- ベストアンサー
画質レートの質問です。
画質レートの質問です。 録画した、WOWOWの音楽番組のライブの映像をDVDにダビングしたいと思っているのですが、画質レート、4,6Mbpsで、1枚のDVDに入れた物と、8Mbpsか9.2Mbpsで、2枚に60分づつ入れた物とは、その映像は見た感じだいぶ、違うものですか? また、市販の120分のDVDというのは、アナログ放送のような画質と思えばいいのでしょうか? 地デシやBS放送を見るようになってくると市販のDVDが、綺麗に思えなくなってきているのですが、 いまだにDVDを使っているため、変な質問ですいません。宜しくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
はじめまして。 20~32インチ程度の場合や、ブラウン管の場合はそれほど大差はありません。4.6Mbpsだとちょっとザラつくかな程度の差です。 ところが大画面になればなるほど、40インチオーバーだと露骨に判ります。 4.6Mbps程度の場合大画面になると、暗部にブロックノイズが散見されますし、輪郭付近のモスキートノイズも結構目立ちます。これがザラつきの要因だと見て判ります。 これが8Mbps以上になると、暗部のブロックノイズやモスキートノイズは減ります。 解像度は同じ720×480でも、画像の安定性は結構格差があります。 もちろん大画面でのDVD視聴はそれだけでボケボケですけど。 地デジは1440×1080。BSデジタルは1980×1080ですので、DVDとは解像度自体も異なります。 しかもTVの方がデジタル放送の解像度に適応させているので、どうしてもDVDは拡大(一種のデジタルズーム)せざるを得ないために、余計にボケボケでノイズが目立つこととなります。 まぁ、DVD自体がアナログ時代のS-VHSやLDレベルの画質を維持したまま、12cmサイズのディスクに収める規格なので、これはフォーマットの限界です。 市販の120分のDVDとは、プレス製品(及びレンタル製品)のことでしょうか? これらは大抵2層ディスクでの収録です。7~9Mbps程度で収録しているので、レコーダーのXP(8~9.2Mbps)相当の画質です。 同じプレス製品でも1層ディスクでコストダウンしているようなもの(デアゴ××ーニのどっちが付録なんだか判らないものや、廉価版のDVDは)4~6Mbps程度で収録しているので、レコーダーのSP(4~5Mbps)相当の画質になります。 もちろんアナログ放送をレコーダーのそのモードで収録するよりは、各種ノイズまで記録することもないのでキレイはキレイです。
その他の回答 (1)
- tama80ji
- ベストアンサー率71% (2188/3068)
No.1です。 AVCRECやHDRECは、HD(ハイビジョン)映像をH264/AVCハイプロファイルと言う従来DVDに使用されたMPEG2PS、BDのDRモードやHD放送のMPEG2TSと言う圧縮形式とは全く別の方式で記録するために、従来のDVD機器との互換性は全くありません。単にメディアが記録型DVDなだけです。 本来HDはBDに記録するべきなのですが、記録型BDの単価がまだ高価であることから派生した一種の繋ぎ規格です。 CD-R/RWから記録型DVDへの移行、ビデオCDのMPEG1からMPEG2への移行時にやはり同じようにCD-R/RWにMPEG2の映像音声を収めるminiDVDやSVCDと言う方式が一時的に提供されたことはありました。が、現在再生に対応している機器はほとんどありません。 これとほぼ同じです。 AVCRECはビデオカメラのAVCHDを改良してパナソニックの独自規格でスタートし、それでも現時点では三菱製のHDD・BDレコーダーが記録・再生に対応(東芝製の新HDD・BDレコーダーも三菱のOEMなので対応)。ビクターのHDD・BDレコーダーが再生のみ対応。パイオニアの最新のBDプレイヤーが再生のみ対応。PCはまずNECが対応を、昨年夏から富士通も対応。再生ソフトもPowerDVDやWinDVDの最新バージョンは対応しています。 対してHDRECはDVDフォーラムで策定されたDVDにHDを収録する規格を改良して東芝が策定した規格です。が、再生環境は東芝製のHDRECに対応したものに限定され、同じ東芝製のHDD・DVDレコーダーやHDD・BDレコーダーでも再生不能なものもあります。 同じH264/AVCと言う圧縮記録方式を採用していながらも、この両者には全く互換性はありません。もちろんビデオカメラのAVCHDとも互換性はありません。 廉価にHDを収録できる点が利点ですが、再生環境の面では両者とも従来DVDよりも劣ります。 また非対応の古い機器にこのディスクを挿入すると、ドライブ自体を壊す可能性があることはメーカーも認めていますので要注意です。 AVCモードで標準とされているモードで約8Mbpsですので、記録型DVDに収録できるのは約1時間程度となります。従ってより長時間収録しようとするならば、これ以下のモードで収録する必要があります。 H264/AVCはMPEG2よりも新しい技術なので、MPEG2よりはビットレートが低くても破綻が少ないのですが(DVDのVBR4Mbps程度の画質ならば、H264/AVCでは2Mbps程度。容量も半分以下に抑えられます)、同じMPEG系の15フレーム相関による圧縮形式なので、どうしても暗部や光の明滅、激しい動きに弱いとの瑕疵までは解消されていません。当然ビットレートを下げれば下げるほどこの破綻は顕著になります。 もちろんメーカー側でも既知の事実なのでノイズリダクションや圧縮効率の改善で日々改良してはいます。 1層DVD-R2枚組とDVD-RDLとの差は画質的にはありませんが、使い勝手でディスクを入れ替える作業が不要になる点で利点はあります。但し互換性の面では2層は1層に劣ります。 特に2007年以前の製品ではDVD-R(DL)へのVRモード記録と言う規格が存在しなかったために、非対応です。 VIDEOモードならば再生専用の2層ディスクはDVD初期から存在していたので、とりあえず再生は可能なのですが、古い機器はピックアップが劣化している場合が多いので、レイヤー0(1層目)は再生できるけど、レイヤー1(2層目)を再生出来ない、レイヤーの切替で静止画となる、しばしば画面が静止するなどの不具合も発生します。 これらはDVDが再生専用の規格からスタートし、継ぎ足し継ぎ足しで規格を拡張したための弊害です。 BDはCDやDVDの規格拡張の結果互換性に難点が生じた欠点を反省し、記録機からスタートし、拡張がしやすいようにしています。
お礼
今回も、大変分かりやすい、ご回答有難うございます。 質問の件に関しては、いずれも、BDの良さを絶対だと認めつつも、DVDの出来る限りのことを開発?したような感じのように思えます。 やっぱり、ディスクに残すとなると、画質レートとかを考えなくていいから、BDは素晴らしいですね。 でも、残したいと思うことも、頻繁にないですけど。 今回の最初の質問に関しましては、2層ディスクに入れてみます。有難うございました。
お礼
大変、分かりやすいご回答有難うございます。 繋いでいるテレビは、47インチなので、その差は、歴然ですね。 以前は、32インチのブラウン管テレビだったのですが、47インチのテレビを買ったとき、単純にDVDが綺麗に観れると思っていたのに、変わらないというか、それ以下だったので、がっかりしたんですが、その原因が良く理解できました。 持っているDVDは、大抵、2層ディスクと記載してありますが、これで、この程度なので、本当にDVDの限界なんだということなんでしょうね。 でも、AVCRECや、HDRECのダビングが、出来るDVDレコーダーはありますが、あれは、いい物なのでしょうか?出来ればお聞かせ下さい。 それから、2枚に60分づつでダビングするのと、2層ディスクに1枚にダビングしたものとの違いはあまりないでしょうか?その点も、お聞かせ下さい。宜しくお願いします。