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商用と発電機の同時受電
6600V受電設備について教えてください 商用の6600V受電のほか、停電時にそなえて発電機があります 商用停電時には自動で発電機に切り替わります この両者は遮断機にインターロックがかかっていて同時受電となる ことが回避されていますが、万一同時受電となってしまった場合 どのような症状になるでしょうか? よろしくお願いいたします
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- ooi_ocha
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回路にインターロックが仕掛けてあると言うことは、そもそも 並列してはならないと言うことです。当然発電機と商用電源との 同期が取られていないでしょうから、接続の瞬間、発電機が 跳ねられ、回転子が空の彼方に飛んで言ってしまったり、工場 周辺を練り歩いたりと大惨事になることもあるでしょうし、真逆 の位相で接続となってしまった場合、商用と短絡ですから、発電機 は焼損、土手っ腹に大きな穴が開いてしまうかもしれません。 自分は中間変電所のキュービクルの3相短絡事故を見ていますが、 キュービクルの側面に直径50cmくらいの穴が開いてましたし、Trの 2次側端子は溶けてなくなっていました。また、碍子は溶けてガラス 上に固まっていました。とにかく商用側のパワーは凄いですから 短絡となったらもの凄いことになりますよ。
- aribo
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非常に幸運ならそのまま両方の電源が接続され、電力側電源に同期します。普通はどこかの過電流継電器が動作してCB遮断+エンジンストップ です。運が悪ければエンジンと発電機の間のシャーピンが切れます。最悪はエンジンが壊れてシャフトが折れます。同時受電の瞬間の位相と発電機の容量の問題でどれになるかわかりません。いずれにしても電力会社との契約違反です。
- watch-lot
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潮流が自家発電機から配電線へと流れることになります。 事故点が他にある場合は、発電機が故障電流を負担しなければならないし、事故点が無くても配電線の負荷を一気に負うことになり、トリップするはずです。 それでなくても感電事故等不測の事故や電力会社の変電所まで逆充電を起こす恐れがあります。 ステップアップと呼んでいますが、このような事態にならぬようにしなければなりません。電力供給約款にも取り決めがあるはず。 電気主任技術者の責任は重いです。
お礼
明確なご回答ありがとうございました。 とても参考になりました。