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演技の上達方法とは?
- 演技の上達方法について悩んでいる人へのアドバイスや練習法をまとめました。
- 演技の上達には人の観察や発声練習、早口言葉、日舞などの稽古が効果的です。
- 個別のアドバイスや本の紹介は演技の先生に聞くことが重要です。自分自身で考えながら努力しましょう。
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質問者が選んだベストアンサー
はじめまして。 今、実際に舞台俳優をやっているものです。 実は僕も昔、同じ事で悩んでいました。 あまりに似すぎていてなんか親近感を覚えたので回答してみました。 まず、演技が表面的になってしまうとうのは、役のシチュエーションに入っていないからだと思うんですね。アイディアや頭で演じてしまっている。 頭で演じてしまうと、どうしても浅くなってしまったり、ぎこちなくなってしまうものです。 やはり、心で演じられるようになりたいですよね? では、そうするためにはどうするか。 練習法ですよね。 発声練習や早口言葉、日舞なども稽古しているということで、非常に頑張っていると思います。 ただ、それは演技以前の基礎訓練にすぎないんですよ。 多くの俳優達はそれこそが演技の基礎訓練だと思ってやっている人が多いですが、実は違うんです。 まずは、人前でも楽にいられる練習。 リラックスですよね。 それから想像したものが表に表れやすくなるような体作り、集中力の訓練がどうしても必要だと思います。 僕は実戦をたくさんやっていて、つくづくそれらは必要だと思います。 人の観察等も必要ですが、まずは、俳優としての演技訓練が必要だと思います。 その後に、役にどうアプローチしていくかを研究していくと良いと思います。 台本って、多くの人は、台本に書かれたことしか理解しようとしないし、そこだけを表現しようとしてしまうと思うんですが、実は違うんですよね? 台本に書かれたものは、役の長い人生の中の一部分でしかないわけです。 なので、劇が始まる前にもずっと人生は続いてきたはずですし、劇が終わった後も人生は続いていきます。 ですから、より演技に深みを与えたかったら、からだの訓練と共に、台本に書かれた役の人生は、台本に書かれる前はどんな人生でどんな思いですごしてきて、何が目的なのかをはっきりさせる事が非常に大切だと思います。 ただし、頭やアイディアにはならないで、心が動くレベルで深めていく事が大事です。 演技の本質の話になると本当に長くなってしまうので、 僕が今までで一番影響をうけたものを紹介します。 演技力向上プログラムというDVDがネットで売られていて買ったんですけど、それは本当によかったです。 演技に対する考え方が明確になって、海外の俳優達が実際に行っている演技訓練法を映像で知ることができます。 すごく良心的なDVDプログラムでしたのでオススメです。 【演技力向上プログラム】 http://butaijin.com/ あとは、本でいったら 「演技者へ」 「メソードへの道」 「メソード演技」 「演技エクササイズ306」 「俳優修業」 あたりの本が非常に勉強になると思います。 これらの本はすごく有名で、アマゾンとかで検索すると出てくるので調べてみると良いと思います。 今は昔と違って、いろいろな演技のDVDや本が出ているので、積極的に見たり読んだりすることで、演技に対する認識が高まって、自分は何をすれば良いのかが明確になっていきます。 是非頑張ってください。 楽しむことを忘れない事も大事ですよ。
- 参考URL:
- http://butaijin.com/
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- isoiso0423
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入門的なもので平田オリザさんの「演技と演出」や「演劇入門」なんかがいいんじゃないでしょうか? これです。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061497235/ref=s9_simh_gw_p14_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-1&pf_rd_r=1DPQ301NSJ5C3HFN72RC&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376736&pf_rd_i=489986 渋谷駅で友人を待っている人を演じてください。 と、こう言われたらpopbeeさんはどうしますか? 多くの方が、時計を見たり、やってくる姿が遠くに見えるんじゃないかと、背伸びして見せたりします。 でも渋谷駅に行くと、待ち合わせの人はたくさんいますけど、こんなことをしている方はいません。 こんなのも人間観察になると思います。 演劇だとスタニスラフスキーシステムか、リー・ストラスバーグのメソッド演技法をやると思うのですが、どちらも演じるべき人物を徹底的にリサーチして、どんな場面でどんな感情になるかを追体験し、その人物に成りきっていくという演技法です。 これがいちばんいいのかはちょっとわかりませんが、popbeeさんが演じてみたい人物がいると想定し、その人物はどこで生まれどんな風に過ごしてきたのか、親はどんな性格で兄弟や友人はどうだったかなど、台本にはけっして書かれていないことを、自分になりに作ってしまうと、より演じやすいと思います。 映画の例になりますけど、ロバート・デ・ニーロは自分が演じるべき登場人物の出生地へ行って、そこで数ヶ月暮らしてみるそうです。 そうすることで、子供の頃の風景や食べたもの、住んでいた町、などなど実際には存在しない人物を、自身で作り出してしまうそうです。 どこかの劇団の公演を見て、その際にパンフレットなどを手に入れて、演じられた人物がパンフレットという紙の上ではどう紹介されているか、で、実際の演じ手はどうだったか、など比べたりしてみるのも参考になると思います。その時に自分なりのキャラクター設定を考えてみるのも、いいかもしれません。 演劇のDVDはあまりないと思うので、有名女優の主演映画を見るのもいいかと思います。 たとえばメリル・ストリープなんかだと、作品毎の演じわけが際だってますし、ケイト・ブランシェットだと、メイクを含めあまりにもキャラクターが違っていて同一人物が演じているとは、ちょっとわからないような作品もあります。 演技は一朝一夕では身に付きませんので、しばし辛抱しながらつづけていくしかないと思いますよ。 頑張ってくださいな。
お礼
親切にいろいろ教えてくださりありがとうございました。 ホームページを見てみましたが、文章を見るだけでも凄く勉強になりました。 さっそく注文してみました。 ここで質問してみてよかったです。 ありがとうございました。 オススメの本も読んでみます!