… 私は、萌え系でも、中身がしっかりしてれば、良い作品として観ていますが、それは、各個人の受け留め方ですね。
お礼
一枚15分の200円 自給800円ですか・・技術職なのに酷い賃金ですね。 それでもなりたい人が沢山いるのは、お金以上にやりがいを求める人が多いからなんでしょうね。
先ほど、投稿させて頂きました者です。 (これは、あくまで私個人の思っている事です。) やはり、不況の影響はかなり大きいみたいです。 アニメ制作に関する資金作りは、関連グッズの売り上げが大きいらしいです。 作品のファンも、この不況の影響で、懐が寒い状態です。 アニメ関連のグッズは、高額です。 Blu-rayやDVDなどは、特に高額ですので、仕方なく無料動画で視聴している人もいるはずです。 本当に欲しいのに、買いたくても買えない…って人も大勢います。 まさに、悪循環って感じです。 売り上げの大半は、版権所有者、関連企業、広告代理店など、様々な企業に流れて、制作現場に渡る時は、ほんの僅か… 一番苦労している、現場の人が報われていない気がします。 アニメーターは、1枚100円~200円程度で、絵を描かなくてはいけません。 制作会社のほとんどは、東京にあります。 月8万円~10万円の収入で、どうやって暮らすのって感じがします。 アニメーター志望者の話を聞くと、「親の援助なしでは、絶対無理っ!!」って言ってました。 アニメーターの収入や長時間な勤務時間などの過酷な労働内容… 才能があっても、生活が出来ないって理由で離職する人が多いみたいです。 離職率が9割を超えているらしいです。 アニメは、日本が世界に誇る文化だと言えます。 日本経済にも多大な影響を与えた作品も存在します。 そろそろ、国がバックアップしても良いのでは…?(国が動く訳ないか…) 過酷な労働内容のせいで、才能あるアニメーターが辞めていく現実が残念でなりません… テーマから、かなり話が逸れてしまいました。 いくら1期が良くても、続編がコケた例で言うと、最近では、「涼宮ハルヒの憂鬱」が代表だと思います。 後は、「鋼の錬金術師・FA」かなぁ… ハルヒは観ましたが、後者は、観る気もしない…って感じです。 やはり、続編を制作するにしても、前作の名前の恩恵を受けるのではなく、前作を超える様な意気込みで作ってほしいものです。 各制作会社さん、がんばってください。 追伸 君に届けの続編は、制作されるかどうかは判りませんが、あくまで、期待って事で…
お礼
補足回答どうもありがとうございます。 一枚100~200円ですか?安すぎます。 以前NHKで様々な職業を紹介する番組でアニメーターの回があり、その中で、新人アニメーターを養成するのに国が補助をするという事を言っていました。 私の知人でアニメーションを個人で制作してる人も国のバックアップが無いから今の、アニメーション業界が売れる萌え系アニメが主力に成らざるおえないと嘆いていました。
- tama80ji
- ベストアンサー率71% (2188/3068)
はじめまして。 昔は4クール(1年50~54話)が標準でした。人気があるとそれ以上継続。 何せTVアニメ勃興期にはスタッフもいないし、製作できるプロダクションも少なかったのでそれほど放映本数がなく、視聴率もおしなべて良かったから。 が、製作本数が増えて人気・不人気の差が激しくなると打ち切り、短縮との作品も出るようになりました。1年予定で始まったものが、視聴率が悪い、玩具が売れない理由で短縮の憂き目に遭いました(「機動戦士ガンダム」「伝説巨神イデオン」「宇宙戦士バルディオス」など)。 製作本数は増加の一途を辿り、時間帯が夕方からゴールデンタイムの時間帯から深夜帯・土日早朝帯に移動するにあたって、玩具会社やお菓子会社がスポンサーから外れ、代わりに出版社やレコード会社、ゲーム会社、パチンコ会社がスポンサーの主流となりました。 これらのスポンサーは雑誌・コミックス・文庫・CD・DVD・ゲーム媒体で売上を確保したいので、宣伝として次々と新作を提供するようになり、そのために2クール(半年23~26話)となり、更に1クール(3ヶ月10~14話)がメインとなりました。 短ければ失敗しても受けるダメージは少ないし、他の自社の製品(本やパッケージ製品)の宣伝機会も増えます。 またTV局側としても打ち切りになると、その後番組を翌週から準備せねばならないので、短ければそのリスクを回避できます。 不人気ならば続きは作らない、人気があれば続き(第二期・続編)を造る。その方がスポンサー側としては都合が良いからです。 但しこの方式のせいでアニメーターの技量不足、育成問題も露になりました(が、これは余談)。 かと言っても、人気があるから続編が製作されるかどうかは不確です。 製作するプロダクションは契約請負なので、そのシリーズが終われば仕事がない状況となります。それでは会社は成り立たないし、アニメーターも路頭に迷うので次々に仕事を入れます。 良い例が「涼宮ハルヒ」 大人気となり、続編要望も高かったのですが、製作の京都アニメーションのスケジュールの都合がつかず、延び延びに。原作の続編はストップするは、出来た続編で8回同じエピソードを繰り返すは、劇場版の前振りだったせいで、非難も少なくありません。 「ガンダムユニコーン」も当初は1年でTV放映の予定でしたが、スタッフ不足とTV局の枠が取れず今回のような、劇場・ネット配信・OVAの同時進行の形を採らざるを得ませんでした。 また「ネギま」や「みなみけ」「リリカルなのは」などは制作会社の固定、スタッフの固定ができず、それぞれエピソードで別会社となり、評価にもバラつきが出てしまいました。 主に第二期がある作品は最初から第二期の製作の契約がされている場合が多数です。分割するのはTV局の枠の関係と、制作会社の都合によるものです。 現在、TV放映のアニメは深刻なスタッフ不足に陥っています。 劇場版の急激な増加(昨年末から今年の夏まで20本以上!)で有能なスタッフがほとんど拘束状態。 外資による有能スタッフの拘束(「神曲」など)。 元より志望者が多く、比較的容易になれる仕事(絵が描ければOK!)ではありますが、生活苦で辞める人間も多いので、本当に使えるスタッフは製作人口の1割にも満たない業界です。 そこに製作ラッシュ(1週間に70本以上放映!)ですので、新米をいきなり原画に起用せざるを得なくなり、どこが作画崩壊を起こすかのチキンレース状態です。 スタッフロールで原画が20名、30名で更に第二原画まで20人以上、作画監督が二人に、作画監督補が4人以上なんて決して良い製作環境ではありません。 なので正確にはパッケージや原作が売れたから、必ずしも続編が製作されるとは限らないのが実情です。TV局や製作会社、スポンサーの都合もあります。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 続編云々とは別に、とても勉強になりました。 tama80jiさんは、こういう問題を真摯に考えているんですね。やっぱり他の方もおしゃってる様に、新人の技術不足が根っこの方の問題にあるんですね。
真・恋姫無双が上がってるのに?コラボしている方…一騎当千? http://www.mmv.co.jp/special/shinkoihime/ikkoi/index.html 一騎当千XX × 真・恋姫無双 4月より、4期スタート http://www.ikkitousen.com/ 一騎当千 XTREME XECUTOR
お礼
回答ありがとうございました。 4期はすごいですね。そんなに人気があったなんて・・。
- alfa155v6_
- ベストアンサー率16% (2/12)
今のこういった製作システムにも大きな欠点があるそうです それは、1年間放送するアニメを経験しないスタッフが増えてしまい 長期作品を作れる人材が枯渇しているそうです。逢坂浩司氏は キャラクターデザインを担当したVガンダムで4クールという長丁場を経験した時、最後の仕事日にこの1年で合計何人のデザインをしたか数えると365人のキャラクターを創造していたそうです、一日1キャラですよ・・この結果、自信と度胸がつきどんなアニメの仕事もこなせるようになったそうです・・・たかが1クールじゃないか・・という風に
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、製作者側にもそう言った問題があるんですね。
>みなさん、続編が決まるアニメにはどんな条件が必要だと思いますか? 原作が売れ続ける。 DVD等グッズ関係が笑いが止まらないくらい売れる。 深夜枠のアニメなんてそんなもんだ。
お礼
回答ありがとうございます。 DVD等のグッズが売れると言うのは最低条件ですね。
- potachie
- ベストアンサー率31% (1065/3387)
えらい昔の話になりますが、うる星やつら、らんま1/2は、視聴者がCDやビデオの売上げを支えて、テレビ局側が番組を終了させる機会を失って、長寿番組になりました。視聴率は低かったんですが、延長してもそれ以上下がらないことが分かってしまっていたので、それの後番組に責任を持てる企画を出せなかったんですね。 この反省から、人気番組でも初期の予定で一度、打ち切ってしまう、という習慣が定着したと思っています。 人気がありそうな番組と事前に分かっていると、2期までは予定を組んでいるということもあるようです。 1期のみのアニメの復活の要件はただひとつ。一定期間を過ぎた後に、そのアニメのDVD売上げが高いこと。これだけのはずです。 ようは、最初に見た視聴者の熱が冷めないことと、再放送などで新規の開拓ができることが分かっていることです。 視聴率を稼げる再放送というのは、テレビ局にとってとても使い勝手が良いので、その続編は作りたくなります。
お礼
回答ありがとうございます。 DVDが売れると言うのは最低条件ですね。 「君に届け」はその点、原作ファン・映画公開等、割合プラスの要素が多いと思います。 なるほど、昔そんな経緯があったんですね。
- mshr1962
- ベストアンサー率39% (7417/18945)
ファンレターでの続きの要望 DVD/BDやCD、書籍等のメディアミックスの売れ行き 現行で続編が決まってるアニメ 「けいおん!!」4月から2期放映開始 「おおきく振りかぶって~夏の大会編~」4月から2期放映開始 「真・恋姫†無双 ~乙女大乱~」4月から3期放映開始 「黒執事II」7月から2期放映予定 「戦国BASARA 弐」7月から2期放映予定 「セキレイ」2期2010年度放映予定 「ストライクウィッチーズ」2期2010年度放映予定
お礼
回答ありがとうございます。 そうですか、こんなに続編決定のアニメがあるなんて。 「君に届け」も希望ありそうですね
お礼
おぉ!「君に届け」続編期待大ですか。ありがとうございます。 リーマンショックは、アニメーション新作制作にも暗い影を落としているんですか、なんだかなぁって感じですね。口惜しいと言うか歯がゆいと言うか・。 やっぱり現場にいる方はそういったものをヒシヒシと感じているんですね。