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薬の効能とその違いについて.

薬の効能とその違いについて. ロルカム錠とセラピエース錠とロブ錠との違いはなんですか?鎮痛剤としては共通のようなのですが。 各々はどのような病況に対してのお薬なのでしょうか?御教示いただければ、大変有難いのですが。

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回答No.2

こんにちは。 適応症などはNo.1の方が回答してくださっている通りですが、 各薬剤の現場での使い分けを簡単にご紹介します。 まず、この3つの薬剤の中で最も一般的で繁用されているのは、圧倒的にロブ錠です。 といっても、No.1さんも書いてくださっている通り、ロブはロキソニンという薬のジェネリック薬品ですので、私が言うもっとも繁用されているというのは、ロキソニンがという意味です。 ロキソニンは効果と副作用のバランスが良く、ちょっとした喉痛や頭痛から骨折の痛みなど、 けっこう何にでも使われます。 続いてロルカム錠ですが、これもおっしゃる通り鎮痛剤という意味ではロキソニンと同じで、 効果を発揮するメカニズムもロキソニンと同じです。 鎮痛効果はロキソニンよりも強いという報告もありますが、 No.1さんの適応のところを見ていただくとわかるとおり、ロルカムは風邪などの喉痛や頭痛には適応がありません。 また、ロキソニンは解熱作用もあるのに対しロルカムにはそれがないため、 「風邪で頭が痛くて、喉も痛くて、ついでに熱もあって・・・」という人にロキソニンは使えてもロルカムは使えません。 そういう意味でもロキソニンが繁用されます。 結果、たくさんの人に使われる=医師も使い慣れているし実績もある、ということで他の症状でもロキソニンが使われることが多くなります。 もちろん、整形外科のDrなどは鎮痛剤も使い分ける方もおられます。 最後にセラピエースについてですが、これも同じくペントイルという薬のジェネリック薬品ですが、 こちらは正直現場ではほとんど見かけません。 前述の2薬品と比較すると、鎮痛効果を発揮するメカニズムも違いますし、 ロルカムと同様に適応症が限られており、解熱作用もありません。 また、発売されたのが25年以上前の薬剤ですので、 おそらく最近ではあまり使われていないのではないでしょうか。 以上、ご参考になれば。

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  • ktyln
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回答No.1

■ロルカム 薬効分類名:非ステロイド性消炎・鎮痛剤 成分:ロルノキシカム 効能又は効果: ○下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛  関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎 ○手術後、外傷後及び抜歯後の消炎・鎮痛 ■セラピエース(ジェネリック/先発品ベントイル) 薬効分類名:非酸性消炎・鎮痛剤 成分:エモルファゾン 効能又は効果: ○下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛 腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、変形性関節症、会陰裂傷 ○手術後並びに外傷後の消炎・鎮痛 ■ロブ(ジェネリック/先発品ロキソニン) 薬効分類名:鎮痛・抗炎症・解熱剤 成分:ロキソプロフェンナトリウム水和物 効能又は効果: 1. 下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛   関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛 2. 手術後、外傷後並びに抜歯後の鎮痛・消炎 3. 下記疾患の解熱・鎮痛   急性上気道炎 (急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む) 以上、各薬剤の添付文書より抜粋。

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