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日本国債について

日本国債について 国債をなかったことにする。銀行や個人がもっている国債はそのぶんの現金をかわりに供給する。 としたらどんな問題が起きるのでしょうか? 信用云々以外の論点からどんな問題が起きるのでしょうか??? (日銀が特別に紙幣を大量に刷ってタダで国債の代わりに紙幣を銀行に渡すことをした場合です。) 超愚問でしたらすみません。

みんなの回答

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.3

 日銀が国債の代わりに銀行にお金を渡す(=日銀が国債を買い上げる)ことを『買いオペレーション』と言って、普通に行われています。  この買いオペレーションを強制的に銀行などが持っている全ての国債を対象に行った場合、最初に大銀行以下の金融機関がばたばたと倒産するでしょう。  銀行は、日本銀行に口座を持っており、その口座の預金を現金化できます。(我々の銀行預金と同じです。)  ですから、銀行が持っている国債を日銀が買い上げるとその金額だけ、銀行の口座の預金額が増えます。  現在、銀行は一般から集めた預金を、儲かる事業をやっている会社に投資したいのですが、そのような会社がとても少ないので、仕方なく日本国債を買ってその利子で、一般預金者への利子を支払っています。  なぜなら、日本国債にはそこそこの利子がついているからです。  銀行が日銀の口座に預けているお金にはほとんど利子がつきません。  つまり、国債が全部現金やそれに準じた日銀への預金になってしまうと、銀行に入る「利子収入」が大幅に減ってしまい、銀行の収入が激減してしまいます。(=お金を貸して金利を払ってくれる健全な会社がたくさんあれば、もともと国債など買わずにお金を貸しています。)  金融システムというのは、徐々に変化する限りは自律システムが働いて、うまく動いていきますが、何かを意図的に急激に動かすと、変調を来たします。  国債の増加も減少も、急激であれば経済システムをおかしくします。   尚、日銀の金庫の中には、印刷済みの紙幣が大量に眠っています。また、クレジット社会ですし、高額取引はほぼ100%口座取引で行われますから、特に印刷する必要はありません。  国債を全て現金化するというのは、ある程度利子の高い国債という長期債券の口座金額を、利子の付かない当座預金に付け替えることを意味します。

tokyo20
質問者

お礼

丁寧なご説明どうもありがとうございます。 銀行の利子収入ってそんなに大事なんですね・・ 銀行が国債なんて買うのをやめて、何かほかの方法を探ることをしようとはしないのでしょうか・・ お金を借りる企業や人が減っているからといって、 利子収入のためだけに国債を買い続けるという銀行のスタンスは無意味にさえ感じられてしまうのですが。 今後の行く末が気になります><

  • akik
  • ベストアンサー率33% (93/277)
回答No.2

発行済みの日本国債全部をそうすると、日本円と日本政府への 信認がなくなります。信認がなくなると、ハイパーインフレ (20パーセント以上のインフレ)が発生する可能性があり、 日本円の価値が下落することになる。デフレスパイラルの逆で、 ハイパーインフレのスパイラルが発生します。 発行済みの日本国債の5パーセントから10パーセントぐらい の規模を行ったら、ひょっとしたらデフレからの脱却になる かもしれないです。通貨の流通量が増加するからです。現在の デフレは通貨の流通量が減少していることによって発生して います。 デフレ退治に何が出来るのか。そのような観点から考えれば、 決して愚問ではありません。

tokyo20
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 やはり円への信頼が揺らぐことは避けられず、ハイパーインフレが起きてしまうのですね。。 発行済国債の一部を現金化するという方法も興味深いですね。 今後の日本経済がリアルに心配で、 一国民なりにどうにかしてほしい、どうにかしたいと強く思います・・

  • kouta77
  • ベストアンサー率20% (185/896)
回答No.1

インフレが起こる。 2度と借金できなくなって、予算が大幅減になる。 税金が跳ね上がる。 こんな感じですかね。