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東京外国語大学とICUどちらに進学したらいいのか迷っています。
東京外国語大学フランス語とICUへの進学、どちらにしようか迷っています。 私は将来国連、NGO、JICAなどで働きたいと思っています。 その時に現場で必要なのは語学もでしょうが、技術をより必要とすると思います。 そのときに東京外大で言語を勉強しながら言語以外の教科もとって、大学3、4年生から深くほりさげ、大学院に進むことはいいなあと思います。 また、私はまだ専攻をきちんと決めれていない状態なので、ICUに入って、色々な分野を学び、実用的な英語を学んで、フランス語もきちんと勉強するのもいいと思います。 疑問なのは、 (1)東京外大で学ぶ言語以外の教科で大学院にすすむことはできるのか。 (すみません、大学院についてよく知らなくて、大学での専攻がどれくらい関与するのかわかりません。) (2)ICUでは専攻科目をどれくらいほりさげることができるのか。また、英語以外の言語の取得がこんなんではないか。 (3)語学をどこまで重視したらいいのか。 ということです。 どなたか答えてもらえるととても助かります。 よろしくお願いします。
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ICUに行くことをお薦めします。私のいとこがICUの卒業生です。知り合いにもICUの卒業生が数名います。 ICUはアメリカ型リベラルアーツ教育です。アメリカの大学と同じように、入学後に自由に専攻を選ぶことができます(私はアメリカに留学していましたので、この点はよく知っています)。この特徴は、とても重要です。日本の高校3年生でも、ある程度は自分の興味に基づいて学部・学科を決めていると思いますが、実際に大学の授業に出たことがなく、学問とは何かがまだ分かっていない状況で、自分にあった専攻を決めることは不可能に近いです。大学の教育・研究と大学受験のための勉強は全く異なるからです。アメリカの大学では、多くの学生が専攻を少なくとも一度は変更します。なぜなら、専攻の授業を実際に受講して初めて、その専攻が自分に合っているのかどうかがわかるからです。 大学入学後に専攻を選ぶということは、知的成長にとても重要なことです。学問とは何か、経済学とは何か、政治学とは何か、人類学とは何か、言語学とは何か、法学とは何か、国際関係学とは何か、などを入学後に深く考え、実際にその授業の入門コースを受講します。そして、自分の才能に合った学問は何か、自分はどの学問を通して世界を見たいのか、自分はどの学問を通して社会の問題を解決したいのかと悩むのです。この「悩む」ことが、人間としての成長にまた知的な成長にとても大切なのです。ICUの学生は、そういう意味でよく「悩んで」いると思います。 日本の普通の大学では、このプロセスが欠けているために、高校3年生の理解で学部・学科を決めてしまい、入学後その専攻を勉強し、多くの場合、自分に合っていないことに気付き、興味を失ってしまっていると想像します。結果として、自分の専攻の学問的位置づけがわからないまま、「自分が考えているのと違ったな」「大学は学問的にはつまらなかった」という感想を持って卒業していると思います。それはとても残念なことです。おそらく、ほとんどの学生が、入学時には大学での学問にとても期待し興奮していたと思うからです。 ICUで専門を深く掘り下げることができると思います。ICUの一つの専攻の授業リストをみて、他大学の学部・学科の授業リストと比べてみるといいと思います(もちろん、ICUでもどこでも、分野の強いところと、弱いところはあるとは思いますが)。それに、ICUでは少人数教育・対話を重要視した授業なので、教授や他の学生との交わりが多い授業になります。そういう意味での深さもあります。 私はICU卒ではありませんが、自分の子供が日本の大学に行くとしたら、ICUを選ぶことを薦めます。それ以外の大学だったら、アメリカの大学に行くように薦めると思います。
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- KHWB
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まず第一に。 大学の語学は、あなたの考えている語学ではありません。 大学の語学は、この世界に隠されている真理を、言語を通じて「研究」するものです。 ですので、あなたが考えるように、語学を「勉強」なさりたいのであれば、外大でもICUでもなく、フリーターになって駅前留学なされるのが一番です。 …実は、私自身この点について混同していて、大学に入ってからとても痛い目をみました。 続いて、質問への回答をします。 (1)東京外大で学ぶ言語以外の教科で大学院にすすむことはできるのか。 大学院は基本的に、大学への出願と同じで、どこでも進学することができるはずです。もちろん、卒業論文やゼミの内容等に実質的には縛られることになりますが。ですので、大学の専攻と全く関係のない院に進むのは難しいかもしれませんが、建前上は可能なはずです。 (2)ICUでは専攻科目をどれくらいほりさげることができるのか。また、英語以外の言語の取得がこんなんではないか。 掘り下げようとすれば、「時間さえあれば」ICUでもいくらでも掘り下げられます。ICUに問題があるとすれば、圧倒的に時間が足りないことでしょう。 時間が足りないとはどういうことかと申しますと、ICUは出席に非常に厳しい大学です。一学期に三回休んだらEになる、とはELPの最初の授業でいわれます。 ですので、早稲田のように70%も出席していれば上々、という大学でなければ、自分がやりたいこと=必ずしも単位にはならないことを、他人よりも深く掘り下げるのは、おそらく、難しいことでしょう。 英語以外の言語の習得に関しても同様で、語学の習得には恐ろしいほど時間とお金がかかります。ICUでは、まず無理だと思って差し支えないでしょう。 ただし。じゃあ時間があれば一生懸命やるか、というと、ほとんどの人はやりません。大学受験というのは離乳食のようなもので、勝手に口に運ばれてきます。大学はそうではありません。大抵の人は、時間があればあっただけ怠けます。ですから、強制的に何らかのことを学ばざるを得ないという点では、ICUは非常に優れています。 (3)語学をどこまで重視したらいいのか。 あなたが帰国でなければ、恐ろしいほど時間とお金をかけたとしても、帰国より言葉ができるようになる確率はまあ、10%以下でしょう。帰国ならなんの心配もありません。(意地悪な言い方をわざとすれば)大学生活を通して、英語の勉強以外に何も新しい価値観を見つけられない学生、というのは本当に一握りですから。 ですので、あなたの言う「語学」ではとても太刀打ちできません。技術は真理にも似て、どんな母語や境遇、時代であっても同じ働きを示すものですから、できることなら特殊な技術(農耕、医学、建築、教育等)を身につけることを重視すべきでしょう。 とりあえず、以下のサイト、文献が参考になるかと思います。 「国連フォーラム」 http://www.unforum.org/unstaff/top.html ドリームじいちゃん―世界平和の夢を追いつづけて ちなみに、JICAやNGOなら学部卒でも全然入れます。NGOは別の意味で難しいとは思いますが。
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詳しくありがとうございます。 東京外大ではフランス語をまず徹底的に入れることから始まるみたいで、それと並行して地域研究を行うようです。 ICUでは第二言語としてとることができます。 だから研究の対象だけではないと思います。 あと掘り下げるというのは、すみません、日本語がへたくそでした。 どの程度まで学べるのかなと思ったんです。 でもKHWBさんの文章で、大学は自主的に学習するところだなと改めて思ったので、どこに行っても結局は自分次第なのでしょうね。 高校レベルの学習とは違うということを念頭においていませんでした。 国連のアドレスも貼っていただいてありがとうございました。
http://www.tufs.ac.jp/education/pg/index.html あなたの調査不足でしょうね。上記で東京外語大の大学院のことがおおよそ分るはずです。 大学院はよその大学院でも構わないdすよ。また、大学院の専攻が学部と異なっても、要するにその専攻分野が要求する試験に合格すれば良いだけです。 ICUで何を学ぶ積りですか? 語学、語学と言われていますが、実際に要求されるのは”人”です。いくら外国語が出来ても、人間としての質が低ければ、例え、道路工事現場でも”使ってくれませんよ”。 >>(2)ICUでは専攻科目をどれくらいほりさげることができるのか。また、英語以外の言語の取得がこんなんではないか。<< ちゃんと、シラバスや講義一覧などを調べましたか? ぶちまけて言えば、東京外語のフランス語専攻でも、フランス語を習得できるか?と言われれば、答えは ”習得、マスター、は困難でしょう。”フランス人の程度までは”不可能でしょう。学部だけでは。”
補足
否定的なご意見ありがとうございます。 私は東京外語の大学院に進学するつもりはありません。 人間としての質というのはどういう意味でしょうか? 疑問に思って投稿した質問に対して「あなたは何もしらない」というような態度で返事を出す、あなたの方が人間的な質は低いと思うのですが。 調べてわからなかったから質問しているんです。 あなたの返事は答えになってませんし、文句を言うだけであれば回答しないでください。 読んでいて非常に不快でした。
補足
ICUのいいところをたくさん書いていただいてありがとうございました! 結局ICUに進学することに決めました^^ 外大で学びたいことはICUで学べると思ったし、フランス語は語学学校に通おうと思います。 回答ありがとうございました!